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「スクショ撮ったでしょ?」私がシェアした画面に映り込んだ通知バーの秘密を彼が指摘してきた

  • 2026.4.27
ハウコレ

 彼に送った何気ないスクリーンショット。その通知バーに、知られたくなかった秘密が映り込んでいたことに、私はまったく気づいていませんでした。

保存した夜のメッセージ

前の晩、彼から珍しく長いメッセージが届きました。普段は「了解」「おつかれ」で終わる人が、突然こう書いてきたのです。「1年経ってもお前の前だと緊張する。たぶんずっとこのままだと思う」。

何度も読み返しました。こんな言葉を書く人だと思っていなかったから。胸の奥がじんわり熱くなって、「そうなんだ。嬉しい」と返すのが精一杯でした。

そして画面をスクリーンショットで保存しました。嬉しかったのです。消えてしまうのがもったいなくて。

翌日の何気ない一枚

次の日の朝も、出かける前にあのスクショを開いていました。「緊張する」の5文字を見るたびに頬がゆるむのを止められません。こんな言葉を持っているだけで、なんでもない朝が少しだけ特別に感じられます。

昼休み、SNSで見つけたカフェの投稿が美味しそうで、スクリーンショットを撮って彼に送りました。「ここ行きたい」と添えて。通知バーに何が映っているかなんて、考えてもいませんでした。

「スクショ撮ったでしょ?」

カフェの感想が返ってくると思っていました。でも彼の返信は「スクショ撮ったでしょ?」。「え? 何のこと」と返すと、「通知バー見てみ。スクリーンショット保存って出てる」。

慌てて自分が送った画像を確認しました。通知バーに小さく「スクリーンショットを保存しました」の表示が残っています。昨夜、彼のメッセージを保存したときのものです。

「あ、これは関係ないやつだよ」。震える指で打ちました。「昨日の夜の、撮ったでしょ」。図星でした。顔が熱くなって、何も返せなくなりました。

そして...

彼はそれ以上、何も聞いてきませんでした。でも翌日からメッセージが元の短さに戻りました。「了解」「おう」「おつかれ」。まるであの夜の言葉を取り消すみたいに。私のせいかもしれない。スクショしたことが恥ずかしかったのか、重いと感じたのか。

あのスクリーンショットは今もスマホの中にあります。消せないままです。あの夜の彼の言葉は、私にとっての宝物だから。でも保存したことが彼を遠ざけたのだとしたら、私のこの気持ちは、彼にとっては重荷でしかなかったのでしょうか。

(20代女性・ライター)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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