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「異臭がするのに掃除を頼めない」6月の梅雨、エアコンで後悔する人が後回しにしている“たった数十分”の作業

  • 2026.5.19
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

こんにちは、元注文住宅営業マンのホリカワです。

爽やかな風が吹き抜ける5月。「冷房の準備なんて、まだ先の話」と思っている人が大半ではないでしょうか。

しかし、エアコン修理やクリーニングの業者では、すでに夏の予約が埋まり始めています。

そして6月の梅雨入り以降、「異臭がするのに掃除を頼めない」「故障に気づいても業者が見つからない」…そんな事態が、毎年くり返されているのです。

「5月の試運転」で夏が変わる

私の知り合いに、ハウスクリーニング会社を経営している社長がいます。

社長いわく「毎年、6月から8月は繁忙期。人気の業者ほど、予約はあっという間に埋まる」とのこと。「5月中に試運転をおこない、異音や異臭、冷え具合を確認しておくだけで、真夏に後悔しなくて済みますよ」とも話していました。

近年の猛暑・酷暑を考えると、エアコンが使えない状況は命に関わりかねません。早めの試運転は、もはや欠かせない備えです。

エアコン内部の「カビ」にご用心

試運転が大切な理由は、業者の確保だけではありません。冷房をつけ始めたとき、喉のイガイガや咳(せき)、くしゃみ、鼻水などの症状が出たら、内部でカビが大量に繁殖しているサインかもしれません。

昨夏の冷房で発生した結露により、エアコン内でカビが増え、スイッチを入れた瞬間、目に見えない「カビの胞子」が室内に飛散するのです。

吸い込み続けると症状が重くなる可能性もあるため、とくに幼児や高齢者がいるご家庭は注意が必要です。

「最低温度×10分」のセルフチェック

5月に入ったら、気温が21度(できれば23度)以上になった日を選んで、ぜひ試運転をおこなってみてください。

ダイキンの公式サイトでは、冷房を最低温度(16~18度)に設定して10分程度運転し、冷風が出ているか確認さらに30分運転して、水漏れや異臭がないかチェックする方法を推奨しています。

パナソニックでも、室温より3度以上低く設定して30分以上運転し、動作を確認することをすすめています。

次の5つをチェックしてみてください。

  • 冷たい風が出ているか
  • カビ臭さや酸っぱいニオイはないか
  • 本体から水漏れしていないか
  • 聞き慣れない異音がしないか
  • 体調に変化はないか

フィルター掃除は自分でもできますが、内部のアルミフィン(熱交換器)や送風ファンに付いたカビは、室内機を分解しなければ取れません。

不具合やカビを見つけたら、5月中に専門業者へ相談しましょう。

参考:
夏より前のエアコン試運転でみんな夏本番を快適に(DAIKIN)
エアコンの試運転のやり方と、フィルター掃除(Panasonic)

事前の試運転が、家族の夏を守る

現代の日本の夏において、エアコンは「命を守るライフライン」のひとつです。

夏が来る前におこなうたった数十分の試運転が、家族の健康と快適な生活を守ることにつながります。

人気の業者に「今ならすぐ伺えますよ」と言ってもらえるのは、5月までと考えましょう。近年、地域によっては6月ごろから暑くなりはじめ、依頼が集中しはじめます。

この記事を読み終えたら、まずリモコンを手に取って、最低温度で冷房をかけてみてください。問題が見つかったら、早めに掃除や修理の予約を入れておきましょう。


ライター:ホリカワ ダット
注文住宅の建築会社に営業職として従事したあと、SEOライターとして独立。500組以上の家づくり相談に携わった経験をもとに、「マイホーム取得を少しでもラクに」をテーマに、住宅ジャンルの記事を幅広く執筆中。インテリアコーディネーター/1級カラーコーディネーター(商品色彩)資格保有。


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