1. トップ
  2. ファッション
  3. 【メットガラの掟】出席者に課せられる「8つのルール」とは?

【メットガラの掟】出席者に課せられる「8つのルール」とは?

  • 2026.4.23
Getty Images

毎年5月の第1月曜日に行われる、ファッション界最大級の祭典「メットガラ(METガラ)」。メトロポリタン美術館コスチューム・インスティチュートが発表するその年の展覧会のテーマに沿って、ゼンデイヤからBLACKPINKのメンバーまで、名だたるスターや業界関係者が豪華絢爛な衣装に身を包んで登場する。

1948年にウォルドーフ・アストリア・ニューヨークのディナーパーティとして始まったこのイベントは、1995年にUS版『VOGUE』編集長のアナ・ウィンターが共同議長に就任し、1999年以降、全面的に実権を握るようになると、劇的な変化を遂げた。今や1枚7万5000ドル(約1100万円)という高額なチケットを手にできる、選ばれし者だけが許される一大ファッションイベントとなっている。

当然ながら、この華やかな一夜には、ゲストが守らなければならない厳格なルールやガイドラインが存在する。ここでは、知られざるメットガラの8つのルールを一挙ご紹介。

From COSMOPOLITAN US

Dimitrios Kambouris / Getty Images

出席者は「完全招待制」

世界中から選ばれしセレブたちが集うこの華やかな場に、飛び入りで参加する人を見かけることはまずないだろう。

メットガラは完全招待制のイベントで、アナ・ウィンターがゲストリストの全権を握っている。たとえ世界的なブランドのクリエイティブディレクターやファッションデザイナーが1テーブルあたり30万ドル(約4500万円)以上の金額を投じていたとしても、誰に声をかけるかはアナ次第なのだ。

Kevin Mazur/MG19 / Getty Images

チケット代は超高額

招待状を手にしたとしても、相応の対価を支払う必要がある。報道によると、2025年のメットガラのチケット代は1枚につき7万5000ドル(約1150万円)にのぼったという。ただし、これには美術館の展示の先行鑑賞や、カクテルにディナー、そしてもちろん、世界で最もエクスクルーシブなこのイベントへのアクセス権が含まれている。

なお、収益はすべて、コスチューム・インスティチュートの運営や収蔵品の購入や管理・維持に充てられるとのこと。

Kevin Mazur/MG22 / Getty Images

アナ・ウィンターによる緻密な座席指定

各テーブルの座席は、アナと、イベント主催者でプロのイベントプランナー、イーディ・キアナンが、細心の注意を払いながら配置していく。キアナンはUS版『VOGUE』に対し、「12月にゲストリストが決まり始めた時点から、座席表を作成します」と語っている。

座席表が確定するのはメットガラの約1カ月前だが、早くから着手することが、滞りなく良い雰囲気を作り出すのに役立つそうで、「おそらく最も重要なのは、元恋人同士の視線が合うような配置にしないこと」だとか。

Noam Galai/GA / Getty Images

テーマの遵守は「絶対条件」

テーマが発表されると、セレブたちは数カ月前からファッションデザイナーと協力しながら、当日のルックを作り上げていく。そしてそのすべての衣装は、当日までにアナの承認を得なければならない。

2025年のテーマ『Superfine: Tailoring Black Style(華麗なるブラック・スタイル)』では、ダンディズム全盛期の時代を彷彿させる衣装やメンズウェアに焦点があてられ、その後のファッショントレンドにも大きな影響を及ぼしている。

また、同年のドレスコード、「Tailored For You(あなただけの仕立て)」についてUS版『VOGUE』は、「個人のスタイルを反映したルックを取り入れること」だと定義している。

Taylor Jewell / Getty Images

スマホ撮影&SNS禁止

これまで何度も話題となっている、トイレやエレベーター内でのセレブたちのセルフィーだが、本来は許可されていない。会場内の様子を秘匿することで、イベントのエクスクルーシブな価値を保つのが狙いだ。

2024年のメットガラの前に、アナはトーク番組『トゥデイ』で「セルフィーやSNSの禁止」について次のように語っている。

「ディナーの後に『素晴らしい会話ができた』という声を聞くのは、とても素敵なことです。スマートフォンの写真がなくても、人生は成立するのです」と語っている。

tobi seftel / Getty Images

館内は完全禁煙

メトロポリタン美術館の公式サイトには、「電子タバコを含む喫煙は、館内および入口付近で禁止」と明記されている。貴重な衣装や展示品を保護するための鉄則だが、過去にはこのルールを破るセレブの姿が目撃され、物議を醸したことも。

Karwai Tang / Getty Images

18歳未満の入場制限

かつてはジェイデン&ウィロー・スミス兄妹(写真)やエル・ファニングといった、“ネポベイビー”と呼ばれる二世セレブや子役出身の俳優が10代でメットガラに出席していたが、2018年以降、このイベントは18歳以上という年齢制限が設けられた。

2021年には、シンガーでインフルエンサーのディキシー・ダミリオがメットガラデビューを果たしたが、ともに活動する妹のチャーリーは当時17歳だったため出席できなかったそう。

チャーリーはラジオ番組『SiriusXM』で、「(メットガラの座席表に名前が載っているとウワサされていることについて)そもそも私はまだメットガラに行ける年齢ではないのです」と説明。「(出席するかもしれないというウワサにより)たくさんの批判を受けたのですが、『私は行きたくても行けないの!』と思っていました」

Kevin Mazur/MG19 / Getty Images

メニューから排除されたNGフード

メットガラのブラックリスト入りするのは、一部の著名人だけではない。特定の食材もイベントでの使用が禁じられている。アナは、玉ねぎとニンニク、チャイブの3つの食材がメニューに含まれることをNGとしている。

理由としては、これらの食材が持つ強い香りがゲストたちの呼気に残る可能性があるだけでなく、アナ自身の好みも関係しているよう。

彼女は前述の『Today』のインタビューで、「それら3つの食材は、私があまり得意ではないものなのです」と語っている。あまりの徹底ぶりに、ケイティ・ペリーは2019年のメットガラで、アイコニックなハンバーガーの衣装からオニオンを抜いたほど!

元記事で読む
の記事をもっとみる