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「一体どこを見たらこんなミスができるんだ!」理不尽に激怒する上司。絶体絶命の私を救ったのは、手のかかった新人だった

  • 2026.5.6
「一体どこを見たらこんなミスができるんだ!」理不尽に激怒する上司。絶体絶命の私を救ったのは、手のかかった新人だった

逃げ場のない叱責と、理不尽な連帯責任

「一体どこを見たらこんなミスができるんだ!君の不注意で進行がストップしているじゃないか!」

フロアの空気が凍りつくような上司の怒声が、私の耳に突き刺さります。

反論することなど許されない雰囲気の中、私はただ下を向いて耐え忍んでいました。

提出を任された集計データに大きな間違いがあったと、全員の前で吊るし上げられている真っ最中。

しかし、そのミスの原因は私ではありません。

別の部署から回ってきたデータの段階で、すでに数値が狂っていたのです。

とはいえ、最終的な確認をして提出ボタンを押したのは私自身。

威圧的な態度を崩さない上司に「他部署の不手際です」と事実を伝える勇気は出ませんでした。

(また私が泥をかぶるしかないのか……)

不甲斐なさと理不尽さで目の前が滲み、今にも涙が落ちそうになった瞬間でした。

予想外の反撃、そして頼もしき後輩の姿

「少しお待ちいただけますか!それは先輩の責任ではありません!」

静まり返った空間に、凛としたよく通る声が響きました。

弾かれたように顔を上げると、そこには今年配属されたばかりの新人女性が立っていました。

私が教育担当として、一から業務のイロハを叩き込んできた後輩です。

「引き継がれた時点で、そのデータには誤りがありました。先輩は他部署のスケジュールの遅れを取り戻すために、昨日も夜遅くまで一人で作業をしてくださっていたんです!」

普段は私の陰に隠れてばかりの彼女が、上司の目を真っ直ぐに見据え、一歩も引かずに毅然と反論しています。

その気迫と理路整然とした説明に、上司も「あ、いや、そういうことなら……」と急激に勢いを失い、逃げるように自席へ戻っていきました。

嵐が過ぎ去ると、新人は「もう、足がガクガクで立てません…」と、その場にへたり込んでしまいました。

恐怖で震える彼女の小さな背中を見たとき、私の目からとうとう涙がこぼれ落ちました。

それは悲しみの涙ではなく、一生懸命に育てた後輩が私を庇うほど立派に成長してくれたことへの、何より嬉しく温かい涙でした。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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