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マクラメ編みのやり方|初心者向け基本の結び方と壁掛けタペストリーの作り方

  • 2026.3.16

マクラメ編みを始めたい方へ。この記事では初心者でも今日から始められるマクラメの基本の結び方を、手順付きで徹底解説します。必要な材料・道具の選び方から、平結び・巻き結びなどの基本技法、壁掛けタペストリーの作り方まで一記事でまるごと網羅。100均の材料でも始められるのでコスト面も心配ありません。

マクラメ編みとは?特徴と魅力

マクラメ(macramé)とは、紐や糸を手で結んで模様を作る編み物の技法です。アラビア語の「ムクラム(格子編み)」が語源で、「交差して結ぶ」という意味を持ちます。

ミシンや編み棒などの道具がほとんど必要なく、紐とハサミだけで作品が作れるのが最大の特徴。インテリアになじむナチュラルな雰囲気から、近年ボヘミアンスタイルやナチュラルインテリアブームとともに大人気のクラフトです。

作れるアイテムは幅広く、壁掛けタペストリー・プランターハンガー・コースター・バッグ・アクセサリーなど、日常使いできるものばかり。1作品の制作時間は30分〜2時間程度と短く、初心者でも達成感を得やすい点も魅力です。

マクラメ編みに必要な材料・道具

マクラメは特殊な道具がほとんど不要で、手軽に始められます。

マクラメコード(紐)の選び方

マクラメに使う紐は「マクラメコード」と呼ばれます。素材・太さ・撚り方によって仕上がりの雰囲気が変わります。

  • 綿(コットン)コード:最もポピュラー。柔らかく結びやすく初心者向け。洗濯可能
  • ジュート(麻)コード:ナチュラルな風合い。プランターハンガーや屋外使いに◎
  • 太さ:タペストリーなら3〜5mm、コースターやアクセサリーなら1〜3mmが目安

100均(ダイソー・セリア)でもマクラメコードや麻紐が購入可能。初回は3〜5mmのコットンコードがもっとも結びやすくおすすめです。

その他に用意するもの

  • 棒・ダウエル棒:タペストリーを吊るす横棒。100均の木製棒やサッシ棒でOK
  • ハサミ:切れ味の良いものを用意
  • メジャー・定規:コードを測って切るため
  • S字フック・クリップ:作業中に棒を引っかける場所を確保するため
  • 目打ち・ペン:結び目を整える(なくても可)
マクラメ編みに必要な材料と道具(Photo by Anete Lusina from Pexels

マクラメの基本の結び方3種

マクラメは数十種類の結び方がありますが、まず以下の3つを覚えれば9割の作品は作れます。

①平結び(フラットノット/スクエアノット)

マクラメの基本中の基本。4本の紐(芯2本+結び紐2本)で行います。

  1. 芯紐2本を中央に、結び紐2本を左右に配置
  2. 左の紐を芯紐の上に「4の字」になるように乗せる
  3. 右の紐を左紐の上に乗せ、芯紐の下をくぐらせて左側へ引き出す
  4. 両端を引き締めて半結び完成(これが「半目の平結び」)
  5. 左右を逆にしてもう一回同じ手順を繰り返すと「1目の平結び」完成

コツ:引き締める力を均等にすることで結び目が揃って美しく仕上がります。

②巻き結び(ハーフヒッチ/ダブルハーフヒッチ)

ラインを斜めや横に走らせたいときに使う結び。斜め模様・ダイヤ柄などに必須。

  1. 芯紐(軸になる紐)を斜めに張る
  2. 結び紐を芯紐の前から後ろへ回し、紐の輪の中を通して引き締める(1回)
  3. もう一度同じ方向に巻いて引き締める(2回=ダブルハーフヒッチ)

1本の芯紐に複数の結び紐を連続して巻き結びすると、きれいなライン(バー)ができます。

③ねじり結び(スパイラルノット/ハーフスクエアノット)

