1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「みんな知ってるの?」認知症になった102歳・佐藤愛子がみせた“困惑”、家族がとった行動とは《肋骨と大腿骨を骨折、時間も分からなくなり…》

「みんな知ってるの?」認知症になった102歳・佐藤愛子がみせた“困惑”、家族がとった行動とは《肋骨と大腿骨を骨折、時間も分からなくなり…》

  • 2026.5.2

102歳を迎えた作家の佐藤愛子さんは現在、介護施設に入られている。100歳になっても執筆活動を続けていたが、家族の目から見ると、徐々に体の衰えが目立ってきたという。

娘の杉山響子さん、孫の杉山桃子さんが「佐藤愛子」の家と仕事とお金と恋について語った書籍『ぼけていく私』の内容の一部を、ダイジェストでお届けする。


心身が衰えはじめた“きっかけ”

佐藤愛子さん。

愛子さんの心身が「ガクンと衰え」たのは、2022年の秋に帯状疱疹を患ってからだったと桃子さんは語る。響子さんも「もうだめだと思った」というほどの状態から回復し、100歳で本を書き上げたことに驚きを隠さない。しかし、2024年には肋骨と大腿骨を骨折。認知機能も徐々に低下していった。

「昼寝から起きると何時かわからないようになったのが始まり」(桃子さん)

愛子さん自身、自分の変化に大きなショックを受けていた。響子さんは当時の様子をこう振り返る。

「母が自分の認知症にショックを受けて、『このことみんな知ってるの?』と言うので、『まだ誰にも言ってない』と答えたら、ホッとしていました」(響子さん)

入院中も“愛子節”は健在

当初は伏せていたものの、誕生日のお祝いなどで問い合わせが相次ぎ、「家にいないことを隠すわけにもいかない」という現実的な問題に直面する。家族は「ショートステイ先で転んだ」とだけ説明していたが、同年10月、桃子さんが自著『佐藤愛子の孫は今日も振り回される』で、祖母の衰えについて初めてはっきりと記した。これが、世間へ事実を明かす一歩となった。

一方で、佐藤愛子さんらしいエネルギーは健在だ。入院中、病院で食事について聞かれれば、ナースステーションの近くで「こんなまずいもの、生まれてこの方、食べたことないね」と言い放つ。

その姿を、響子さんは「母の中には活火山があって、常にエネルギーがわいてくる。細胞は衰えているのにエネルギッシュ。だから転んだりするんです」と表現する。

『ぼけていく私』の抜粋記事本編では、響子さんが子どもの頃を振り返り、愛子さんの"アラフィフの恋"についても語っている。

文=CREA編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる