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「〇年目の記念日、最高に幸せ」夫がSNSに投稿した日付→私と付き合っていた頃と重なっていた

  • 2026.5.17

理由もわからないまま、別れを告げられた日

元夫から別れを切り出されたのは、何の前触れもない夜だった。

「もう終わりにしよう」と言われ、私は頭が真っ白になった。

喧嘩をしていたわけではなかった。

その前の週末も一緒に出かけていたし、特別な変化があったとは思っていなかった。

むしろ、いつもどおりの関係が続いていると信じていた。

「どうして?」と何度も聞いた。

でも彼は「理由は言えない」の一点張りで、それ以上の言葉が返ってこなかった。

泣いて聞いても、冷静に話し合おうとしても、「言えない」の壁は崩れなかった。

彼の意思は固く、最終的に別れることになった。

納得できないまま時間だけが過ぎた。しばらくは理由を探し続けた。

何か私が悪かったのだろうか。何か見落としていたのだろうか。でも答えは出なかった。

SNSに現れた「記念日」の文字と日付

別れてから数ヶ月後、何気なく元夫のSNSを開いた。

そこには見知らぬ女性との写真と、こんな言葉が添えられていた。

「〇年目の記念日、最高に幸せ」

指が止まった。投稿された日付と、書かれた交際年数。

頭の中でそれが結びついた瞬間、息が詰まった。

計算すれば、すぐにわかった。

その「記念日」の起算点は、私たちがまだ一緒にいた頃と完全に重なっていた。

偶然ではない。日付は正確だった。

震える指で過去の投稿を遡った。

写真、コメント。

全部を見ていくと、はっきりした。私との関係が続いていた頃から、すでにその人との時間が始まっていた。

理由を教えてもらえなかったのは、言えなかったからではなく、言えるはずがなかったからだ。

子どもがいると知ったとき、すべてが凍りついた

さらにSNSを見続けると、2人のあいだには子どもがいることもわかった。

投稿された写真の時系列を見れば、その子がいつ生まれたかもおおよそ察せられた。

私は画面から目を離せなかった。

ショックというより、全身がじわりと冷えていくような感覚だった。どこかの瞬間から彼の中で全てが決まっていて、私だけが何も知らずにいたのだと気づいた。

「理由は言えない」という言葉の意味が、ようやく理解できた。

言えなかったのではなく、言えるはずがなかったのだ。

この事実を知っている共通の知人がいる。

どこまで把握しているのか、今も私にはわからない。

2人は今、子どもと一緒に暮らしている。ただ思い返すたびに、背筋がひやりとする。あの夜、何も知らずに「どうして?」と聞き続けていた自分のことが、遠い夢のように思えた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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