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舞台の外でもドラマが?『プラダを着た悪魔』キャスト同士の交友関係を調査

  • 2026.4.8
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映画『プラダを着た悪魔』で火花を散らしたミランダ、アンディ、エミリーたちですが、カメラの外では温かな絆が育まれていました。あのキャストが実の家族になった驚きの事実から、空腹を分かち合った苦労話、孤高の女王が唯一心を開いた親友の存在までをレポートします。

エミリー・ブラントとスタンリー・トゥッチが「本物の家族」に!

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1995年にソーシャル・ワーカーの女性と結婚し、3人の子どもに恵まれたスタンリー・トゥッチですが、『プラダを着た悪魔』公開の3年後となる2009年、がんにより妻が逝去。そんな失意のスタンリーを救ったのがエミリーだったのです。2010年、エミリーはコモ湖での自身の結婚式にスタンリーを招待しました。そこで彼に自分の姉であるフェリシティを紹介。これがきっかけで2人は意気投合し、出会いから2年後に結婚! スタンリーはエミリーの義理の兄になりました。エミリーと姉のフェリシティ、そしてスタンリーの3人で写った写真から、その仲睦まじさが伝わります。

メリル・ストリープとアン・ハサウェイは師弟から「同志」へ

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撮影中、役作りのために徹底したメソッド・アクティングを行っていたメリル。アンと一切私語をせず、冷たく接し続けましたが、撮影が終わった瞬間にアンを抱きしめ、「あなたは本当に素晴らしかった。でも、これがあなたにできる最後のアドバイス(冷たくすること)だった」と伝えたそうです。アンもそのことを理解しており、彼女のプロ意識に尊敬の念を抱いていたとのこと。ちなみに、みんなが楽しそうなときに距離をとる憂鬱さから、メリルは「二度とメソッド・アクティングはやらない」と冗談交じりに語っています。

そんな彼女がキャストから慕われているエピソードとして、2024年のSAGアワードにて、メリルがマイクの前に立つと、アンとエミリーが両脇から現れ、劇中のミランダとメリルを比較したジョークを飛ばしたというものがあります。これは3人の信頼関係が完成されているからこその発言だとファンを熱くさせました。さらに、『プラダを着た悪魔2』の撮影を行っていた際、メリルはインタビューで「アンは現場をリードする立派な俳優になった」と称賛。アンがプロデューサーに、起用するモデルの過度な体重制限について毅然と意見した姿勢についても素晴らしいと支持しています。俳優としての行動や選択に責任感を抱く2人は、いまや師弟ではなく、映画界をリードする同志です。

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アン・ハサウェイとエミリー・ブラントの「シスターフッド」

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劇中では火花を散らした第1・第2アシスタントですが、私生活では最高の親友です。撮影時ダイエットを強いられていた2人が、セットの隅で寄り添いながら互いを励まし合っていたエピソードは有名です。後に対談した際に、アンは「エミリーは初めて会ったときからキラキラ輝いていて、すごいスターだと思った」と語り、すぐに打ち解けて当時アンが住んでいたあたりを散歩した思い出を披露。エミリーはアンに、「あなたはすでに映画界のスーパースターだったのに、私を対等に扱ってくれた」と感謝を伝えました。本作をきっかけに長い友情を築き、続編の撮影の合間にも仲良く語り合う姿が目撃されている2人は、熾烈なハリウッドで互いを励まし合うシスターフッドの象徴です。

メリル・ストリープとスタンリー・トゥッチの公私にわたる「支え合い」

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ミランダが唯一隣を歩ませたナイジェル。2人の空気には、実生活でも積み上げられた友情と信頼が滲み出ていたのかもしれません。2人は共にニューヨークを拠点とする俳優であり、演劇や役作りを重んじる職人気質という共通点を持つ、古くからの友人でした。撮影時、メソッド・アクティングで孤独な闘いを続けるメリルにとって、素の自分に戻って笑い合える唯一の「避難所」がスタンリーでした。彼には「(若手たちに冷たくするのが)本当はすごく寂しいし、辛い」と本音を漏らしていたそう。メリルは彼の演技力を高く評価しており、2009年に夫婦役で共演した映画『ジュリー&ジュリア』でも「ダンスを踊るように、何も言わなくても通じ合える」と絶賛。また、プライベートでも、スタンリーが前妻のケイトをがんで亡くした際には、家族ぐるみで励まし続けたとも言われています。

メリル・ストリープが認めた「次世代の才能」エミリー・ブラント

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実は、メリルはエミリーの結婚式に参加するほど親しい関係を築いています。映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014年)での再共演時には、妊娠していたエミリーのため、メリルは現場で常に彼女を世話し、守っていたそう。メリルはエミリーの演技力とユーモアのセンスに一目置いており、授賞式のスピーチなどでも度々彼女の名前を挙げています。冷徹な上司ミランダが心の中ではエミリーを認めていたという、まるで映画の後日談を地で行くような関係性です。

スタンリー・トゥッチの闘病期の「救い」アン・ハサウェイ

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妻を亡くしただけでなく、自身もがんを患っていたことを公表したスタンリー(現在は寛解)。2021年に出版した回顧録『スタンリー・トゥッチ 食と人生をめぐる旅』で闘病について振り返っています。2018年当時、映画『魔女がいっぱい』の撮影を共にしていたアンは、治療の影響で味覚を失い、食事を摂ることさえ困難だった彼の体調を常に気遣い、撮影現場で無理をしないよう、そして精神的に孤立しないように寄り添っていたそう。そんな彼女に救われたと、スタンリーは数々のインタビューで話しています。アンもまた、「スタンリーが現場にいるだけで、故郷に帰ってきたような安心感がある」と語るなど、全幅の信頼を置いています。

『プラダを着た悪魔』のキャストたちが、それぞれのライフイベントや困難を支え合って乗り越えている姿もまた、この長い熱狂を生んでいる要因かもしれません。

『プラダを着た悪魔2』5月1日(金)より劇場公開
時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード!
トップファッション誌の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。別々の道で成長を重ねたふたりが、再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こります。

※この記事は、2026年4月8日時点のものです。

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