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プランナー「もしかしたら破談に…?」様子のおかしい新郎に声をかけると…発覚した“予想外の事実”とは?

  • 2026.5.13
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちは、yukimaruです。

実は「マリッジブルー」は、新婦に限ったことではありません。

今回のエピソード、【新郎のマリッジブルーが破談の危機】は、プランナーの勘が働いた一件でした。

マリッジブルーは「あるある」ですが、新郎バージョンは深刻になりがち。
破談の可能性も高い新郎マリッジブルーエピソード、ぜひ聞いてください。

「ん...なんだか不穏な空気感」新郎の様子にプランナーの勘が発動!

長くプランナーをやっていると、「このお2人途中で破談になるかも」「この新郎、何か隠している」など勘がはたらく時があります。

今回は新郎側に不穏な空気を感じたのがはじまりでした。

最初の打ち合わせでは、新郎は恥ずかしがりやなのか、あまりお話をされず、新婦が先導していく様子。それ自体は、結婚式という性質上よくあることです。

何度か打ち合わせを重ねていく中で、新郎のスマホが鳴ることが増え、席を外すことが多くなったのをきっかけに、私は違和感を覚え始めました。新婦は幸せ絶頂のため、気にする様子もありません。

そこであえて、新郎に結婚式の希望を聞いてみましたが、「新婦に任せている」と言うばかりで、打ち合わせも日を追うごとに心ここにあらずという様子でした。

そして私がなんとなく確信を得たのが、新郎のタキシードの打ち合わせでした。

こだわりがないにもかかわらず、一向に決定されません。こだわりが強い方でも、3回目の打ち合わせで決められるのですが、うなずかない様子に「決めるということをしたくないのでは?」と感じました。

一人で抱え込んで【破談】の危機に発展する可能性も

そして新婦が衣装の打ち合わせをしている時に、新郎をこっそり呼び出してみました。

「なにか不安や心配はありますか?なんだか様子が気になって…」

観念したように話してくれたのが「実は、結婚式が近づくにつれどんどん不安になっていって、本当にこの人でいいのか?結婚していいのかとか。」

男性版マリッジブルーになっていました。新郎様の場合、誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまい、気づいた時には事態が大きくなっているケースも少なくありません。

そして、マリッジブルーになっている時に、輪をかけるように元カノから連絡がきていることを話してくれました。

「何回か会っていて、気が楽なんです。難しいこと考えなくていいし、あ、この人の方が結婚に向いているのかもと思う日もあったりして。でもとにかく、結婚自体がなんなのかわかんなくなってきて」

など約1時間話し、話し終わったころには少しすっきりしたお顔になりました。

「今日、帰ったら、ちゃんと話してみます、どのみちこのままではいけないと思うので。」

衣装スタッフには事情を話して、新婦をなんとか衣装合わせで引き留めてもらっていたため、気づかれることなくお話しできました。

今回は「雨降って地固まる」でも、マリッジブルーを甘く見ないで!

私は次のお打合せの前に、お2人が破談の報告に来ることも覚悟していました。

しかし、特に連絡もなく、打ち合わせの日が訪れ、お2人はすっきりとした顔で来館。

新郎が開口一番、「先日はご迷惑おかけしました。実は、新婦にすべてバレていました。不安なことも、元カノと会っていたことも。それにもかかわらず普段通り、笑顔でずっと接していてくれたことを知って、迷いが振り切れました」

「この人と生きていきます」とおっしゃいました。

新婦は、新郎より何枚も上手で、器の大きい方だったようです。

新郎が私に相談している日も、衣装合わせをただ楽しんでいたのではなく、私に相談していることを知っていて、敢えて時間を取ってあげていたとのこと。

挙式1ヵ月前で、キャンセル料が数十万円かかるタイミングだったため、私はほっと胸をなでおろしました。お2人の結婚式当日の晴れやかな笑顔は今でも忘れません。

これから結婚する方、少しでも違和感を感じたらそのままにせず、結婚する前に話し合える環境をつくっておいてくださいね!


ライター:ゆきまる

大学卒業後、フリーターを経てウェディングトップの大手の会社に入社。 ウェディングプランナーを10年経験し、その後、支配人を5年、エリアマネージャーとして全国の店舗の管理活動を行っている。 現在は、Webライターとして活動。 ウェディングプランナーから培った「人を想う気持ち」を大切に、コラム記事からSEO記事まで幅広く執筆中。


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