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母を巻き込んで妻に嘘をついた夜。「本当のことを話して」と迫られた俺が、初めて気づいたこと

  • 2026.4.12
ハウコレ

嘘をつく前から、これは間違いだとわかっていました。それでも、他の方法が思いつかなかったのです。

元カノからの連絡

元カノからメッセージが届いたのは、仕事帰りのことでした。「交通事故を起こしてしまって、示談金が足りない。誰にも頼めなくて」という内容でした。

妻は元カノの存在を快く思っていません。付き合い始めた頃に「その子とは縁を切ってほしい」と言われていて、今も連絡を取り合っていることは内緒にしていました。事故のことを妻に正直に話せば、また言い争いになる。その予感が、俺の判断を狂わせました。

元カノの提案

元カノに連絡をして話し合いました。「妻には言えないから、お金を立て替えることは難しいと言うと、元カノは「あなたのお母さんの名前を出せばお金を出してもらえるんじゃない?」と言い出しました。

乗っかってはいけない。そう思いながらも、俺は妻に「母が交通事故に遭って、示談金として30万必要なんだ。貯金から出してもらえないか」と伝えました。妻は「わかった」とすぐに答えました。その返事の早さが、胸に重くのしかかりました。

「本当のことを話して」

翌日の夕方、帰宅すると妻が待っていました。「本当のことを話して」。いつもと違う目をしていました。

母が妻に話すよう仕向けたのだと悟りました。俺は少し黙ってから口を開きました。「実は……お前の嫌いな元カノが、交通事故を起こしてしまって」。妻は何も言いませんでした。「なぜ義母の名前を」と聞かれ、「元カノが『母の名前を使えば』って提案したんだ」と答えました。自分の言葉が、どこか遠くに聞こえました。

そして...

「お前が元カノの話をすると怒るから、言えなかった」と言いました。嘘ではありません。でも、言い終わった瞬間に、それが言い訳にもならないとわかりました。

翌朝、妻が台所に立っているのを見て、俺は初めて「ちゃんと話し合いたい」と声をかけた。妻が怒るのは、俺が連絡を隠し続けてきたからです。隠すのは、怒られると思うからです。その繰り返しが、気づかないうちに妻との信頼を削っていた。元カノを助けたかったのか、争いを避けたかっただけなのか。答えを探しながら、今日も眠れない夜が続いています。

(20代男性・営業職)

 本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。 

(ハウコレ編集部)

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