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「働くなんてイヤ」10年後「母の助言通りにしておけば」かつての決断を激しく後悔しているワケ

  • 2026.4.24

筆者の友人・Y子は現在アルバイトとして飲食店に勤務しています。Y子は幼い頃、母親から仕事に関するアドバイスを受けたのに聞く耳を持たなかったとか。そんなY子が後悔しているエピソードをご紹介しましょう。

画像: 「働くなんてイヤ」10年後「母の助言通りにしておけば」かつての決断を激しく後悔しているワケ

現状

私のアルバイト先の飲食店はとても忙しい店で、職場環境はかなりブラックです。
それでも転職したばかりの夫の給料が少ないため、生活のために働かなければいけませんでした。

大学卒業後に就職して正社員として働いていた会社は、出産後に子どもの体調不良で欠勤が続いたことで働きづらくなり、退職しました。
面接で「小さい子どもがいる」というとなかなか採用に繋がらず、今の職場で働くことしか選択肢がなかったのです。

違い

ある日、近所のスーパーで久しぶりに高校時代の友人・K美とバッタリ会いました。
K美は高校卒業後に地元の企業へ就職。
事務職として勤務し、3年ほど前に同僚と結婚したと聞いていました。

K美は産休と育休を取得して、今は子どもと家にいるとのこと。
私は保育園のお迎えに間に合うよう、必死で買い物をしていたのに、K美はとてものんびりとした雰囲気……。
私はそこで何とも言えない感情を抱いてしまいました。

過去

実は、私は高校卒業時にK美が就職した企業への推薦の話があり、ぜひ受けるべきだと母から言われていたのです。
当時の私は就職することに抵抗があり「もう少し遊びたい」というのが本音でした。

「あの会社は女の人も長く働けるよ」「事務職だったら良いんじゃない?」と言う母に対して「ずっと会社の中にいるような仕事はしたくない」と言い返した私。
安定志向の強い母とは違う人生を歩みたいという気持ちもあって、推薦を断った過去があったのです。

理解

しかし、今となっては自分は休んだら一銭にもならないアルバイト。
小さい子どもを抱えても安定した生活を送っているK美との違いに愕然としました。
あの時、母のアドバイス通りに就職していれば、今頃こんなに心細い思いをしなくても良かったのではないかと後悔しています。

自分が母親になり、はじめて母がなぜ安定志向だったのかも理解できるようになりました。
親であれば、子どもにとって安心な生活が遅れるようにと望むものかもしません。
今度母に会ったら「あのときはゴメン」と謝りたいなと思っています。

【体験者:30代女性・アルバイト、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまな仕事の経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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