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牡丹の横綱を決める催し「牡丹番付」とは?|2025年の優秀作を公開!

  • 2026.3.18
写真提供=由志園

「牡丹番付」とは?

牡丹は、種から育てると開花までに5年以上かかるといわれ、完璧な形に育て上げられた一輪は、手間や時間から高い芸術的価値が認められます。その完成度を競う品評会も各地で開かれ、多種多様な魅力を楽しむ文化が育まれてきました。

「由志園(ゆうしえん)」では、そんな牡丹の美しさを競う催しを毎年春に開催しています。その名も「牡丹番付」。来園者の投票で約100種にのぼる品種の人気順位を決める企画です。

2025年の番付表

相撲の番付にならい、運営によって振り分けられた東西それぞれで順位付けを発表。2025年の総投票数は21,000票を超え、圧倒的な鮮やかさが目を引いた「黄冠」が最多の票を獲得。 写真提供=由志園

約1週間の展示期間が終わると、横綱や大関、関脇、小結など、相撲の番付になぞらえて優秀作が発表されます。目の肥えた愛好家ともなると、花の形や色彩、稀少性などを吟味して票を投じますが、いずれも「由志園」が丹精込めて育てた最上の牡丹ばかり。来園者は思い思いの花に期待を込めます。

ずらりと並んだ牡丹は約100種で、赤、白、ピンク、黄色、紫など色とりどり。品種改良が盛んな牡丹の多彩な美しさを堪能できる人気イベント。 撮影=高嶋克郎

昨年票が集まったのは黄色い大輪の「黄冠」と、黒色といわれる深紅の色彩が印象的な「不夜城」。ほかにもおもな優秀作を紹介します。「百花の王」にふさわしい迫力ある品種名にもご注目ください。

2025年の優秀作を公開!

東之方 横綱

「黄冠」

写真提供=由志園

西之方 横綱

「不夜城」

写真提供=由志園

東之方 大関

「写楽」

写真提供=由志園

西之方 大関

「王妃」

写真提供=由志園

東之方 関脇

「花魁」

写真提供=由志園

西之方 関脇

「花王」

写真提供=由志園

2026年の「牡丹番付」は…
4月4日(土)~5月6日(水)
由志園内にて
料金/入場料(1,000~1,800円)に含む。

DATA
料金/1,000円~1,800円(季節により異なる)
営業時間/10時〜17時(入園は閉園の30分前まで)
休園日/12月30日、31日
tel.0852-76-2255
Google mapで確認
島根県松江市八束町波入1260-2

由志園

※牡丹は4月末~5月初旬が見ごろ。「池泉牡丹」は2026年4月29日~5月6日に開催。寒牡丹の見ごろは10月中旬~2月下旬。ウェブサイトから日付指定のチケット予約が可能。

【シリーズ・花を旅する】春に導かれて日本各地へ

ルピナス【北海道】
・深山峠[北海道・上富良野]、上野ファーム[北海道・旭川]、大雪 森のガーデン[北海道・上川](3/28公開予定)

あじさい【東北】
・みちのくあじさい園[岩手・一関]、雲昌寺[秋田・男鹿](3/27公開予定)

バラ【関東・甲信越】
・蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン[長野・蓼科]、佐倉草ぶえの丘[千葉・佐倉]、国営越後丘陵公園 ながおか香りのばら園[新潟・長岡](3/20公開予定)

シャクナゲ【関西】
・神戸市立森林植物園[兵庫・神戸]
・京都府立植物園[京都]

牡丹【山陰】
・3万輪の牡丹が水面を埋め尽くす日本庭園。国内一の産地・島根県で出合う春の絶景|花を旅する
・牡丹の横綱を決める催し「牡丹番付」とは?|2025年の優秀作を公開!(この記事)

藤【九州】
・河内藤園[福岡・北九州]、中山熊野神社[福岡・柳川]
・心身のストレスを緩和する「花の癒やし効果」(3/23公開予定)
・「私の庭」にようこそ(3/30公開予定)

コラージュ制作=camouCollage(渡部絵里子)

撮影=高嶋克郎 編集・文=八木あきほ(婦人画報編集部)

『婦人画報』2026年4月号より

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