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意外に間違える人が多いかも…?「5×(12+0÷3)」→正しく計算できる?

  • 2026.4.19
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今回は、掛け算、足し算、割り算が含まれている、少し長めの式を計算してみましょう。

計算自体は簡単なレベルだと思いますが、意外と間違える人も多いかもしれませんよ。

ぜひ、正解を目指してください。

問題

次の計算をしなさい。
5×(12+0÷3)

解答

正解は、「60」です。

「あれ、20じゃないの?」と不思議に思った人は、次の「ポイント」をぜひご覧ください。

この問題の正しい計算過程を紹介していますよ。

ポイント

この問題のポイントは、「()の中の計算順序」です。

計算順序については、以下のような一定のルールがあります。

<計算順序のルール>
次の順序で計算します。
1.括弧の中(※括弧には()や{}などの種類があります。)
2.掛け算・割り算
3.足し算・引き算

※同じ優先順位の計算がある場合は、左から計算します。

このルールに従えば、まず最初に()の中から計算をするのが正しいと分かりますね。

しかし、次のように計算をするのは間違いです。

<間違った計算例>
5×(12+0÷3)←()の中の足し算から計算する
=5×(12÷3)←引き続き()の中の割り算をする
=5×4←最後に掛け算をする
=20←誤答!

間違いの原因がどこにあるのか、分かったでしょうか?

問題点は、()の中の計算順序にあります。

()の中には、足し算と割り算が含まれています。計算順序のルールをもう一度見てください。「割り算は足し算よりも先に計算する」必要があると分かるはずです。()の中にもこのルールは適用されますから、正しい計算順序は次の通りになります。

<正しい計算例>
5×(12+0÷3)←()の中の割り算から計算する
=5×(12+0)←引き続き()の中の足し算をする
=5×12←最後に掛け算をする
=60

これで正解にたどり着けましたね。

まとめ

今回の問題では、()の中の計算順序が違うだけで、まったく違う答えが出る恐ろしさが実感できたのではないでしょうか?

計算順序を考えるとき、()の中を先にするというルールは覚えやすいと思います。()は視覚的にも目立つため、見逃しにくいですね。一方で、「掛け算・割り算」が「足し算・引き算」よりも優先されるというルールは、意識しないと忘れがちになってしまうかもしれません。

特に()の中に複数の演算が含まれている場合は、()の中での計算順序についてもしっかり考えていきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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