平結びの「半目」だけを同じ方向に繰り返す結び方。自然にらせん状にねじれてきます。

  1. 平結びの前半(左紐が上の状態)だけを繰り返す
  2. 5〜6回繰り返すとらせん状にねじれてくる

ボヘミアン系の作品に多用される、見た目がおしゃれな結び方です。

初心者向け!マクラメ壁掛けタペストリーの作り方

基本の結び方を覚えたら、代表作品の「壁掛けタペストリー」を作ってみましょう。完成サイズの目安:幅30cm×長さ40〜50cm(棒含まず)。

材料

  • マクラメコード(3〜4mm):約20m(長さ1m×20本に切る)
  • 木製ダウエル棒:幅35〜40cm
  • ハサミ
  • メジャー

作り方手順

  1. コードを切る:仕上がり長さの約4倍の長さに切る(仕上がり50cmなら1本約2m)。20本用意
  2. コードを棒に取り付ける:コードを2つ折りにし、「ひばり結び(ラークスヘッド)」で棒に固定。棒全体に10セット並べる
  3. 平結びを1段目に入れる:左から4本ずつグループにして平結びを1目。棒の端から端まで繰り返す
  4. 互い違いに2段目を入れる:隣り合うグループの間の紐を2本ずつ借りて、また平結び。「千鳥格子」のようなパターンができる
  5. 段数を増やしてデザインする:平結びを繰り返す。途中にねじり結びや巻き結びを混ぜるとデザインが豊かになる
  6. フリンジを整えて完成:下端の紐の長さをそろえてカット。ブラシやペットコームで紐をほぐすとふわふわのフリンジになる

吊るすためのロープを棒の両端に取り付ければ完成。制作時間の目安は1〜2時間です。

さらに簡単!マクラメコースターの作り方

壁掛けよりもっと手軽に始めたい方には「コースター」がおすすめ。コード約5m、制作時間30分で完成します。

  1. コードを50cmに10本カット
  2. 中心で半分に折り、5本×5本のグリッドを作るように並べて交互に通す(縦横の格子状)
  3. 外周を巻き結びで固定していく
  4. はみ出した端をカットして整える

コースター1枚が作れると結び目の感覚をつかめ、タペストリーへのステップアップがスムーズになります。

よくある質問

Q: マクラメに必要な紐はどこで買えますか?

A: ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100均でも購入できます。麻紐やコットン紐が手に入ります。本格的なマクラメコードはAmazonや手芸専門店(ユザワヤ・OKADAYA)が品揃え豊富です。初回は100均で試してみて感触をつかんでから本格的な材料に切り替えるのがおすすめです。

Q: 初心者はどんな作品から始めるのがいいですか?

A: コースターかキーホルダーが最初の作品としておすすめです。使うコードの量が少なく、30〜60分で完成するため「平結び」「巻き結び」の基本をつかみやすいです。コースターで結び方の感触を身につけたら、壁掛けタペストリーに挑戦してみましょう。

Q: マクラメの結び目がゆるくなってしまいます。コツはありますか?

A: 結び目を引き締めるときに「左右均等の力でゆっくり引く」のがコツです。素早く強く引くと結び目がずれやすくなります。また芯紐をS字フックやクリップでテンションをかけた状態に固定してから結ぶと、結び目が揃いやすくなります。コードが細すぎると難しいため、最初は3〜5mmの太めのコードを使うことをおすすめします。

Q: マクラメのタペストリーを洗濯することはできますか?

A: コットン(綿)コードを使った作品は手洗いが可能です。ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、やさしく押し洗いしてください。乾燥は形を整えてから陰干しがおすすめ。ジュート(麻)コードは水に弱く縮みやすいため、水洗いには不向きです。壁掛けとして飾る場合は埃を払う程度のお手入れで十分です。

Q: マクラメを始めるのに最低限必要な費用はいくらですか?

A: 100均を活用すれば500〜1,000円以内で始められます。麻紐またはコットン紐(110円)、木製棒(110円)、ハサミ(家にある場合は不要)があれば最初の作品(コースター・小さなタペストリー)が作れます。本格的なマクラメコードを購入しても1,000〜2,000円程度で一作品分の材料が揃います。

まとめ

マクラメ編みは「平結び・巻き結び・ねじり結び」の3つを覚えるだけで、インテリアになる作品がどんどん作れるようになります。必要な道具はコードとハサミだけで、100均でも材料が揃うのが大きな魅力です。

まずはコースターや小さなタペストリーから挑戦して、結び方の感覚をつかんでみてください。慣れてきたらプランターハンガーやバッグなど、使えるアイテムにも挑戦できます。マクラメは手を動かす喜びと、完成したときの達成感が大きいクラフト。ぜひ今日から始めてみてください。

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