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「獲れる可能性は1%」スカウトが明かした村上宗隆獲得の"本音"と9ヶ月後の姿

  • 2026.5.14

シカゴ・ホワイトソックスの国際スカウト部門を統括するデイビッド・ケラーが、村上宗隆獲得の舞台裏をメディアに初めて詳細に語った。昨年8月に訪日した際、村上はターゲットリストに入っていたが、ケラーの本音は冷静だった。9ヶ月後の現在、村上はMLBのホームラン争いトップに立つ選手となっている。

ケラーが"多くの球団が獲得を躊躇した男"を口説いた、たったひとつの根拠

米メディア『FOX Sports』によると、ケラーはエンゼルス戦の遠征中に「1%のチャンスだと思っていた。彼の才能や、まだ形成中だと感じていたチームの状況、シカゴのサウスサイドを望むかどうかも含め、全てが未知数だった」と明かした。それでもホワイトソックスは諦めなかった。村上が2年総額3,400万ドル(約52億円)という当初の予想を大幅に下回る契約に落ち着いたのは、多くの球団が高い三振率と守備の限界をリスクと見なして敬遠したからだ。ホワイトソックスはそのリスクを、低コスト・高リターンの賭けとして受け入れた。

「毎打席、目が離せない」スカウトは飛行機の中でも追い続ける

開幕から38試合で15本塁打を放った村上は、5月に入った時点でMLBのホームラン部門首位に並ぶルーキーとなった。これはトレバー・ストーリーが新人王を獲得した2016年以来のことである。ケラーは「遠征中も飛行機の中でも、彼が打席に入るたびに何か凄いことが起きる可能性があるから、全ての打席を観ようとしている」と語った。

村上自身も環境への適応に手応えを示している。「チームメートが積極的にコミュニケーションを取ってくれる。ミスを恐れず英語を使える雰囲気がある。自分らしくいられていることが、本当に居心地いい」と述べており、ケラーは「これほど日本でのプロフィールが上がるとは計り知れない」と喜びを噛み締めている。

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