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毎朝届いていた「おはよう」が届かなくなって5日目、俺が送ったのはその4文字じゃなかった

  • 2026.4.27
ハウコレ

毎朝6時半に届く彼女からの「おはよう」の挨拶はあって当たり前でした。そのメッセージが届かなくなったとき、自分がどれほど彼女に支えられていたかを思い知りました。

目覚まし代わりの4文字

朝、スマホの通知で目が覚める。画面に「おはよう」の4文字。どんなアラームより穏やかに朝が始まる。返さなかったわけじゃない。正確に言えば、返すタイミングを毎朝逃していました。通知を見た瞬間はまだ半分寝ていて、起き上がる頃には忘れている。

昼に思い出して「おはよ」と返すのが精一杯。先に送ろうと考えたことがないわけでもない。でも6時半に起きられない俺が彼女より先に送るには、生活そのものを変える必要がありました。そこまでする気がなかったのかと聞かれたら、返す言葉がありません。

届かなかった月曜の朝

月曜の朝。目が覚めてスマホを見ると、通知がありませんでした。時刻は7時過ぎ。寝坊したのかなと思いつつ、「おはよう」と打ちかけて指を止めました。今さら俺から送ったら、何かを認めることになる。365日一度も自分から送らなかった人間が、届かなくなった途端に送るのは、みっともない気がしたのです。

火曜も、水曜も。画面を開いては閉じる。木曜の朝には、あの4文字がないだけで一日の輪郭がぼやけることに気づいていました。

送れなかった4文字

金曜日。限界でした。この5日間で何度「おはよう」と打っては消したかわかりません。でも送れない。365回受け取るだけだった言葉を、今さら自分から送る資格があるとは思えなかった。

代わりに打ったのは「会えない?」でした。

「急にどうしたの?」「別に。暇かなと思って」暇なんかじゃない。ただ顔が見たかっただけなのに、それすら素直に言えない自分が情けなかった。

そして...

待ち合わせ場所に来た彼女は、少しだけ疲れた顔をしていました。「何食べたい?」と聞くのが精一杯で、おはようの話は切り出せません。明日こそ俺から送る。そう決めました。

(20代男性・総合職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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