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風水のエキスパートが伝授! 心地よい住まいを作る8つのルール

  • 2026.3.26
William Abranowicz

自宅をより快適な空間にしたい、多くの人がそう考え、実現するための方法を探している。特定のスタイルでデザインを統一することや、お気に入りのモノをそろえることも、もちろんその方法の1つだ。だけれども、家の中の「エネルギー」、つまり全体的な雰囲気や感覚について考えてみることもできるはず。

そのために参考にできるのが、何世紀も前から伝わる「風水」。取り入れることで住まいによりよいエネルギーを招き入れるためには、どのようにするのがよいのだろうか。3人の専門家に、話を聞いてみた。

風水とは?

José Margaleff for VERANDA

「簡単に言えば、それは『心地よく感じられる空間デザイン』を実現するための方法です」と語るのは、インテリアデザイナーで風水コンサルタントのエリザベス・エイリーさん。

風水の基本は、「気」と呼ばれる「生命力エネルギー」のバランスをとること。中国に古くから伝わる五行思想に基づいたものでもあり、その歴史はおよそ3500年とも、それ以上ともいわれている。

風水とインテリアの専門家、キャサリン・ブロフィーさんは、「風水」という言葉について考えてみると、それは「地球上のエネルギーを動かす大きな力」を指していることがわかると説明する。すべてのものは、これによってはぐくまれ、形作られるのだという。

「風水は、自然と環境の関係を考え、風と水のバランスをとり、それらの間に滞りがないようにすることを目指すものです」

住まいはその設計を始めるときに風水を考慮するのが理想だが、リノベーションを行うとき、あるいはただ何かを変えたり、新しくしたりするときに取り入れることも可能だという。

どのように役立つもの?

Becky Stayner

エイリーさんによると、風水とは「その空間でよりよく暮らすためのもの」で、家には「必要なモノ、使うモノ、気に入ったモノだけを置くこと」が推奨されるとのこと。

「このシンプルなルールに従えば、生活はよりよいものになるはずです。自宅にあるすべてのモノが、あなたのお気に入りであり、実際に使うモノなのですから」

「すべてのモノに目的があり、あなたにとって意味があるものだということになります」

言い換えれば、家に風水を取り入れることによって、気分がすっきりしたり、安らぎを感じたりできるということ。そして、それはポジティブなエネルギーを感じることにつながる。

Westend61 / Getty Images

また、インテリアスタイリストで風水コーチのローレル・T・コリンズさんは、こう話します。

「風水のレンズを通してみれば、それが生活に対するあなたのビジョンにとって助けになっているか、あるいは妨げになっているか、そのことが簡単に明らかになります」

例えば、リビングルームの模様替えや飾り付けを考えるとき、それはあなたが望む快適さに役立つものかどうか、ゲストにとって十分なスペースを作るかどうか、あるいは読書に十分な明るさがあるかどうか、あなたにインスピレーションを与えるかどうか、といったことが判断しやすくなるという。

空間がより心地よく、日々の生活がよりよいものになることに加え、専門家たちが他に指摘するのは、「メンタルヘルスにもよい影響を及ぼす」ということだ。ブロフィーさんはこれについて、次のように述べている。

「あなたのため、あなたのニーズに合わせて整えられた空間での暮らしは、神経系を落ち着かせ、不安を鎮めてくれます。それは、安心感をもたらします」

「論理的な思考の面だけでなく、部屋や物の配置、並べ方などがすべてあなたのライフスタイルに合わせてカスタマイズされていれば、それは心と体の緊張を和らげてくれます」

家に役立てるための8つのヒントとは?

