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真っすぐ飛ばしたなら試してみて!加速力もミート率もアップさせるコツは?

  • 2026.5.23

近ごろはプロ仕様モデルでも、一般アマチュアが使いこなせるドライバーが増えた。寛容性が上がりやさしくなったことを活かしつつ「プロのような直進性の高い強弾道で飛ばしたい!」と思ったはずが、うまくいかないゴルファーはこのレッスンが必読!

クラブ性能を引き出すスイングのポイントを、道具の正しい使い方から上達させるレッスンに定評がある田渕信行コーチが指南する。

「回し返し」のポジションを知ろう!

真っすぐ飛ばしたなら試してみて!加速力もミート率もアップさせるコツは?
「回し返し」のポジションCHECK①クラブを持たずにアドレスをとる②両手を胸の前でクロスする③頭と下半身を固定して上半身を右に回ず④無理なく右に回しきった位置で両腕を伸ばす=ここが「回し返し」のポジション

”クラブを円運動で動かす”切り返しをマスターする。そのファーストステップとして「回し返し」のポジションを見つけてください。「回し返し」とはクラブを振り上げるために体を回した際に、自身の可能な可動域や旋回量を超えない位置で切り返すこと。それ以上、大きく振り上げようとすると両ヒジが体から外れてしまいます。

とくに、セミアスリート系のドライバーを打ちこなすために、スピードとパワーを上げようとしてオーバースイングになるケースは多いです。「回し返し」のポジションとタイミングで切り返すスイングで打ってください。

「コンパクトすぎる」ではない!

真っすぐ飛ばしたなら試してみて!加速力もミート率もアップさせるコツは?
クラブなしだとこの位置でしたが(左写真)クラブを持って振ればここまで上がります(右写真)

④の位置では「トップがコンパクトすぎない?」と思うが「回し返しのポジションは、ヒジが外れないように注意してほしい大きさで、実際にクラブを持って振り上げたときはクラブの重さや遠心力によってヘッドも手元ももっと高く上がっていきます。クラブの動きを邪魔したり、制御しすぎないことも大切なのです」(田渕)

"円運動”は「手首の前」でも行なう!

円の切り返しは、スイングプレーン上で描くだけでなく”手首”も回して行ないます。この手首の円運動は「手首の周り」ではなく「手首の前」というのが最大のポイント。

手首の回りでクラブをグルグルと回す(右回転)と、クラブもフェースもムダに大きく動き、その動きも不規則になってしまう(×)。手首の前で回すとヒジから先が回旋するので、フェースの開閉は適量、スイングの最下点が安定する効果もあります(○)。

スクエアなフェース向きを維持した、体の回転に沿ったヘッドターンが行なわれ、スイングの最下点も安定する

イメージとしては”大縄回し”が超有効!

真っすぐ飛ばしたなら試してみて!加速力もミート率もアップさせるコツは?
大縄回しのイメージで切り返してください!

「手首の前で回す」は“イメージとして”のみではなく、実際に取り入れてほしい切り返しでの円運動ですが、うまくできない人は”大縄回し"をイメージしてください。私のスクールでは必ず生徒さんに体験してもらうドリルですが、大縄は手首の周りや体の近くで回そうとすると強い力が必要、縄の軌道も安定しません。

一方、手首の前で回せば縄にしっかりと遠心力が伝わり、スムーズに速く回せる。縄が描く軌道や地面にタッチする縄の最下点も一定になる。ゴルフに置き換えると正確性と再現性を高め、飛距離も伸びるスイングになります。

大縄を勢いよく規則的に回す動きは、スイングの軌道、最下点の安定、遠心力を引き出すなど、クラブの正しい使い方にも通じる。飛距離も方向性も悪くなるクラブが止まってしまう動きもなくなり振り切りもよくなるので、大縄が背中に巻きつくような振り切ったフィニッシュもとれる(下)

手首の周りで回すと、大縄の円弧が乱れでしまう。縄が地面にタッチする位置もバラつくだけでなく、タッチしないときもあり、これがゴルフスイングだとするとエラーが多々生じる振り方になってしまう。振り切ったフィニッシュも作りにくい(下)

いかがでしたか? 回し返しをマスターしましょう。

レッスン・試打解説=田渕信行
●たぶち・のぶゆき/1982年生まれ。地元大阪でレッスン活動を開始し、2018年に上京。森守洋プロコーチのもとでゴルフの原理原則を学び、今年6月に浅草ゴルフスタジオ(東京都墨田区)をオープン。ヘッドコーチを務める。

写真=竹田誉之、田中宏幸
協力=浅草ゴルフスタジオ

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