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労基へ通報「私、ジタハラを受けています」数日後、労基からの連絡に「え?今なんて?」<時短勤務ハラスメント>

  • 2026.5.25

病院の事務員のみささんは、子どもを保育園に預け、時短勤務で働いています。
夫は残業続きで、保育園のお迎えや育児をひとりで担うみささん。職場では頼りにされる存在ですが、院長は時短勤務を毛嫌いし、「時短のくせに」と時短ハラスメント(ジタハラ)を繰り返し、みささんを退職に追い込もうとしていました。
みささんは、辞めたい気持ちはあるものの、収入面や転職の不安から耐えるしかない状況です。

定時間際に院長からわざと大量のカルテ処理を押しつけられたみささん。スタッフたちの陰の支えで乗り越えたため、院長の思惑は外れます。

しかし、先輩のツボ田さんだけは院長側につき、みささんが子どもの発熱で数日休めば、2人してみささんを責め立てました。さらに、後輩のまりちゃんの報告で、みささんが希望を出していた研修も、一方的に外されていることが判明したのです。

院長に確認すると、「時短は学ぶ価値がない」「図々しい」と厳しい言葉を浴びせられ、落胆するみささん。退勤後にサービス残業をしているのに給料がフルタイムより低いことにも悩み、仕事中も、子どもの前でもうまく笑えなくなってしまいます。

「このままじゃだめだ! 仕返ししたい!」

そこでみささんは、労働基準監督署への相談を決意するのでした。

外に助けを求めた結果…

みささんは、昼休みに労基の相談窓口へ連絡。

「時短ハラスメントを受けてまして……」

窓口の担当者は話を受け入れ、調査してくれることになりました。

しかし数日後、労基から届いた回答は「ハラスメントの事実は認められない」というもの。

院長とツボ田さんが「事実無根」と答えており、証拠がないため、これ以上の対応は難しいと言われてしまい、みささんは「分かりました……」と小さく返事するしかないのでした。

▼勇気を出して声を上げましたが、証拠がないため「なかったこと」にされてしまった、みささん。人間関係やハラスメントの問題は、当事者しか知らない場面が多く、証拠がなければ声が届きにくい現実もあります。問題に向き合うためには、自分の状況を記録し、未来の自分を助ける準備も必要なのだと考えさせられるエピソードでした。

つらい言葉や不当な扱いが続く場合は、発言内容や日時をメモしておくと、あとから相談するときに役立つことがあります。相談窓口、各都道府県の労働局に設置されている「総合労働相談コーナー」などへ相談する方法もあります。我慢を続けることで心や体に大きな負担がかかってしまうこともあるため、ひとりで抱え込まず、周囲へ助けを求めながら自分自身を守ることも大切です。


著者:マンガ家・イラストレーター こっしー

ベビーカレンダー編集部

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