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〈71歳の一人暮らし〉月5万円の年金生活。お金では得られない充実感があふれる住まいづくり

  • 2026.3.24

少ないお金でいかに生活を充実させるかを工夫することは、とても知的で創造的なこと。月5万円の年金生活に向き合わざるを得なくなったことをきっかけに、生活が良い方向へ激変したという紫苑さんの住まいを見せてもらいました。身軽になるため、自分が亡くなったあとに家族が始末に困りそうな高価なものから手放していき、今は、捨てるのも手に入れるのも、気負いのない「ちゃち」なもので工夫するのが気軽で楽しいと語ります。

いつもの風景にアートを

知人の画家からもらった絵をリビングに飾ってみると、部屋の空気が一変。

絵画を飾るだなんて自分の暮らしとは無縁だと思っていましたが、今ではこの絵を中心に模様替えをするようになりました。公園で拾った木の枝だって、飾ってみると案外いい風情。

アートが心を豊かにするとは本当ですね。日常に「いいな」「きれいだな」と感じられる風景があるのは幸せなことだと思います。

思い立ったら気楽にDIY

キッチンにある出窓のスペースをちょっとした収納場所として活用することにしました。

ホームセンターで購入した角材でコの字型の台を作って小引き出しをセットしたり、端材を組んで調味料入れを作ったり。

使わなくなったつい立てから切り出した木彫りの板は、100円ショップの額縁をレール代わりにセットして引き戸風に。
味気ないスペースが便利で温かみのあるコーナーに生まれ変わりました。

暮らしを「作る」喜びをゲット

不要になった本棚の引き取りは大きさ的に有料になるとのことでしたが、横倒しにして置いてみたら圧迫感が軽減。別の家具の引き出しやかごを組み合わせて小物の収納に使っています。

今の暮らしの楽しいところは、こういった創意工夫。お金で買えない充実感が得られます。

失敗も捨てるのも惜しくないものをDIYの素材に

私のDIYのモットーは「ちゃちなもを使うこと」。家の中にある不用品や100円ショップのグッズを使ってあれこれ考えるのが面白いのです。

たとえ失敗しても損失は少ないし、必要なくなったときに処分するのも惜しくない。そんな気軽さがいまの私にはぴったり。壁にかけてあるのは草木染めのカレンダーを100円ショップの額縁に入れたもの。

(右)寝室のフェイクグリーンの台も100 円ショップのすのことキャスター、端材で作ったもの。(左)キッチンのオーブン台はカラーボックスに、これまた100円ショップの杉板と取っ手をつけました。

古布でインテリアに彩りを添える

布が大好きで、プチプラ着物を収集していたこともあり、我が家には味わいのある古布がたくさん。着物や帯をほどいてインテリアにも活用しています。

ダイニングテーブルは帯用の藍染めの木綿布を使ってクロスに。季節ごとにかけかえて気分転換しています。

寝室に吊るした白のパッチワークのカーテンは長襦袢をつないだもの。

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