1. トップ
  2. あのシーンを、もう一度! 映画『プラダを着た悪魔』の記憶に残る名場面をプレイバック

あのシーンを、もう一度! 映画『プラダを着た悪魔』の記憶に残る名場面をプレイバック

  • 2026.4.7
Hearst Owned

ファッションの仕事に意義を見出せなかったアンディが、様々な壁にぶち当たりながらもプロフェッショナルへと覚醒していく姿に、いつ見ても胸が熱くなる映画『プラダを着た悪魔』。2026年5月1日(金)公開となる待望の続編を前に、ファッションへの愛と仕事への情熱が詰まった名シーン10選をお届けします。

伝説の幕開け!ミランダの「セルリアン」講義

Aflo
Aflo

ファッションを「ただの服」と軽んじていたアンディは、ミランダから手痛い洗礼を受けます。彼女が着ていた青いセーターを、ミランダは「それは単なる青じゃない、セルリアンよ」と一刀両断。数年前のオスカー・デ・ラ・レンタのコレクションから始まり、多くのデザイナーの手を経て、最終的に量販店のワゴンに流れ着いた歴史を語るミランダ。「あなたが適当に選んだその色は、ここにいる私たちが選んだもの」という言葉は、ファッション界が経済と文化を動かしているという誇りに満ちています。選び抜かれたミランダのビル・ブラスのジャケットとアンディの10%のウールのセーターとの対比もお見事!

変身の魔法をかけたシャネルのロングブーツ

Aflo

仕事で行き詰まったアンディが、名脇役ナイジェルの助けを借りて、クローゼットの扉を開ける運命の瞬間。そこで彼女が手にするのが、シャネルのブーツです。それまでの格好から一変、膝上のミニスカートにシャネルの輝くロゴを纏ってオフィスに現れたアンディ。同僚たちの冷ややかな視線が驚嘆に変わるこのシーンは、ファッションがいかに人の自信を底上げしてくれるのかを象徴しています。

NYの街での怒涛のルック・モンタージュ

Aflo
Aflo

アンディが洗練されていく様子を、軽快な音楽とともに映し出す伝説の着回しシーン。コートを脱いでは次のルックへ、足元はマノロ・ブラニクからクリスチャン・ルブタンへ。特に印象的なのは、シャネルのキャスケットを合わせたプレッピースタイルや、オールホワイトの潔いコーディネート。自分を表現する術を身につけた彼女の姿は、現代の私たちが毎朝鏡の前に立つパワーの源になります。

完璧なアシスタントへ。ハリー・ポッター未刊原稿事件

Aflo

ミランダからの理不尽な命令の中でも最大の難関。発売前の『ハリー・ポッター』の原稿を手に入れろという無茶振りに、アンディが自らの人脈と機転で応えるシーン。ここでは、ファッションセンスだけでなく、プロフェッショナルとしての「先回りする力」が描かれます。ミランダの期待を超えた瞬間、彼女はミランダの右腕へと昇格。成功の裏にある泥臭い努力こそ、モードな世界を支える真実です。シャネルのサングラスとケイト・スペードのバッグ、カルバン・クラインのワンピースというアクティブでありながらモードな着こなしも話題に!

清々しいまでの毒舌とストイックなプロ意識

Aflo

過激なダイエットによる体調不良を抑えながら仕事をする第1アシスタントのエミリー。アイコニックな赤い髪と、計算し尽くされたモノトーン・スタイルの彼女は、当時から多大な人気を得ていました。ファッションへの深い愛情、ストイックなプロ意識、そして血の滲むような努力で地位を築いてきたという、アンディとは対照的な人物です。彼女が見せる、キャリアを駆け上がるアンディへの焦りや劣等感に共感する人も多かったはず。さらに、お世辞や建前を排除して常に本音でぶつかる姿も、忖度が多い現代社会において、一種のカタルシスを与えてくれます。続編では重要な役割を担うと噂されているエミリーのファッションも、ぜひもう一度チェックして。

