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「食べてないよ」冷蔵庫から消えた作り置きしていたおかず。だが、夜中に夫がタッパーの中身を袋に詰め替えていた理由に絶句

  • 2026.6.5
「食べてないよ」冷蔵庫から消えた作り置きしていたおかず。だが、夜中に夫がタッパーの中身を袋に詰め替えていた理由に絶句

減っていく副菜と知らないふたの夫

料理が趣味の私は、翌日の弁当や疲れて帰る夜のために、副菜を少し多めに作って冷蔵庫に並べていた。

きんぴら、煮卵、ひじき。週に何度か作り置きをしておくと、平日の自分が救われる。

ところがここ数週間、入れたはずのおかずが少しずつ減っているのに気づいた。

夫に聞いても、首を振るばかり。

「食べてないよ」

そんなはずがない。私はタッパーのふたの裏に、自分にしか分からない印をつけた。

翌朝、冷蔵庫を開けた瞬間に背筋がひやりとした。中身が減っているだけでなく、ふたが別のメーカーのものに差し替わっていたのだ。

色も形も微妙に違う、明らかに我が家にはない予備のふた。

不信感が一気に膨らんだ。同じ屋根の下で、夫が私に嘘をついている。

残業帰りの私が冷蔵庫を開ける時間に合わせて、夫は何かを動かしていた。

寝たふりの夜、ジップロックを抱えて出ていく夫

その晩、私は寝室の電気を早めに落とし、寝たふりをしてリビングの気配を探った。

日付が変わってしばらく経った頃、夫が音を立てないように起き出した。

薄目を開けて廊下から覗くと、夫は冷蔵庫を開け、私が並べたタッパーの中身を一つ一つジップロックに移し替えていた。

きんぴらも、ひじきも、煮卵まで。袋を抱えて、夫はそのまま玄関を出ていった。

戻ってきたのは数分後。

手にはもう、何もない。

私は布団から出て、玄関先の夫を問い詰めた。

声が震えるのを抑えながら、嘘で済む話ではないと突きつけた。

すると、観念したように夫は口を開いた。

「隣のマンションに住んでる母さんが、最近食欲がないって言うんだ。だから、君の料理を僕が作ったって言って届けてた」

意味が分からなかった。夫はさらに続けた。

「君が作ったって言うと食べない」

母さんプライド高いから、と夫は声を落として付け加えた。

謝罪の翌週も届く義母からの自慢メール

夫の謝罪はあった。

これからは黙って持っていかないと頭も下げた。

けれど話はそれで終わらなかった。

翌週、義母からスマホにメッセージが届いた。

息子の味付けは最高だわ、結婚してくれた嫁が羨ましいと。

同じ文面が、その後も三週間続けて届いている。

私が深夜まで仕込んだ料理を、義母は息子の手柄として褒め、私はそれを画面越しに眺めて指を止める。

夫に「本当のことを伝えて」と頼んでも、母のプライドが折れるからと首を縦に振らない。冷蔵庫を開けるたびに、あの夜のジップロックがちらつく。台所に立つ気力が、少しずつ削られていく感覚だけが残っている。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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