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【35年の歴史に幕】地球133周分を旅したクルーズ船「にっぽん丸」が最後の航海を終えて帰港。船旅は新時代へ!

  • 2026.5.19

1990年の就航以来、およそ60万人が乗船。地球133周分にも相当する533万キロを旅した豪華客船「にっぽん丸」が、去る5月10日(日)横浜港に帰港しました。横浜・大さん橋の国際客船ターミナルには7000人にも及ぶファンが集結。港は「おかえりなさい」「ありがとう」のあたたかい声と拍手に包まれました。

初代にっぽん丸が航行を始めたのは1972年のこと。当時の日本は高度経済成長期。海外旅行が徐々に身近になってきた時代に、レジャークルーズ船の先駆けとして誕生しました。今回引退するにっぽん丸は1990年に就航した3代目。温水プールやシアターなどを備えたクルーズ船は、多くの人と思い出を乗せて海を旅してきました。船内の壁にずらりと飾られているのは、これまで立ち寄った港の盾。数々の出会いと交流が生まれた海の旅の歴史です。

温水プールやバー、ジムに、シアタールームに、カジノに、スポーツデッキ。ただ寝泊まりしながら海を旅するだけでなく、多くの旅行者をさまざまなアクティビティで楽しませてきたにっぽん丸。旅を終えたばかりの船内にはまだ人々の熱気が漂っています。

至るところにあるにっぽん丸のチャームポイントともいえるこの円窓。見慣れたはずの横浜の街も、にっぽん丸の大きな円窓から眺めるとなんだか味わい深いから不思議です。

にっぽん丸の客室は全190室。その中でたった2室しかないオーシャンビュースイートのベッドルームはこんな感じ。目覚めると目の前は海! というゆったり広々したゲストルームは、旅好きの憧れそのもの。

にっぽん丸の食事も、もちろん豪華。ローストビーフやビーフカレーが人気で、「食のにっぽん丸」とも呼ばれ愛された船で過ごす時間はどれほど贅沢なものなのか、船旅未経験者には想像もつきません。

船内には「ありがとう」「お疲れさま」など、にっぽん丸との別れを惜しむファンからのたくさんのメッセージが残されていました。

晴天の週末、横浜・大さん橋の国際客船ターミナルには、にっぽん丸の勇姿を一目見ようと多くのファンが駆けつけ、引退セレモニーを見守りました。

横浜へと戻って来たにっぽん丸に寄り添うように港に停泊している船は、2024年12月すでに就航したにっぽん丸の後継、「MITSUI OCEAN FUJI」。2026年9月就航予定の「MITSUI OCEAN SAKURA」とともに、この2船がにっぽん丸の伝統と精神を受け継いでいきます。一生に一度はトライしてみたい豪華クルーズ。次の旅行はにっぽん丸の後継船で海に繰り出す旅はいかがですか。

©️「にっぽん丸」引退セレモニー

この記事を書いた人

エディター/ライター 久武ミキ

久武ミキ

出版社、広告会社勤務を経て独立。女性誌、専門誌などでビューティー&ウェルネス、アートを中心に、ライフスタイルにまつわる記事を多数執筆。東京と鎌倉で2拠点生活をおくる猫好き編集者。

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