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人気ガーデナー土谷ますみさんが作り方を伝授【小さなアジサイの寄せ植え】同系色でまとめてやさしげな印象に

  • 2026.4.26

人気ガーデナー土谷ますみさんが作り方を伝授【小さなアジサイの寄せ植え】同系色でまとめてやさしげな印象に

近ごろ、ポット苗の「小さなアジサイ」を目にする機会が増えてきました。コンパクトに仕立てられたポット苗なら、アジサイの楚々とした姿を気軽に楽しめます。アジサイ好きで知られる寄せ植え講師としておなじみの土谷ますみさんに、小さなアジサイの楽しみ方を提案していただきます。今回は、同系色でまとめた2つの寄せ植えです。

監修・寄せ植え制作
土谷ますみさん

東京・八王子の園芸店「グリーンギャラリーガーデンズ」などで、寄せ植え講師として20年以上活躍。これまで寄せ植えを教えた人数はのべ約3万人。
Instagram @kusaki7313

同じような花色で形の異なる花を合わせて

淡いブルーがさわやかな手まり咲きのヤマアジサイをメインに使いました。花つきがよいので、1ポットで十分な存在感があります。合わせたのは、ヤマアジサイとほぼ同じ花色のフェリシア。茎の先に花を咲かせて寄せ植えに変化をもたらします。グレコマの小さな葉もヤマアジサイの葉と対照的でよく映えます。
※寄せ植えの作り方は下記で紹介。

A:ヤマアジサイ ‘津江の小てまり’
B:グレコマ ‘レッドステム’
C:フェリシア ‘ベリシア’

鉢の大きさ/直径18cm、高さ18cm

3ポットで作る小さなヤマアジサイの寄せ植え

アジサイの寄せ植えを作ったことがない方でもできる3ポットの寄せ植えを紹介します。ポット苗のアジサイを見かけたら、ぜひ挑戦してみてください。

ヤマアジサイ‘伊予獅子てまり’。左が鉢花で、右がポット苗。この小ささなら寄せ植えも手軽に作れる。

用意するもの


A …ヤマアジサイ‘ 津江の小てまり’(ポット苗)、B …グレコマ‘レッドステム’、C …フェリシア‘ベリシア’

鉢(今回は16cm×16cm、高さ15cm)、鉢底ネット、土入れ、根かき棒。そのほかに鉢底石、培養土、緩効性肥料、ハサミなど。

作り方


鉢底穴に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を鉢の高さの1/4程度入れる。


トレーの上などで、培養土に緩効性肥料を規定量入れ、混ぜておく。


②で混ぜておいた土を土入れを使って鉢に入れる。


土の量は鉢の高さの半分程度に。足りなければあとで足す。


ヤマアジサイの苗をポットから出す。根がびっしりと回っている。


根鉢はくずさずに、鉢の手前、やや左側に配置する。


フェリシアをポットから出す。根鉢の底に回っている根を手ではがしとる。


肩の土をとり、根鉢をひとまわり小さくする。株元の葉も少しとって株元の通気性をよくする。


ヤマアジサイの右奥に配置する。


グレコマをポットから出し、底の根が回っていたら少しはがす。


鉢の手前、右側に配置する。長い茎は手前にしだれさせる。


グレコマの茎をしだれさせてみて、長すぎる場合はハサミで切る。


苗と苗の隙間に土をていねいに入れていく。


土をひととおり入れ終わったら、根かき棒(箸でもよい)を土に入れてそのまま左右に揺らす。土がへこんだらさらに土を足す。

3ポットだけでもボリュームのある寄せ植えの完成。水やりは土の乾燥ぐあいを確かめながらやるようにし、少し乾かしぎみに管理する。

リーフプランツの花でやさしげな華やかさを演出

ピンク系のヤマアジサイ ‘倉木てまり’ に合わせて、淡いピンクの花を集めてやさしげな寄せ植えに。ヤマアジサイは単植でもすてきですが、ほかの花をプラスすることでかわいらしさを際立たせることができます。普段はリーフプランツとして使われることが多いラミウムやティアレラは、もし花つきの苗に出合ったらぜひ使ってみてください。もちろんどちらも花が終わったら、引き続き葉を楽しむことができます。

A:ヤマアジサイ ‘倉木てまり’
B:ラミウム ‘ミスマーメイド’
C:ティアレラ ‘ウィリー‘

鉢の大きさ/25cm×17cm、高さ16cm


撮影/柴田和宣(主婦の友社)
協力/吉岡麗子、グリーンギャラリーガーデンズ

※この記事は『園芸ガイド』2026年春号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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