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元有名美容メーカー役員トモキチが語る!【もう遅い】をやめた日

  • 2026.5.10

「もう遅いよね」、「時すでに遅し」、「もはや手遅れ」
そう思った瞬間、心の中に、もう一人の自分が出てくる。
 
——いや、さすがに今さらでしょ。
——現実見たほうがいいよ。
 
ちゃんとした“ツッコミ”だ。
でもそのツッコミ、本当に正しいのだろうか。
 
お笑いの世界では、ツッコミが強すぎると、場が止まる。
ボケが出てこなくなるからだ。
 
人生も、少し似ている。
 
「もう遅い」というツッコミが強すぎると、新しい選択肢が出てこなくなる。
 
本当は少し気になっていること。
やってみたいと思ったこと。
 
それらは全部、“なかったこと”にされてしまう。
 
40代、50代になると、このツッコミはどんどん上手くなる。
 
経験がある分、現実も見えているし、失敗の痛みも知っているから。
 
でもその分、ボケを出す余白がなくなっていく。
 
——これ、やってみたらどうなるんだろう?
 
そんな小さなボケさえ、自分で潰してしまう。
 
「もう遅い」は、たしかに優秀なツッコミだ。
 
でもそれは、“正しいかどうか”ではなく、“選ぶかどうか”の話でもある。
 
同じ状況でも、やる人とやらない人がいるのは、能力の差ではなく、選択の差だ。
 
そしてその選択は、年齢ではなく、いつでも自分で決められる。
 
「もう遅い」と思ったとき、一度だけでいい。
 
こうツッコんでみてほしい。
 
——それ、本当に?
 
この一言で、止まりかけていた思考が、少し動き出す。
そしてできれば、小さなボケも続けてみる。
 
——じゃあ、ここからならどう始める?
 
完璧じゃなくていい。
うまくいかなくてもいい。
 
ただ、自分の中に出てきた“ボケ”を、一度くらい拾ってあげる。
 
それだけで、人生の流れは少し変わる。
 
年齢は、制限じゃない。
ツッコミが上手くなっただけだ。
 
だったら、ボケも少しだけ許してあげればいい。
 
「もう遅い」は、正しいツッコミ。でも、人生を止めるほど強くなくていい。

text:TOMOKICHI

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