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「最近ね、あんまり寝込まなくなったの」虚弱体質だった友人が、子どもたちの世話で元気になったワケ

  • 2026.4.9

体が弱く、乗り物酔いもひどくて旅行にもなかなか行けなかった筆者の友人S子。約束をしても直前でキャンセルすることが多く、少し心配していました。そんな彼女から久しぶりに聞いた声は、驚くほど明るいものでした。ある出来事がきっかけで、S子の毎日が少しずつ変わっていたのです。

画像: ftnews.jp
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いつも「やっぱりやめておく」だった友人

友人のS子は、10年前に夫を亡くしてから一人暮らしをしています。
もともと体が弱く、乗り物酔いもしやすい体質でした。
そのため、旅行やちょっとしたお出かけの約束をしても、日程が近づくと「やっぱり体調が心配だからやめておくね」と連絡が来ることがよくありました。

そんなS子に、久しぶりに連絡をしてみました。
すると電話の向こうから聞こえてきた声が、以前よりずっと明るいのです。
「最近、ちょっと忙しいの」
S子がそんなことを言うなんて、少し意外でした。

思いがけないお手伝い

話を聞くと、親戚に二人目の赤ちゃんが生まれることになったそうです。
しかもそのタイミングで引っ越しの予定も重なり、上の子の面倒を見る人が必要だということ。
そこでS子に「少し手伝ってくれない?」と声がかかったそうです。

S子は言いました。
「子どもたちのためなら、ちょっと頑張れる気がして」
最初は数日だけのつもりだったそうですが、子どもたちと過ごす毎日は想像以上ににぎやかでとても楽しかったようです。

あれ? 体調がいい

そしてS子は、少し不思議そうにこう言いました。
「最近ね、あんまり寝込まなくなったの」
以前は体調を崩して横になる日が時々あったのに、それがほとんどなくなったそうです。

さらに驚いたのは、乗り物酔いのことでした。
子どもと一緒にお出かけする機会も増えたのに、あまり酔わなくなったと言うのです。
「子どもを連れてると、気を抜く暇がないのかもね」
S子は笑いながらそう言いました。
もしかしたら、そのおかげで体力もついてきたのかもしれません。

人は役割があると元気になる

親戚の引っ越しが終わったあとも、S子はしばらく手伝いを頼まれているそうです。
「忙しいけど楽しいよ」
そう話す声は、本当に元気そうでした。

誰かに頼られることは、意外と人を元気にしてくれるのかもしれません。
「誰かのために」という想いは、自分自身を動かす原動力になる。
そんなことを教えられたエピソードでした。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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