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【西区福重】地元に愛されて43年!次世代に託した「たくしま菓子舗」

  • 2026.2.23

こんにちは。室見川をこよなく愛する、リビングふくおか・北九州Web地域特派員のひすいです。 室見川の近くには様々な名店がありますが、今回は以前から"お饅頭がおいしい”と思っていた和菓子屋さんをご紹介します。

出典:リビングふくおか・北九州Web

姪浜大通りの新室見交差点を福重郵便局の方向に進みます。100メートルほど進んだところにある、茶色いタイル張りの建物の1階に「たくしま菓子舗」があります。 昭和57(1982)年に多久島謙一郎さんと千恵子さんが始めた和菓子屋さんです。謙一郎さんは京都などで修行した後、ここ福重にお店を構えました。

出典:リビングふくおか・北九州Web
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店内は明るく、ステンドグラス調のレトロなランプシェードが落ち着いた雰囲気で、お客さんを優しく出迎えてくれます。

たくしま菓子舗の銘菓たち

出典:リビングふくおか・北九州Web

数年前に初めて食べて、”おいしい!”と思っていた 「むろみの里」(税込230円)。 大きな栗がゴロッとまるごと入っているお饅頭で、白あんと黒あんがあります。 名前の由来は、室見川の流れを見守りつづけていきたい、故郷のお土産として使われたら嬉しいとの願いを込めてつけられたそうです。ころっとしていて食べやすい大きさで、とても上品なお菓子です。ひとつひとつ丁寧に包まれた箱も、和菓子らしいデザインで特別感があります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

お店で人気のいきなり団子(税込160円)です。特徴的なのが、サツマイモが賽(さい)の目にカットされているということ。(一般的ないきなり団子は、サツマイモが厚めの輪切りになっています)たくしま菓子舗のいきなり団子は、サツマイモが小さく刻んであることで食べやすく、お芋も柔らかいです。いきなり団子の概念が変わりました。冷凍のいきなり団子(税込150円)もありますよ。取材中、十数個購入される高齢の男性の方、若い男女のお客さんが買っていきました。老若男女に愛されていることがわかります。

お芋の種類は紅はるか、シルクスイート、紅あずまなどを使用しています。

九大病院のコンビニを始め、イオンモール伊都店のワクワク広場など11店舗で販売されています。もしかすると、みなさんすでに出会っているかもしれませんね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

画像提供:たくしま菓子舗

出典:リビングふくおか・北九州Web

蒸される前のいきなり団子。白くて丸くてかわいい!もうすでに美味しそうです。

お店を継いだのはご近所さんでした

出典:リビングふくおか・北九州Web

二年前に多久島さんからお菓子作りを学び始め、昨年12月から一人でお店を切り盛りしている、松尾美穂さんです。驚くのが、美穂さんの経歴です。医療系の大学を卒業した後、作業療法士として病院に7年間勤務しました。そのあとに友人のキッチンカーを手伝ったことがきっかけで自分でも飲食店をやってみたいと考えたそうです。ちょうどその頃、近所のたくしま菓子舗が跡を継いでくれる人を探していることを知り、手を挙げました。

「やれるのかどうか、不安がありましたが、やりながら考えていこう、本気でやればきっと出来るようになるだろう、と信じて始めました。大変ですがやりがいのある仕事です。多久島さんのサポートがあるからやっていけます。お客さんがおいしいと喜んでくれる伝統の味を続けていきたい。」と美穂さん。優しい語り口だったのですが、情熱が伝わってきました。

多久島千恵子さんが「美穂ちゃんは、今ではたくしま菓子舗の代表的なお菓子を作れるようになっています。お店を継いでくれるのが美穂ちゃんで良かったですよ。」と嬉しそうに話してくれました。「美穂ちゃんは働き者。朝は六時過ぎに出勤してくるし、昼休憩もほとんど取らんで働きんしゃあとよ。」と千恵子さんは、まるで子どもや孫のことを話しているかのようでした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

いきなり団子用のサツマイモの賽の目切りは、切るのが大変そうです。大量! 出来上がったいきなり団子を美穂さんはバイクで配達しています。作業療法士の時より今のほうが体力を使うそうです。あんこ練りも力がいる作業です。

新しい店主の挑戦

美穂さんはお店のあんこがおいしいこと、出来立ての物も提供したい、新しいお客さんを開拓したい、ということで新たなチャレンジに取り組みました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

みんなが大好きな鯛焼きです。3種類あります。自家製つぶあん(税込200円)、カスタード(税込200円)、ハムマヨチーズ(税込220円)。 自家製つぶあんは、美穂さん自慢のあんこがたっぷり詰まっていて食べごたえがあります。ハムマヨチーズは皮の香ばしさと素材が合わさって旨味が口の中に広がります。朝食や昼食に食べたい一品。カスタードクリームはあっさりしてくどくなく何個でも食べられそう。

12時から店頭販売しています。焼き上がるのに10分ほどかかりますので、お急ぎの方はぜひ電話でご注文ください。

美穂さんは商業施設のイベントや近隣の小学校のイベントにも参加しています。イベントではお店に並ばない、いちご大福などが販売されます。今後はぜんざいやおはぎなども出したいそうです。インスタグラム等で情報発信していますので、ぜひチェックしてみてください。

出典:リビングふくおか・北九州Web

画像提供:たくしま菓子舗

昔ながらの紅白饅頭(予約注文)。近所の小学校の卒業式には毎年必ず作っているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

お饅頭の美味しさが表現されていて、目を引くこのポスターも、実は美穂さんが手掛けたものです。記事を書いていても食べたくなります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

店内でイートインもできます。長椅子に座り、電気ストーブで暖を取りながらいきなり団子を頬張りたいです。 ここで千恵子さんと話が弾んで、ついいつい長居してしまいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

たくしま菓子舗、地元愛を感じるお店でした。

出典:リビングふくおか・北九州Web

これから暖かくなりますね。鯛焼きを買って室見川で春を楽しみませんか?お花見でもたくしま菓子舗のお菓子たちをぜひお供にしてくださいね!

たくしま菓子舗 福岡市西区福重4丁目24-4 TEL092-891-1175 営業時間 平日/10:00〜17:00 土曜日/10:00〜15:00 定休日 日曜日・祝日 https://www.instagram.com/takushima_kashiho/

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