William Abranowicz

【1】玄関に注意を払う

風水では、玄関は気の「入り口」とされる。エイリーさんは玄関のドアについて、外側も内側も、その周辺のモノはすっきりと整理整頓しておき、出入りがしやすいようにしておくことが大切だと強調する。

「一緒に暮らす全員のニーズを考慮したうえで、これを実現させましょう。例えば、鍵や靴、バッグなどを置く場所を決めておきます。秩序のある状態が、滞りのない気のエネルギーの流れをもたらし、風通しをよくします」

【2】通路に余計なモノを置かない

風水の考え方では、廊下や家具とモノの間など、家の中の通路は常に通り抜けやすくしておく必要がある。エイリーさんによると、大切なのは、体をねじったり何かをよけたりしなくても、いつでも自由に動ける状態にしておくこと。

【3】壁にかけた絵などを見直す

コリンズさんは、壁に飾る絵画などにも注意が必要だとしている。

「身近に置くモノは、あなたの潜在意識に適切なメッセージを送るものにしましょう」

「壁にかけてある絵を、すべて見直してみてください。それらはあなたが自分にとっての幸せな生活のなかで、感じ取っていたいものを表しているでしょうか。自分自身にそう問いかけ、そうではないと思うなら、壁から外してしまいましょう。処分してもよいのです」

コリンズさんがすすめるのは、壁には“陽気な”、または“高次の意識を表現するような”、インスピレーションを与えてくれる絵を飾ること。家、そして家の中の壁は、大きなビジョンボードのようなものだと捉えることができるという。

Lourdes Balduque / Getty Images

【4】「使えない」モノを放置しない

風水の考え方では、壊れたモノや動かないモノが家の中にあることは、よい気の流れを妨げる。エイリーさんは、故障したモノはすぐに修理することをすすめている。

例えば、風水では電球が切れることは、あなた自身が燃え尽きたように感じているサインだと考える。そのため、できるだけ早く新しい電球に付け替えることが重要。また、水が漏れている蛇口は「無駄な支出」を象徴すると考えられ、修理が必要になる。

「刃物は研ぐこと、室内で使用しているフィルターは定期的に交換すること、洗濯物は片づけることです。可能な限り、あらゆるモノが適切に使用できている状態を保ち、家とあなた自身を大切にしましょう」

【5】バスルームの「見え方」に注意する

風水では、排水管が設置されているバスルームを「エネルギーが流れ出ていく場所」と考える。そのため、バスルームには可能な限り窓があること、常にトイレのふたが下ろされ、ドアが閉まっていることが、よりよい状態になる。

ブロフィーさんによると、これは特に、バスルームの外から内部が見える場合、大切な点だそう。また、家に入ってすぐに洗面室が目に入る間取りなら、ドアは常に閉めておくべきとのこと。

【6】部屋の隅を明るくする

コリンズさんは、部屋の隅の光が当たらない部分は基本的に、「あなたがもつあらゆるエネルギーを吸い取る」ものだと指摘する。

だが、それには簡単に対策を講じることができるという。その暗い部分に光が当たるように、ランプを置いたり、白い花を生けた花瓶を置いたり、あるいはストリングライトを使用したり、トーチランプを置いて天井からの反射光を利用したりすることだ。

Anastasiia Dernova / Getty Images

【7】ベッドの下にモノを置かない

「何であれ、ベッドの下には何ひとつ、モノを置いておいてはいけません」とブロフィーさんは注意を促す。それは、「すべてのモノに、エネルギーがある」ためです。

「天然繊維でつくられたラグを敷いておくのはよいでしょう。ですが、ボックスや寝具、エクササイズ用の器具など、何であれ、モノを置いておいてはいけません」

【8】植物や生花を置く

花は波動が非常に高く、喜びや豊かさと結びついたエネルギーをもつといいます。コリンズさんは、花は「ご褒美をもらったような、自分が大切にされているような気持ちにさせてくれるものです」と話します。

また、植物も同様の効果をもたらしてくれるものだといいます。ただ、重要なのは枯れた葉をすぐに取り除くなど、愛情をもって、きちんと世話をすることです。

「生き生きとした花や植物が家の中にあることは、あなた自身の潜在意識に『ここはあらゆるものが健康的で、活気があり、大切にされている場所だ』というメッセージを送ることになります」

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