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【ガーデニングQ&A】横に広がりすぎたチェリーセージ。コンパクトに育てるには?

  • 2026.3.29

【ガーデニングQ&A】横に広がりすぎたチェリーセージ。コンパクトに育てるには?

植物を育てていくうえで、わからないことや悩んでいることはありませんか? ここでは、読者の皆さんから寄せられたガーデニングにまつわる疑問や質問、お困りごとに、園芸研究家の山口まりさんが回答します。今回のテーマは「チェリーセージ」です。

Q チェリーセージが横に広がりすぎて困っている

チェリーセージを地植えで育てていますが、毎年どんどん大きく横に広がってしまいます。高さ1mくらいでコンパクトに育てたいのですが、剪定時期や剪定方法など、コンパクトにする方法を教えてください。(栃木県小山市 72才)

A コンパクトに育てるには、梅雨ごろの剪定がよい太い茎を切り詰め、混み合った部分や内部の細い枝の間引きをする

チェリーセージとは、サルビア・ミクロフィラ、サルビア・グレッギー、ミクロフィラとグレッギーの種間交配種のサルビア・ヤメンシスを総称して呼んでいます。どれもアメリカ南部からメキシコに原生しています。ミクロフィラとヤメンシスは高さ90~120㎝ほどに、グレッギーは30~50㎝になる低木~低木状宿根草です。丈夫で育てやすいのですが、半耐寒性で寒さが厳しい地域での地植えには適しません。

基本種は赤い花で、初夏から晩秋までぽつぽつと咲き続けますが、気温の高い真夏は開花を休みます。

とても丈夫で地植えで放任すると、枝葉が茂りボリュームたっぷりに生育します。茎は木質化し、株元の枝が枯れ、先端部分にしか花が咲かなくなります。

株姿を維持する剪定は、生育期の5月~7月中旬、9月中旬~10月ならいつでも可能です。大きくしたくない場合は、梅雨ごろに太い茎を半分ほどに切り詰め、同時に混み合った部分や内部の細い枝の間引きを行い、蒸れを防ぎます。その後は、伸びた枝先の切り詰めを生育期に数回行います。また、地際から出る細い茎は切り取り、株元から元気のよい茎を出させ、株を更新していくようにしましょう。

特に大きくなりすぎた株は、冬季(12~2月)に地上部から20~30㎝のところで大胆に切り詰めます。その際には、株姿を整えるよう細く長い茎、株姿を乱す横に飛び出た茎、枯れた枝を剪定します。ただし、木質化して芽がない部分まで切り込むと枯れ込むことがありますので、残す茎や枝に芽があることを確認してから剪定しましょう。

管理場所

日当たりと風通しのよい場所。日当たりが悪いと花つきが少なくなります。

用土

水はけのよい土。地植えするときは腐葉土や堆肥を混入します。

植えつけ

苗の出回る3~5月、9月下旬~10月。

植えかえ

3~4月。地植えは特に必要ありませんが、鉢植えは2~3年に一度。

肥料

生育期の春と秋に、地植えは少量、鉢植えは規定量を施します。

病害虫

特にありませんが、うどんこ病が発生することがあります。

チェリーセージの栽培カレンダー 暖地(関東南部以西太平洋側)

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写真提供/山口まり

※この記事は『園芸ガイド』2026年春号の記事を、WEB用に再編集したものです。

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