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「ミナ ペルホネン」の皆川 明が描いた作品がステンドグラスに! 富山駅に常設展示

  • 2026.4.25
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あいの風とやま鉄道・富山駅の中央改札口横に、富山の豊かな自然の恵みを表現した大型ステンドグラスのパブリックアート『生命の根(いのちのね)』が誕生。ファッション・テキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」の創設者でありデザイナーの皆川 明が原画とデザイン監修を手掛けた。


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全国の駅や空港などの公共空間にパブリックアートを設置する「公益財団法人日本交通文化協会」による564作品目の企画として発表された本作は、縦4.5m、横3.9mにも及ぶ巨大なステンドグラス作品で、一般財団法人日本宝くじ協会の助成を受けて制作された。皆川氏が描き下ろした原画には、富山の空、海、山、土地といったあらゆる自然環境からの恵みが湧き、根のように広がり、人々の暮らしへと繋がっていく姿が表現されている。

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素材には、ドイツの職人が昔ながらの手吹き製法でつくりあげたアンティークグラスを採用。81色もの色彩豊かなガラスを使用し、白の背景にはテクスチャーが異なる4種のガラスを用いているという。1000年以上の歴史を持つレッドケイム技法(ガラスピースを鉛桟でつなぎ、はんだ付けで固定する伝統製法)によって、2759枚ものガラスピースが緻密に組み上げられている。

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また、ディテールの表現にも注目したい。原画の魅力を極限まで再現するため、サンドブラスト(削りの技術)による濃淡表現や、ガラス用色絵具による絵付けなど、様々な工夫が凝らされている。さらに、皆川氏自身が直接色ガラスに筆でマスキング材を施し、そのタッチを残すように周囲の色を削り取るという細やかな技術を駆使。原画作家本人の息遣いがそのまま閉じ込められたような、美しく奥深いガラス作品が完成した。

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富山県内では、本作品のほかにも関連イベントが予定されている。9月には、皆川氏がイベントロゴのデザインや出展者の選考審査員を務める新たなイベント「HIMI CRAFT FES.(ヒミ クラフトフェス)」が氷見市で開催。さらに、10月10日から12月22日にかけては、富山県美術館にてミナ ペルホネンの思想を伝える大規模な展覧会『つぐ minä perhonen』の巡回も。「ミナ ペルホネン」と皆川 明のクリエイションに浸る旅の出発点にぴったりなアートが完成した。

mina perhonen

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Manami Takahashi
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