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2児の母「体の調子が悪かったら早く病院に行って!」鼻の不調を放置した結果、まさかの鼻腔がん宣告を受けた闘病のリアル【作者に聞く】

  • 2026.5.26
『鼻腔ガンになった話』 やよいかめ
『鼻腔ガンになった話』 やよいかめ

主婦のやよいかめさんが自身の闘病体験を描いたコミックエッセイ『鼻腔ガンになった話』。本作に込めた思いや執筆のきっかけ、闘病を通して感じたことを紹介する。

※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

がん宣告と執筆への決意

やよいかめ
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夫と子ども2人の4人家族であるやよいかめさんは、鼻の不調から精密検査を受け、まさかのがん宣告を受ける。鼻腔がんは部位が繊細なため進行状況によっては眼球を摘出するおそれもある病気だ。突然の事態に焦りながらも、家族で事実を受け入れ、前向きに闘病する姿が描かれている。

執筆のきっかけは闘病後の心境の変化だった。芸術大学を卒業して作家を目指していたが、育児や夫の転勤を理由に活動を先延ばしにしていた。しかし治療を終え、「いつ死ぬかわからないのだから、もっと好きなことをやろう」と決意する。デジタル作画を学び、「せっかく描くなら誰かの役に立ちたい」と模索するなかで、自身の経験が検診に行く人を増やし、親を亡くす子どもを減らすことにつながるのではないかと考えた。

治療の不安と早期発見の重要性

入院中、最も不安だったのは治療のことだ。「がんが進行してしまうことが一番怖く、抗がん剤や放射線は本当に効果があるのかと思い悩んだ」と振り返る。ネットの否定的な記事を見て不安を感じたが、結果的に効果を発揮して腫瘍が小さくなり安堵したという。リアルな心理描写は、主治医からも「医療関係者も読んで参考にしてほしい」と絶賛されている。

体験を通してとくに伝えたいのは早期発見の重要性だ。「体の調子が悪かったら我慢せず、できるだけ検診に行ってほしい」と強く訴える。入院中は患者同士でも、もう少し早く病院に行けばよかったと話し合っていたという。

現在は副作用が軽くなるなど治療法も進化している。「むやみに恐れず、気がかりなことがあればすぐ病院へ行ってほしい」と語る。本作はがんの擬人化や家族との触れ合いを交え、わかりやすく描かれている。誰もが当事者になる可能性がある現代において、多くの人の参考になるはずだ。

取材協力:やよいかめ

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