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森林浴のような香りと美容成分|自然を感じる「森林浴スキンケア&ボディケア」9選

  • 2026.5.25
撮影=佐分利尚規(トライバル)

森の恵みを美容成分と香りで享受できる、いま注目のスキンケア&ボディケアアイテムをご紹介します。

お話を伺ったのは…

⻄脇⽂美さん(「バウム」ブランドディレクター)
にしわきあやみ●外資系投資銀⾏を経て、「⽇本ロレアル」のマーケティング職に従事。2016年「資⽣堂」に入社し、“樹木との共生”をテーマに掲げる 「バウム」の立ち上げに参画する。“生命と循環”を象徴する森林の魅力を伝えるべく、日々努力を重ねている。

樹木由来の成分のスキンケア効果に注目。私たちに寄り添う香りも魅力

「自然と隔絶した現代の都市生活のほうが、じつは人類にとって非常事態。近年森林の香りがブームですが、その背景には樹木の香気成分がもたらす落ち着きや、生活の余白を取り戻したいという心理があるのではないでしょうか」と話すのは、森林浴に着想を得たブランド「バウム」を手掛ける⻄脇⽂美さん。香気成分の効果に加えて、西脇さんが注目したのは、“長い寿命を維持する樹木の生命力”でした。「数百年も生き延びて厳しい外部環境から身を守り、たくましく成長する樹木の秘密に迫るべく、ヒノキに焦点を当ててその成分の科学的な検証に取り組みました」

その結果、研究ではヒノキの枝や葉を蒸留したヒノキ水はヒアルロン酸生成を促す働きがあること。精油に角層バリア機能をサポートする働きがあることが判明したといいます。「そんな樹木の恵みを、化粧品を通じて届けたい──。スキンケアは毎日誰もが行う習慣です。だからこそ、そこで触れる製品に森の力を添えることは、日常の一部に森林浴を組み込むようなことではないかと考えています。さらにスキンケアで“肌に触れて自分の感覚を取り戻すこと”も現代人にとっては非常に大切ではないでしょうか」

森林浴スキンケア

毎日のスキンケアで、樹木由来の美容成分を肌に届ける
撮影=佐分利尚規(トライバル)

1. 深いうるおいと“雨上がりの森”を想起させる香りで肌を包み込むマスクです。香りに能登ヒバの精油を用い、シートには能登産の酒粕超濃縮エキスとコメヌカエキスを配合。 肌をケアしながら、まるで能登の森を散策するような解放感溢れる気分へと誘います。

ライスエッセンスグロウマスク[1枚入]660円(ナイア)

2. 睡眠と肌の関係を見つめて誕生したクリームは、キーアロマにシダーウッドを採用しています。サンダルウッドやラベンダーなどと調和した香りで気持ちまでもがほぐれるようです。濃密なテクスチャーがとろけて、乾燥した肌をひと晩中守ってくれるでしょう。

フィトスリーピングクリーム[30g]11,000円(アスレティア)

3. 林業が盛んな北海道下川町で誕生した、トドマツの蒸留水100パーセントのスキンウォーター。シュッとひと吹きすると、年を重ねた大木のような落ち着いた香りがふんわりと肌を包みます。豊かなうるおいと樹木由来の成分が、肌を穏やかに整えてくれるでしょう。

北海道モミウォーター[100ml]1,980円(フプの森)

4. 富士山麓に自生するクロモジは、柑橘香をもつのが特徴です。そんなクロモジの精油と富士山麓の植物の恵みを融合した美容オイル。爽やかさとスパイシーさを併せもつ芳醇な香りとともに肌にそっと寄り添い、保湿ケアや洗顔直後に使う美容液として活躍します。

クロモジフェイシャルオイル 001[20ml]5,800円(ノイ)

5. ヒノキの貯水力と外的ダメージへの防御力に注目し、「ひのき水」と「ひのきオイル」を配合した2層式の美容液。肌にすっと馴染み、艶やかな質感へと導きます。樹木とほんのりとした甘さの調和した洗練された香りが、老若男女を問わず支持されています。

モイスチャライジング オイル n[60ml]8,800円(バウム)

森林浴ボディケア

森林の息吹で全身を包み込み、呼吸が深まるような体験を
撮影=佐分利尚規(トライバル)

1. 濃密なハンドソープは、泡立てている最中からヒノキがふわりと香り立ちます。香りは高野山の麓に広がる森に囲まれた寺院が有するヒノキに着想を得たもの。手を洗うたびにヒノキの香りが漂い、ぬくもりのある残り香へ。なめらかで美しい手先が叶います。

ハンド ソープ ヒノキ[250ml]4,070円(ル ラボ)

2. 英国の豊かな森林の風景にインスパイアされたボディソープ。花々の甘みと、パチュリ、サンダルウッドなどの樹木が奏でる、華やぎと落ち着きを両立した香りです。アロエベラを配合した、穏やかな洗い心地も魅力。大切な人へのギフトにも喜ばれるでしょう。

ウッドランドモス ボディウォッシュ[250ml]6,600円(バンフォード)

3. 北海道釧路のモミを中心に青森県のヒバ、奈良県吉野のヒノキなどが重なり合う“静かな森の香り”が印象的なヘアケアです。シャンプーには白樺樹液を配合し、頭皮を清潔な状態へ導きます。トリートメントは北海道産のヒマワリオイルで髪をしなやかに保ちます。

〈右から〉モミと白樺のやすらぎシャンプー 同 トリートメント[各400ml]各2,805円(ともにナチュラルアイランド)

4 バスタブに溶かすと、浴室中が洗練された森の香りで満たされます。南オーストラリアの天日塩をベースに、飛驒の森のヒノキをはじめ、ヒバ、ラベンダーなど7種類の天然精油をブレンド。お湯に身を委ねて深呼吸すれば、一日の終わりにリフレッシュできそうです。

ウッド バスソルト[400g]4,840円(シロ)

撮影=佐分利尚規(トライバル) 取材・文=宇野ナミコ 編集=松永裕美 佐藤 彩(ともに婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年6月号より

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