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「お前がいると会議が長い」と疎まれる私→プロジェクト大失敗の日、上司が頭を下げた

  • 2026.5.2
ハウコレ

会議のたびに疑問を口にしていた私に、ある日上司はこう言いました。「お前がいると会議が長い」。それからは黙ることにしました。その選択が、どんな結末を引き寄せるか知らないまま。

「また長くなる」という空気

週に2回の定例会議で、私はいつも確認を求めていました。「この工程は誰が担当しますか」「スケジュールがこのままだと納期に間に合わないのでは」

チームの誰かが小さくため息をつくのが聞こえていました。でも、曖昧なまま進むほうがずっと怖かったのです。ある会議の後、上司に呼び止められました。

「お前がいると会議が長い。みんな困ってるぞ」

「わかりました」と答えて、それ以上は何も言えませんでした。

飲み込んだ言葉

翌週から、質問を控えるようにしました。手元のノートに書き留めるだけで、声には出さない。ひとつだけ、どうしても気になって「テスト期間が足りないのでは」と口にしたことがありました。でも空気を読んで、そこで止めました。

書きためた懸念は、誰にも届かないまま積み重なっていきました。

崩れた朝

リリース当日に重大なバグが発生し、プロジェクトは停止しました。クライアントへの対応に追われた翌朝、上司が私のデスクにやってきました。「前に言ってた、テスト期間のこと。正しかった。聞いておけばよかった」。そのまま頭を下げました。

そして...

「聞いてほしかったです」という言葉は、飲み込みました。チームのために口にしていたことが、「会議を長くする人」のひと言で封じられた。その重さが、頭を下げる上司の姿を見ながら、じわじわと胸に広がっていきました。黙ってよかったとは、今でも思えません。

(20代女性・エンジニア)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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