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グルマン温故知新:表参道〈panya〉料理に寄り添い、ワインを呼ぶ米粉パン

  • 2026.5.13

テーマごとにレストランを紹介するブルータスの人気連載。今回のテーマは「米粉飲み」。パンとワイン、気軽な“ちょい飲み”の定番が、米粉でもっと面白くなるかも?そんなことを予感させる新店が登場。代替ではなく、「おいしさ」の新しい選択肢としての米粉、で一杯。米粉以外のつまみも、酒も充実。

photo: Shin-ichi Yokoyama / text: Kei Sasaki

panyaドッグ
BRUTUS

panya(表参道)

料理に寄り添い、ワインを呼ぶ米粉パン

芳(かぐわ)しく塩気の効いたベーコンエピは、ビールやワインによし。自家製海藻バターを添えたカンパーニュも、ワインが止まらなくなる。パンはどちらも米粉で焼く自家製で、「パン飲み」界に新風を吹き込んでいる。

panyaドッグ
panyaドッグ  生地がきめ細かなドッグパンが、粗挽きの食感も楽しいソーセージの旨味を受け止める。クランベリーソースとマスタードが効いたオリジナルのBBQ風ソースも、ワインによし。マッシュルームフライに、2色のラペと、付け合わせの味わい、彩りも気が利いている。1,980円(スープ、サラダ付き。ランチのみ)。
鮮魚のカルパッチョ
鮮魚のカルパッチョ  函館など北海道から仕入れる鮮魚を、シンプルなカルパッチョで提供。ディルなどのハーブやスパイスを添えて。内容は時季替わり。写真はサクラマス、ホタテ、ミズダコの盛り合わせ2,160円(2人分、注文は1人分から)。
カンパーニュサンド
カンパーニュサンド  店のシグネチャーの一つ、カンパーニュで作るバインミー風サンドイッチ。肉のパテと合わせるのは、なますではなくナンプラー風味の野菜のラペ。パクチーの香味も相まって、フレッシュで軽快な味わい。880円〜。

素朴さやモチモチの食感ばかりが取り沙汰されがちな米粉パンだが、一線を画す味。クラストの香ばしさがワインを呼び、しっとりとした生地が料理のソースに寄り添う。西麻布で紹介制のワインバーを営む萩原美和さんが、パンの製造を担い、厨房を指揮すると聞いて納得。小麦粉の代わりとしての「米粉ありき」でなく、美食を知る大人が、新しいおいしさを追求したパンは、結果、子供も大喜び。店は子供連れもウェルカムだ。

サラダやカルパッチョなど、新鮮な魚介や野菜を生かしたシンプルな料理は、店が推すナチュラルワインにもよく合う。都心の繁華街ながら、気軽に飲める店が少ない界隈の選択肢としても貴重な一軒だ。

panyaドッグの荻原さん
萩原さん。旅の経験も豊か、各国の料理が味作りのヒントに。
panyaの店内
カウンター、シェアテーブル、ハイテーブルと席もいろいろ。

Information

panya

東京メトロ表参道駅B1出口から徒歩8分。2026年3月4日オープン。チャージ(まめ皿2皿付き)880円。ランチはサンドイッチなどにデリ1種、カップスープが付くプレート1,980円~。米粉で作る「“飲める”パンドミ」など新たなパンも続々登場予定。ベーコンエピ880円、カンパーニュ(小)480円~などのパンはテイクアウトもできる。

〈パンヤ〉
住所:東京都港区南青山5-4-27 バルビゾン104
TEL:非掲載
営:11時30分~14時45分LO、18時~22時LO。
休:不定休
¥:クラフトビール(小瓶)1,300円、グラスワイン3種1,400円~。アラカルトのみ約10種、サラダ680円~、肉料理1,280円~。
席:カウンター6席、テーブル4卓14席(内1卓は8席、シェア型)。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

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