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建築・デザイン好きが行くべき、日本のスキーリゾートホテル5

  • 2026.2.20
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いま、スノースポーツ好きがこぞって訪れる日本のスノーリゾート。世界水準のパウダースノーを誇るニセコを筆頭にルスツ、安比高原、妙高高原など、国内外から熱い視線が注がれるエリアに雪景色と呼応するラグジュアリーホテルが続々と誕生している。 建築やインテリア、そして洗練されたホスピタリティが融合する空間は、滑るための拠点にとどまらず、滞在そのものを目的とするデスティネーションへと進化している。本記事では「ラグジュアリー」「デザイン」「スキー体験」という3つの視点から、いま訪れるべきスキーリゾートホテルを厳選して紹介する。


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パーク ハイアット ニセコ HANAZONO/北海道・ニセコ

ニセコ・アンヌプリの裾野、HANAZONOエリアの広大な敷地に佇む「パーク ハイアット ニセコ HANAZONO」は、雄大な自然環境と国際的なラグジュアリーを融合させた大型複合リゾートだ。建築設計は日建設計が担当。全4棟からなる建物は山並みに沿う水平ラインを強調し、石や木といった自然素材をエクステリアに用いることで、周囲の景観との調和を図っている。


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インテリアは世界的なデザイン事務所BAR Studioが手掛けた。特に、羊蹄山を正面に望む天井高のあるロビーは、壁一面が雪一面のパノラマを映し出し、まるで自然の中に浮かんでいるかのような開放感に満ちている。

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客室はアースカラーを基調に、柔らかな木質パネルや上質なファブリックで構成され、落ち着きと機能性を両立。

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スキー体験においては、専用のスキーバレーを完備し、重いギアを運ぶストレスなくゲレンデへ直行できるシームレスな動線を確保している。滑走後は、ミネラル豊富な温泉大浴場や、雪景色を望む25mの屋内プールなどのウェルネス施設が心身を癒やしてくれる。

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<写真>ニセコの自然を一望する温水プール。ほかに、4つのジェットバスとスチームサウナを備える。

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さらに、和食はもちろん、中華やイタリアンなどを含む10ものレストラン・バーを備え、滞在の楽しみをさらに広げてくれる。

<写真>羊蹄山とニセコ連峰の絶景を望む「マウンテンラウンジ」。

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パーク ハイアット ニセコ HANAZONO
北海道虻田郡倶知安町岩尾別328-47

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MUWA NISEKO/北海道・ニセコ

スキー場「ニセコ・グラン・ヒラフ」のメインエリアに、ゲレンデと街を繋ぐ新たなランドマークとして誕生した「MUWA NISEKO」。北海道の伝統的な三角屋根を現代的に再解釈したバルコニーが重なり合う有機的なファサードが、雪景色の中で独特な陰影を描き出している。

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インテリアは、日本の伝統美をミニマルに削ぎ落としたデザインが特徴だ。館内随所に配された土壁の質感や格子戸のようなディテールが、洗練された和の雰囲気を演出し、五感を優しく刺激する空間を作り上げている。

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全客室にキッチンとダイニングが備わっており、長期滞在にも対応するゆとりあるレイアウトが嬉しい。羊蹄山やゲレンデの眺望を最大化するように設計され、一部の客室には雪原と一体化できる「インフィニティ温泉テラス」も備わっている。

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<写真>ニセコの高台にある貸し切りの「インフィニティ温泉」。羊蹄山の壮大な景色に包まれながら、ゆったりとリラックスできる。





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スキー体験においては、ゲレンデ直結の動線に加え、スキーバレーや専用ロッカーを完備し、快適な滑走環境をサポート。滑走後は、天然温泉の大浴場やインフィニティ温泉が身体を整える。ミシュランの星を獲得した実績のあるシェフが手掛けるダイニングも備え、アクティブな滞在と静かな時間の両方を楽しめる一軒だ。

<写真>2016年から7年連続で一つ星を獲得した「TACUBO」のオーナーシェフ、田窪大祐が手掛けるイタリアンのオールデイダイニング「HITO by TACUBO」。北海道の旬の食材を使用した薪火料理を楽しめる。

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MUWA NISEKO
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条3-10-1

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ウェスティン ルスツリゾート/北海道・ルスツ

広大な「ルスツリゾート」の象徴としてそびえ立つタワービルの「ウェスティン ルスツリゾート」。2016年のリブランドに伴う全面改装を経て、ブランドの世界観と北海道の自然環境を融合させた滞在型リゾートとして生まれ変わった。外観はランドマーク性の高い高層フォルムを生かし、客室からは四季折々の風景を一望できる。

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最大の特徴は、全客室が76㎡以上のメゾネットタイプという贅沢な構成であること。上階をベッドルーム、下階をリビングとする明確なゾーニングにより、共有空間とプライベート空間を両立。大きな窓からは白銀のパノラマが広がり、別荘のようなゆとりある滞在をかなえる。インテリアはウェスティンブランドの機能性を重視し、快眠を追求した「ヘブンリーベッド」など、快適性にフォーカスした設えが随所に見られる。

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<写真>最大定員4名のツインベッドルームから最大7名まで宿泊できる5ベッドルームまで、旅行のスタイルにあわせてセレクト可能な客室が揃う。

