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志田こはく、スーパー戦隊シリーズでの学びを活かし劇団☆新感線初参戦 宮野真守からのアドバイスは「秘密にしておきます(笑)」

  • 2026.5.10
志田こはく クランクイン! 写真:高野広美 width=
志田こはく クランクイン! 写真:高野広美

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』などスーパー戦隊シリーズでブレイクし、ドラマ、映画、舞台とさまざまな作品で活躍を見せる志田こはく。この夏は劇団☆新感線に初参戦し、さらなるステップアップを遂げる。デビュー前にはフィギュアスケートに本格的に取り組み体を動かすことが大好きだという志田に、強者ぞろいの劇団☆新感線稽古場の印象や、舞台で演じることの魅力について話を聞いた。

【写真】涼やかな透け感のシアールックの全身ショットも! 志田こはく、撮りおろしショットがかわいすぎる!!

◆稽古初日から宮野真守にアドバイスをもらい感激!

2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』は、アケチコ五郎(宮野真守)と新田一耕助(神山智洋)の探偵コンビが事件に挑む姿を描く、ドタバタ音楽活劇ミステリー。外部の作家としては4人目となる福原充則が、大正浪漫を感じる時代設定と江戸川乱歩が描いたようなほの暗い匂いが漂うスチームパンクの世界を書き下ろした。

志田は、宮野演じるアケチコの助手、助手林鳩美(じょしゅばやし・はとみ)を演じる。

――劇団☆新感線には初めての参加。お話を聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?

志田:たくさんの方が楽しみにしている劇団☆新感線にまさか自分が呼んでいただけるとは思ってもなかったので、すごくうれしかったです。

発表になった時はたくさんの方から「すごいね!」とメッセージをいただきました。今までコミカルなお芝居が多かったので、「こっちゃんらしい!」「こっちゃんに合いそう!」とファンの方が言ってくださったのもうれしかったです。

今はうれしさと同時に不安やプレッシャーも感じながら日々お稽古を頑張っています。

――台本を読まれての印象はいかがですか?

志田:ミステリーではあるのですが、後半には私たちも本読みをしていてわからなくなっちゃうくらい、ドタバタな展開もあります。ミステリーもありながら、音楽劇であり、コメディー感も強いので最初から最後まで楽しんでいただける作品になると思います。

――事務所の先輩の松井玲奈さんが出演された『ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~』や、昨年上演された『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』など劇団☆新感線作品をご覧になられたとのことですが、どんな印象を持ちましたか?

志田:お芝居のほかにアクション、歌、ダンスと全部のジャンルがあって、すごく大きくステージが作られているなと感じました。皆さん楽しそうにお芝居しているのがすごく印象的でした。

――演じられる助手林鳩美はどんなキャラクターですか?

志田:宮野さんが演じられるアケチコと一緒に探偵のお仕事をしているのですが、アケチコが暴走するのを止めたり、逆に一緒に乗っかったり突っ込んだりもする活発な女の子です。積極的で、知的で、仕事が早い“しごでき”なタイプ。私はあまり仕事が早かったり知的な方ではないと自分では思っているのですが、行動力があるところは似ていると思います(笑)。

助手林はストーリーテラーでもあるのでセリフ量がすごく多いのですが、お客さんを置いていかないようしっかり丁寧にお芝居するようご指摘いただきながらお稽古しています。語り部の時は知的に見せて、でもアケチコさんとやり取りする時にはちょっとかわいらしさも出す、そうしたギャップをしっかり作っていけたらなと思っています。

――宮野さんとのバディぶりはいかがでしょう?

志田:とてもいいと思います! 稽古初日からアドバイスをたくさんいただいてうれしかったです。内容をお伝えしたいところなんですが、貴重なお話だったので秘密にしておきます(笑)。

◆動きながら歌う音楽劇「フィギュアで培った姿勢や体幹を活かしたい」


――音楽劇ということで歌唱シーンはいかがですか?

志田:歌稽古も始まっていまして、ご指導してくださる先生は「すごく音感があるね」「リズム感があるね」と言ってくださるので期待していただけるとうれしいです!

