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「本当にうれしい」小林慶行監督が雄叫び、ジェフユナイテッド千葉が5949日ぶりにJ1公式戦勝利

  • 2026.3.8

[明治安田J1百年構想リーグEASTグループ第5節、ジェフユナイテッド千葉 2-1 柏レイソル、3月7日、千葉・フクダ電子アリーナ]

千葉は柏との“千葉ダービー”を2-1で制して、今季初勝利を挙げた。

小林慶行(よしゆき)監督は「本当にうれしいです」と安堵(あんど)の表情を見せた。

千葉が待望の今季初勝利

長い道のりだった。

J1の公式戦では2009年11月22日のFC東京戦以来となる、実に5949日ぶりの勝利となった。

千葉を17季ぶりのJ1復帰に導いた小林監督は「非常に大きな勝利だった」と感慨深げだった。

「苦しい時期を抜けてきたし、『これが自分たちのスタイルだよね』と、少しずつ積み上げてきた。それでも、やっぱり結果をつかめないと、組織はどうしても難しい状況になってくる。そのなかで、すべてが自分たちのペースで進んだわけじゃないですけど、この結果はすごく大きい」

シーズン開幕前のプレシーズンマッチにあたる『ちばぎんカップ』では、圧倒的な差を見せつけられて、柏に1-2で敗れた。そこから愚直に前進してきたが、ここまでリーグ戦で勝ち星は挙げられず。決して順調な出だしではなかったが、自分たちを信じてやってきた。

この日も、前半から主導権を握られる展開。千葉がシュート3本だったのに対して、柏はシュート7本を前半に放つなど、我慢の時間が続いた。

「相手のボールを前進させる力をリスペクトしつつも、どこかでチャレンジしていきたかった。自分たちからゲームを作ろうとしても、前向きのボールがうまく使われて前進されていく形がありました。本当にギリギリのところで無失点で戻ってきた前半だったと思います」

厳しい戦いを強いられたが、ハーフタイムでもチャレンジする意思を共有した。ちばぎんカップではリスペクトしすぎた部分もあったが、この日は真っ向からぶつかった。

先制点を奪ったのは千葉だった。

後半3分に相手ボックス前でボールを受けたMF津久井匠海が右足を振り抜き、ネットに流し込んだ。さらに同16分には、右コーナーキックからの折り返しをFW石川大地が押し込み、背番号20の2試合連続弾でリードを2点差にした。

千葉は後半43分には1得点を返されるも、集中した守りでゴールを守った。試合は2-1で終了し、小林監督はホイッスルと同時に雄叫びを上げた。

「本当にうれしいです」

試合後にはホッとした表情を見せていた指揮官だったが、もちろん満足はしていない。「選手たちは本当に前向きにやってくれる集団なので、彼らをしっかりと信じて、やるべきことをやる。そういうパワーを出せる集団に、さらになっていけるように頑張っていきたい」と2勝目に向かって、再び走り出した。

筆者:浅野凜太郎

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