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お土産を彼女にだけ渡さなかった私。職場での先輩からの一言で、周囲からの視線が痛くなった

  • 2026.3.20
ハウコレ

出張や旅行に行くと、職場にお土産を買っていく習慣がありました。みんなに配るのは好きでした。でも一人だけ、渡したくない人がいたのです。ささいな理由でした。その行動が、自分の首を絞めることになるとは思っていませんでした。

小さな苛立ちから始まった

彼女のことが苦手でした。特に何かされたわけではありません。ただ、上司に気に入られている様子が目につく。仕事ができるわけでもないのに、なぜか評価されている。そんな小さな苛立ちが、いつの間にか積み重なっていました。お土産を配る時、最初は本当に忘れただけでした。でも彼女が何も言わないのを見て、「気づいてないんだ」と思ったのです。次からは、意図的に彼女の分だけ置かないようになりました。

バレていないと思っていた

2回、3回と続けても、彼女は何も言いませんでした。周りも気づいていないと思っていました。3回目に彼女の席の前を通った時、目が合いました。でも私は気づかないふりをして、そのまま通り過ぎました。

彼女だけ仲間外れにしているという小さな優越感がありました。幼稚だと分かっていても、やめられませんでした。自分でも分かっていたのです。これはいじめだと。大人のやることではないと。でも「ただ配り忘れただけ」と言い訳できる範囲だと、自分に言い聞かせていました。

声をかけられた瞬間

4回目のお土産配りの時、私は彼女の席をまた通り過ぎようとしました。すると先輩から声がかかったのです。「あれ、なんでお土産置かないの?」と。頭が真っ白になりました。「え、あ、忘れてた」と言うのが精一杯でした。でも周りの視線が痛かった。「忘れてた」で通じる回数ではないことを、皆が知っていたのです。

そして...

私は慌てて彼女のデスクにお菓子を置きました。彼女は「ありがとうございます」とだけ言いました。責められるより、その冷静な対応が辛かったのを覚えています。あの日から、職場での居心地が悪くなりました。誰も何も言わないけれど、視線が痛い。私がやっていたことは、しっかり見られていたのです。

先輩からはあの一言以降、必要最低限の会話しかしてもらえなくなりました。自分がしたことは、結局自分に返ってきました。小さな意地悪のつもりが、自分の評価を落とすことになった。彼女に直接何かを言われたわけではありません。でもそれが余計に、自分のしたことの醜さを際立たせていました。

(20代女性・事務職)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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