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「やましいことないならスマホ見せてよ」笑顔の裏に凍てついた彼の目→同棲相手の本性に背筋が凍った

  • 2026.5.14

帰りが遅くなったその夜

同棲を始めて半年が経った頃のことだ。

私は職場の歓送迎会があり、帰宅したのは普段より2時間ほど遅かった。

連絡はメッセージアプリで送ってあった。

既読もついていた。

玄関を開けると同棲相手がソファに座って待っていた。

「おかえり。なんで今日遅いの?」

声は穏やかで、口元には笑みが浮かんでいた。

でも私は、そのとき違和感を覚えた。

笑顔なのに、目が笑っていなかった。視線がどこか計算しているような、温度のない目だった。

「歓送迎会があって。連絡したよね」と答えると、「そっか」と短く返ってきた。

会話はそれ以上続かず、相手はスマートフォンに視線を落とした。

数分後、沈黙を破るように声をかけられた。

「やましいことないならスマホ見せてよ」

笑いながら言う。でも声の温度が、さっきより数度低かった。

「当然」のように要求された

スマートフォンを見せるよう求められたのは、それが初めてではなかった。

以前にも「隠し事があるの?」と聞かれ、その場の雰囲気をやり過ごすために一度見せたことがある。

そのときは「なんでもなかった」と笑顔で終わった。けれど今回は、最初から「見せるのが当たり前」というような言い方だった。

(これは普通じゃない)

直感が冷えた。帰宅が遅れるたびに確認される。沈黙を続ければ「見せて」と言われる。笑顔で要求される分、逃げ場がない。

「そういうことはできない」と一言だけ言った。

相手は「ふーん」とだけ言って、それ以上は何も言わなかった。でもその夜から、部屋の空気が変わった気がした。

気づかれないように、動き始めた夜

その夜、布団の中で私は自分が置かれている状況を静かに整理した。

怒鳴られたわけではない。無理やり奪われたわけでもない。でも「見せて」が当然という空気が積み重なっていけば、どこに向かうか。

答えは、あの凍えた目が教えてくれた気がした。

翌朝、相手が仕事に出た後、私はクローゼットを静かに開けた。普段着と仕事着、そして大切なものだけをリストアップした。大きな荷物はまだここにある。でも、少しずつ動ける準備を始めることはできる。

気づかれないように、静かに行動を始めた。荷物を少しずつ整理する。実家への連絡を入れる。共通の支払いを自分名義から切り離す。

あの笑顔の裏にある冷たい視線を、もう一度正面から受け取る前に。自分が自分でいられるうちに。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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