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NPO法人AlonAlonがJAきみつより水稲育苗を受託。障害者の力を地域農業の担い手に

  • 2026.4.22

NPO法人のAlonAlonは、君津市農業協同組合・JAきみつより、令和8年産水稲育苗の業務を受託。これを通じて農福連携にチャレンジし、障害のある人たちのこだわりと継続力を農の現場で活かし、地域農業の担い手とすることで、地域社会と共にさらなる成長を目指すという。

農福連携で実現する水稲育苗の新モデル

AlonAlonは農福連携の新しいビジネスモデルで、知的・精神障がいを持つ人たちに、生きがい・働き甲斐のある安定した仕事を創ることを目指している。世話をするのでなく、障がいのある人々がスキルを身につけて成長し、やりがいを感じて仕事ができ、最終的には親亡きあとも自立できる力をつけてもらうことを目標としている。

水稲育苗は、温度・水分・光の微細な変化を毎日見逃さず、同じ手順を根気よく繰り返す作業。一般に「生きづらさ」と表現されることもある自閉症特有のこだわりや几帳面さ、そして知的障害のある人が持つ高い集中力と作業継続力は、こうした農業の特性と深く共鳴する。

今回の受託は、その理念が農業の現場で実を結んだ一例となる。

育苗受託が示す“働き手”としての評価

今回の受託にあたり、AlonAlon理事長・那部智史氏は次のようにコメントした。

「数年前、初めてJAきみつさんから育苗を任せていただいたとき、スタッフたちは真剣そのものでした。毎朝ハウスに入り、苗の状態を確認し、温度と水を調整する。その繰り返しを誰一人手を抜かず続けた。そうして育てた苗が富津の田んぼを緑に染めたとき、私たちは「ここに自分たちの仕事がある」と確信しました。

今年また声をかけていただけたことは、支援ではなく評価です。障がいのある彼らが、地域農業の一端を担う「働き手」として認められた証だと受け止めています。「障害者と稼ぐ社会」は、こうした一つひとつの信頼の積み重ねでつくられていくものだと思っています」。

就労と収入の可能性を広げる挑戦

AlonAlonは育苗業務を通じて、市内の農家との連携をさらに深めるとともに、胡蝶蘭栽培で培った植物管理の技術と、水稲育苗で蓄積する農業知識を組み合わせることで、障がいのある人の就労の選択肢と収入の可能性を着実に広げていく。

また同時に、企業・自治体・農業関係者との共創パートナーシップも積極的に広げていくという。

「支援する・される」という非対称な関係ではなく、対等なビジネスパートナーとして地域と共に成長するAlonAlonの取り組みに、今後も注目してみては。

NPO法人AlonAlon公式HP:https://alonalon.or.jp

(suzuki)

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