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スキー体験においては、ホテルから広大な3つの山(ウエスト・イースト・マウントイゾラ)へスムーズにアクセス可能。イーストマウンテンへはホテルの目の前からリフト一本でゲレンデへアクセスできるスキーイン&スキーアウトがかなう。滑走後は露天風呂のほか、サウナやジャグジーも備える「ウェスティンルスツ温泉」へ。雪景色を望む露天風呂と炭酸水素塩泉の湯が、疲れた身体をゆっくりと解きほぐす。デザイン性と機能性を兼ね備えた、進化を続けるリゾートだ。

<写真>さまざまな四季の表情を楽しめる、大きな窓のある吹き抜けのロビーにある、オールデイダイニング「アトリウム」では、スキーブーツのまま入店可能なので、ゲレンデ帰りでも立ち寄りやすい。

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「ウェスティン ルスツリゾート」からモノレールでアクセスする「ルスツリゾートホテル&コンベンション」の正面玄関に設置された2階建てのメリーゴーランドも、この地を象徴する存在だ。ドイツのアーティスト、ピーター・ペッツによる作品で、クラシカルな装飾が印象的。単なるアトラクションにとどまらず、到着した瞬間から非日常へと誘うランドマークとして機能している。

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ウェスティン ルスツリゾート
北海道虻田郡留寿都村字泉川13

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ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート/岩手・安比高原

岩手県・安比高原の豊かな森に抱かれるように建つ「ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート」は、「WORLD LUXURY HOTEL AWARDS」を3年連続、3部門で受賞するなど、国際ブランドならではの洗練と、日本の雪景色の美しさを融合させたラグジュアリーリゾートだ。建築は周囲の森林環境と調和する落ち着いた外観を採用し、大きな窓を通して四季の風景を取り込む構成が印象的。過度な装飾を抑えた端正なデザインが、自然そのものを主役に据えている。

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<写真>エントランスからロビーへのアプローチ。奥に見えるのは、5月下旬~6月中旬にかけて八幡平でみられる、竜の眼のような幻の絶景「ドラゴンアイ」をモチーフにしたアート。

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<写真>雪に反射したやわらかな陽光が差し込むロビー。

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インテリアコンセプトは「安比の自然との一体感」で、四季を象徴する色調と木目素材を生かした設えが特徴だ。ベッドのヘッドボードには、雪や雲を思わせる伝統的な和紙があしらわれるなど、現代的な機能美と温かみが共存している。客室からは安比高原の美しい雪景色を望むことができ、「シモンズ」のベッドがスキーの疲れを癒やし、ゆったりとした滞在を支えてくれる。

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<写真>テラス付きの1ベッドルーム スイート。雪を見ながらのゆったりとしたバスタイムがかなう。

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スキー体験においては、ホテル専用のスキーバレーからスムーズにゲレンデへアクセスできる、いわゆる“アスピリンスノー”と称される極上の雪質を存分に堪能できる環境が整う。滑走後は、岩風呂や檜風呂が楽しめる温泉大浴場(写真)や安比高原の自然に着想を得たウイスキーやカクテルを堪能できるマウンテン・スピリッツ・バー「Bar MOCCO」でのひとときが待っている。雪、湯、そして美食まで、東北の冬を余すことなく味わえる滞在だ。

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ANAインターコンチネンタル安比高原リゾート
岩手県八幡平市安比高原117-46

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赤倉観光ホテル/新潟・妙高高原

妙高山の中腹、標高約1000mの高台にたつ「赤倉観光ホテル」は、1937年創業の歴史を誇る山岳リゾートホテル。当時の大倉財閥総帥・大倉喜七郎が国際級の山岳リゾートを目指して創業した、クラシックリゾートの代表格だ。赤い屋根の本館は、昭和初期の面影を今に伝える意匠が随所に息づいており、2009年以降に石井建築事務所が手掛けた増築・改修では、歴史ある風格を継承しつつ、現代的なラグジュアリーへと昇華させた。

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館内は木を基調としたクラシックなインテリアで統一され、歴史ある山岳リゾートならではの雰囲気が印象的。客室は大きな窓から妙高の自然を望み、近年のリニューアルでは、新たに誕生した「プレミアム棟」などの客室に、源泉掛け流しの露天風呂が備わり、眼下に広がる雲海や夜景を独り占めできる贅沢な設計となっている。

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<写真>スパ&スイート棟の露天風呂付テラスツイン。ガス式暖炉と源泉かけ流しの温泉などが付いており快適な滞在が実現する。

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<写真>露天風呂からの眺望も抜群。早朝には、妙高高原に広がる雲海が見られる。

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スキー体験においては、ホテル自体がゲレンデの中腹に位置する日本屈指のスキーイン&スキーアウトの立地。朝一番、誰もいない斜面を滑り降りるシチュエーションはこのホテルならでは。滑走後は、絶景露天風呂へ。湯船からは雲海や遠くの山並みを望むことができ、標高の高さを実感する開放感が魅力だ。地元食材を生かしたダイニングも充実し、雪景色、温泉、美食が一体となった滞在がかなう。

<写真>プレミアム棟最上階のレストラン「アクア ダイニング」。

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<写真>スパ&スイート棟最上階に位置する「アクアテラス」。昼は美しい水盤越しに絶景を、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しむことができる。「アクアテラス」に併設された「アクアバー」にもぜひ訪れてみて。

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<写真>全てのゲストが利用可能な露天風呂付き温泉大浴場。硫酸塩泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉の3つ成分をあわせ持つ効能豊かな温泉がスキーの疲れを癒やしてくれる。そのほか、貸し切りの家族浴室も用意されている。

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赤倉観光ホテル
新潟県妙高市田切216

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