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「私がもらうわ!」鮮魚コーナーで、まさかの『アラ横取り』!? 強引な中年女性にフリーズした私を救ったのは

  • 2026.3.8

これは、知人のA子さんに聞いたお話です。
毎週水曜日の開店と同時に、お気に入りのスーパーへ足を運ぶA子さん。家族のために新鮮なお魚を選ぶ時間は、彼女にとって大切なリフレッシュタイムでした。しかし、そこにはいつも「ある獲物」を狙う影が潜んでいたのです。今回は、A子さんが鮮魚コーナーで体験した、ちょっぴりモヤっとして最後はスカッとするエピソードをご紹介します。

画像: 「私がもらうわ!」鮮魚コーナーで、まさかの『アラ横取り』!? 強引な中年女性にフリーズした私を救ったのは

開店直後の鮮魚コーナー。優雅なはずの買い出し時間に忍び寄る影

会社員であるA子は、仕事が休みになる毎週水曜日の朝、近所のスーパーへ行くのを楽しみにしていました。
そこの売りは、なんといっても活きの良いお魚。 「今日はお刺身にしてもらおうかな」 などと献立を考える時間は、A子にとって至福のひとときです。A子はいつも、対面コーナーでその日の気分に合わせた処理をお願いしていました。

ただ、一つだけ困っていたのが「アラ」の扱い。お店の人に「アラはどうしますか?」と聞かれても、料理が苦手なA子さんは「いらないです!」と断るのが常でした。ところが、その様子をじっと見つめる視線に、彼女はまだ気づいていなかったのです。

「今日は私がもらうわ!」突然の横取り宣言にフリーズ!?

いつものように魚を注文していたA子さんに、背後から鋭い声が飛んできました。
声の主は、毎週見かける顔なじみの中年女性。 「この人、いつもアラがいらないって言うから、今日は私がもらうわね!」 あまりに堂々とした「横取り宣言」に、A子は思わず絶句。

断るつもりだったはずなのに、こちらの事情を無視した女性の強引な態度にカチンときてしまい、とっさに「今日はください!」と言い返してしまいました。 女性は「いつもはいらないくせに……」とブツブツ不満げ。嫌な気分になりながらも持ち帰ったアラでしたが、慣れない料理はあえなく失敗。
「やっぱりもらわなきゃよかった」と、翌週の買い物に重い足取りで向かうことになったのです。

救世主は店長! 意地悪な宣戦布告を打ち砕く「魔法のレシピ」

翌週、再び鮮魚コーナーへ行くと、そこにはまたあの女性の姿がありました。どうやら買い物のルーティンが重なっているようで、避けることは難しそうです。A子が少し身構えながら魚を注文すると、やはり背後に気配を感じました。
A子が魚を注文するやいなや、「今日はアラもらうからね!」と再びの宣戦布告。

モヤモヤが頂点に達したそのとき、普段は見かけない店長がひょっこりと現れたのです!
「お客様! 今日のお魚のアラは脂が乗っていて最高ですよ。お湯をかけるだけの『霜降り』をして、お酒と醤油で煮るだけで絶品です!」 店長は輝くような笑顔で、A子さんに美味しい調理法を伝授してくれました。前回の失敗が下処理不足だったと気づいたA子さんは、「じゃあ、今日も持って帰ります!」と明るく回答。店長は優しく見守るようにニコリと微笑んでくれました。

捨てなくてよかった! 家族の笑顔と変化した鮮魚コーナー

店長から教わった通りに調理してみると、食卓には驚くほど美味しい一品が並びました。
「これ美味しいね!」と喜ぶ家族の姿を見て、A子さんは心から「持って帰ってよかった」と実感したそうです。

実は、アラこそが一番美味しい部分だと知ったA子さん。翌週からも自信を持ってアラを持ち帰るようになると、その女性はA子さんがアラの価値を理解したことを察したのか、無理に声をかけてくることはなくなりました。
嫌な思いをした出来事も、ちょっとした知識と味方がいれば、素敵な日常のスパイスに変わるものだとわかりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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