動きながら歌うとなるときっと難しいと思うので、しっかり体力をつけておなかから声が出せるよう、フィギュアで培った姿勢や体幹を活かしたいと思います。

――劇団☆新感線の稽古で驚いたことはありますか?

志田:劇団☆新感線ならではの稽古の進め方で、自由に動くのではなく、演出のいのうえひでのりさんがひとつひとつ丁寧に、セリフの言い回し方や動きを一から作ってくださいます。そこが今までの舞台とは違って新鮮でした。

――フィギュアスケートも振付師の方に振りを教えていただくので似ているかもしれないですね。

志田:そうですね。そういったところでは似ているんですが、セリフがまだ体に馴染んでいない状態なので、教えてもらった振りをしながらセリフを言うのは慣れるまで大変です。

――お稽古の中でここは課題だなと感じる部分はありますか?

志田:助手林はストーリーテラー的なポジションなので説明ゼリフも多いのですが、どうしてもかわいく言っちゃって。ちゃんとしゃべんなきゃ!と思うとかしこまっちゃうというか…。いのうえさんからは、もっと語り部っぽく、何か企みや裏があるかのようにちょっと低いトーンで話すようにとご指導いただいているのですが、それが表現できなくて何回も繰り返し練習しています。

――ゲストの宮野さん、神山さん、石田ニコルさん、浜田信也さん、さらには古田新太さんや粟根まことさんをはじめとする劇団員の方も個性豊かな皆さんがそろわれています。お稽古場の雰囲気はいかがですか?

志田:本読みの時点で笑いが起きるぐらい、皆さん個性的なキャラクターをもう自分のものにして演じてらっしゃって、すごく楽しい稽古場です。

宮野さんはとにかくお優しいです。毎日「元気?」って声をかけてくださるんです。前までは「元気?」と言われて、「はい!」って返していただけだったのですが、昨日やっと「宮野さん、元気ですか?」って聞き返すことができました! 「元気だよ!」って喜んでくれました(笑)。

――もう探偵と助手の関係ができあがってますね!

志田:バッチリです!(笑)

神山さんはやっぱりアイドルをされている方なので、動きがすごく素敵です。お芝居の中でムーンウォークをされたりするんですけど、カッコいいです。

ニコルさんはお芝居の声が本当にキレイで! 歌声はまだ聴けていないのですが、スタッフの方から歌で何か困ったことがあったら石田さんにお聞きするといいよと言っていただいているので、いろいろアドバイスをいただきたいです。

――会見では、古田さんから「ニコルとこはくを美味しいものを食べに連れて行きたい」というお話がありました。

志田:楽しみです!(笑) 古田さんはお酒がすごく好きみたいなので、公演期間も長いですし大阪や福岡での公演もあるので、一緒に乾杯できることを目標に仲良くなりたいです。

◆スーパー戦隊シリーズで俳優としての土台を学んだ


――志田さんはデビューが舞台(『六番目の小夜子』)でしたが、初舞台の思い出は何かありますか?

志田:初舞台はすごくご指導をいただいた思い出があります。演出の井上テテさんが「発声から練習しようか」と言ってくださって、皆さんの稽古が始まる1時間前くらいから一緒に練習して取り組みました。

テテさんとはその後舞台『ロボコォォォン!-ROBOT COOONTEST!-』でもご一緒したのですが、その時の役どころが結構変わった女の子でコメディー感が強かったんです。コメディーは得意だったので、「さすがだね!」と言っていただけたので、ちょっとは成長できたのかなと思います。

舞台はフィギュアと似ていて、お客さんの前で何かを表現するというところがやっぱり楽しいですね。

――ご自身の中にコメディエンヌの素質は感じられますか?