関係性を映す、パーティでの黒いドレス

Aflo

ガラ・パーティで、風邪で朦朧とするエミリーに代わり、アンディがゲストの名前を完璧にサポートします。ここで2人を飾るのは、着る人のセンスを如実に映すブラックドレス。アンディが着用したデコルテの美しいブラックドレスは、ジョン・ガリアーノ時代のディオール。一方のミランダは、ヴァレンティノです。華やかな社交界にふさわしいエレガンス、そして知性とプロフェッショナリズムを見せる着こなしに圧倒されます。ミランダに「よくやったわ(That's all)」と認められた際のアンディの表情、そして2人の上司と部下としての関係を際立たせるのもまた、この黒で統一されたドレスです。

鎧を脱いだ、ひとりの女性としての苦悩

Aflo

プラダやエルメスのスカーフ、ダナ・キャランのコートで固め、ファッション界のトップとしての威厳を見せるミランダ。その武装が解かれた時、仕事と家庭の両立に悩む一人の女性の姿が浮き彫りになります。常に完璧な鎧で装うミランダが、電話の場面で見せる母としての顔。そして、パリのホテルで夫との離婚問題を抱え、バスローブ姿で力なく座り込むシーン。メイクも落とし、髪もセットされていない彼女の姿は、華やかなキャリアの裏側にある代償を物語ります。「また世間は、キャリアのために家庭を壊した女だと書き立てるわ」。強靭な彼女が見せた一瞬の脆さに、アンディ、そして多くの女性たちの心も揺さぶられました。

悪魔と向き合うためのドレス

Aflo

交通事故に遭ったエミリーに代わり、ミランダと共にアンディはパリ・ファッションウィークを訪れます。ここではショーだけでなく、誰がトップに立つかというパワーゲームも繰り広げられます。その戦いの場にミランダが選んだのは、やはりプラダのブラックドレス。自らの編集長としての椅子を守るために長年の戦友であるナイジェルを利用したミランダは、アンディに「あなたと私は似ている」と告げます。「私はそんな残酷なことはしない」と否定するアンディに対し、「あなたはもう、やったのよ(エミリーの代わりにパリに来たことで)」と微笑むミランダ。キャリアのために、何を取り、何を捨てるのか。アンディは選択を迫られます。黒の下にグリーンのドレスを着たアンディがミランダと向き合う姿は、ガラ・パーティの場面からさらに2人の関係が変化しようとしていることを示唆しています。

携帯電話を捨てるという選択と自立

Fox 2000 Pictures / Aflo

車を降り、ミランダの元から去ることを決意したアンディ。執拗に鳴り響くミランダからの着信。彼女を縛り付けていた象徴である携帯電話を、コンコルド広場の噴水へと投げ入れ、にっこり微笑みます。この時、彼女は豪華な衣装に身を包み、華奢な靴を履いていますが、自分の足で石畳を歩くことを選びます。ファッション界からの決別であり、誰かのためではなく、自分のために生きていくための一歩を踏み出した瞬間です。

自分だけの生き方を貫くためのデニムスタイル

Aflo
Aflo

ジャーナリストとして歩み出したアンディが、街角でミランダと再会するラストシーン。アンディが軽く会釈をすると、車中のミランダはいつものように冷徹な表情で「行って」と運転手に命じます。しかし、口元にだけ一瞬の微笑みが。そこには言葉はなくとも通じ合う、師弟を超えたプロフェッショナル同士の絆が見えました。印象的なのは、洗練されたデニムスタイルのアンディ。このラストから、アンディがミランダから学んだのは服の着方ではなく、「何を選択し、どう生きるか」という哲学だったことが読み取れます。

『プラダを着た悪魔2』5月1日(金)より劇場公開
時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード!
トップファッション誌の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。別々の道で成長を重ねたふたりが、再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こります。

※この記事は、2026年4月7日時点のものです。

元記事で読む
の記事をもっとみる