志田:顔の表情が豊かだねと普段から言ってもらえるので、もしかしたら明るい、ちょっと面白さのある役の方が得意なのかもしれないです。自分では面白いことは全然できないのですが、人を笑わせたりすることは大好きです。今回個性的なキャラクターが多い中で助手林は冷静というか、まともな役なほうですが、その中でもちょっとクセツヨなところをどこかで出せたらいいなって思っています。

――スーパー戦隊シリーズで大活躍された志田さんですが、戦隊からどんなことを学びましたか?

志田:スーパー戦隊シリーズではお芝居だけじゃなく、例えばアフレコだったり、舞台挨拶、アクション、ヒーローショーで舞台に立ったりなど俳優としての土台みたいなものを1年間でぎゅっと学ぶことができました。戦隊を通して学んだことは今回の劇団☆新感線でも絶対に活かせると思います。

――フィギュアスケートをやられていたので、体を動かすアクションはお好きですか?

志田:大好きです! 私が出演していた作品はちょっと変わった戦隊ものだったので、アクションはヒーローショーでちょっとあったくらいだったのですが、体を動かすことは大好きなので、今後アクションものの映画やドラマにも出てみたいです。

――劇団☆新感線も殺陣が激しい作品もありますし。

志田:また違う作品でも呼んでもらえるように、今回しっかり頑張ります。

――デビューから4年経ちますが、一番大きく変わったなと思う部分はどんなところになりますか?

志田:映像作品でカメラの前に立つ時の心構えは少しずつ変わってきています。最初は戦隊ものだったのですが、すごく不安で自分のお芝居にしか集中できていませんでした。今はちょっとずつ慣れてきてお芝居の感覚もつかめてきた感じがあり、カメラの前にも余裕を持って立てるようになりましたし、周りの皆さんを見ながらしっかりとお芝居することができています。

――20代になって、今後どんなことに挑戦していきたいですか?

志田:もうすぐ22歳になるので(5月25日生まれ)…

――お! ではお誕生日は稽古場で迎えられるんですね。

志田:そうなんです。SNSを拝見すると、これまで新感線さんではキャストの方の誕生日を盛大にお祝いされているようなので…(笑)。

――しっかり期待しておきましょう!(笑) ちゃんと書いておきますね。

志田:ありがとうございます(笑)。

これまでは等身大の活発で明るい学生の役が多かったので、これからは専門用語を使う難しい医療ドラマなどお仕事ものにも挑戦してみたいです。あとはスーパー戦隊の次はプリキュアの声優さんをやってみたくて…。東映さんにお願いしようかと(笑)。

――では、宮野さんにまたアドバイスをもらわないとダメですね。

志田:え~! 私ごときが聞いちゃダメです、恐れ多いです。「あー、じゃあまず声から変えようか」って言われたらどうしよう(笑)。

――志田さんの声はすごく聞きやすくて心地よいと思います。

志田:本当ですか? うれしいです。声をお褒めいただくことも多いので、いつか声優さんに挑戦したいとアピールしておきます!

――今回の公演は長丁場になりますが、何か気を付けたいことや準備されていることはありますか?

志田:喉をすごく使うので、夜寝る前に母が作ってくれたハチミツを飲んで喉ケアを心がけています。

――家族ぐるみで応援してくれているんですね。ご家族の皆さんに作品を観ていただくのが楽しみですね。

志田:台本を読む稽古にも付き合ってもらっているので、いいものを見せられるようにしたいと思います。

――オンとオフの切り替えも大事だと思いますが、今楽しみにしていることはありますか?

志田:稽古場の近くにスーパーがあるんですけど、そこにベーカリーがあって焼きたてのパンが売っていて。今日はこのパンにしよう!と毎日1個選んで稽古場に行くことが楽しみです。昨日はフランクロールを食べました。パンが大好きなので、全制覇を目指して、お稽古も乗り切りたいと思います!

(取材・文:近藤ユウヒ 写真:高野広美)

2026年劇団☆新感線46周年興行・夏公演 SHINKANSEN☆RSP 怪奇骨董音楽劇『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』は、東京・EX THEATER ARIAKEにて6月12日~7月12日、福岡・キャナルシティ劇場にて7月24日~8月8日、大阪・フェスティバルホールにて8月20日~30日上演。

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