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現地で取材できる日本の雑誌は25ansだけ! 特集担当者が「デビュタント・バル」を深堀り

  • 2026.2.20
Hearst Owned

「ル・バル・デ・デビュタント」を現地で取材できる日本の雑誌は25ansだけ。そんな特権を生かし、長年ル・バルを見続けてきた特集担当者たちが、この舞台の意義やデビュタントたちの素顔を語り合いました。

【座談会メンバー】

コーディネーター A子
25ansのパリ特集に欠かすことのできない、すご腕のコーディネーター。ル・バルの取材歴は約20年を数え、もはや生き字引という存在。

編集 G子

食&旅を中心に、ライフスタイル特集全般を担当する2児の母。ル・バルに関わって10年、イチオシのデビュタントはリリー・コリンズ。

編集 W子

美容班からカルチャー班へ移籍した直後に、憧れのル・バルを初担当。デビュタントたちのファッションやヘア&メイクに鋭い目線も。

ライター Y子

25ansOGのライター。編集部に在職中はロイヤル特集を担当していたため、王家の名をもつ令嬢をチェックをせずにはいられない。

年々スケールアップしていく現代のデビュタントたち

G子:今回のル・バルも、オルレアン家の3人をはじめ豪華でした!

Y子:ブルボンやウィンザーなどのビッグネームが揃うのもこのバルの見どころ。

A子:オルレアンのように王家の流れをくむデビュタントが中心でしたので、今回のバックステージは落ち着いた、品格のある雰囲気でした。

W子:毎年雰囲気が変わるのですか?

A子:
デビュタントたちの個性によって変わってきますね。欧州の歴史的な名をもつ令嬢たちは、小さなころから社交の場でのマナーを教育されていて、控えめで落ち着いた振る舞いが美しいです。そして、家名の重さや責任を知っていて、プライベートをあまり発信しません。一方で、現代的でクリエイティブな家系の令嬢は、自分の魅力を表現することや華やかな社交性が見事。どちらも、セルフプロデュースやリスクマネージメントが素晴らしいことに違いはありません。

W子:ル・バルの模様をSNSで公開するデビュタントもいて、世界からの注目度もアップするばかりですね。

A子:前回はアップル・マーティンのデビューで大騒ぎにもなりましたが、大切なのは、ル・バルはファッションイベントではないということ。インビテーション制でチャリティーを目的のひとつにしているからこそ、世界中から名家の令嬢がその価値を認めて集うわけです。

G子:デビューしたくて事務局にモチベーションレターを送る人もいるそうですが、選ばれて招待されないと参加できないのですよね。

W子:デビュタントたちのプロフィールを見ると、そのレベルの高さに驚きます。

Y子:そうそう。学業の傍ら、スタートアップやボランティアなどの活動で実績を上げているのには感心しますよね。

A子:コロナ禍を境にさらにスケールアップしたと思います。欧米では厳格なロックダウン中、年齢を問わず誰もが「社会のために何ができるか?」を考えました。それを経験した彼女たちは、自分の夢や問題意識に対して有言実行。現代のデビュタントの特徴だと思います。

G子:それは日本のエレ派にも通じるところですし、見習っていきたいですね。

温かなまなざしに満ちた舞踏会、家族や友人との絆が深まって

W子:英国のケント公爵エドワード王子の孫、アルバート・ウィンザーがエウラリア・ドルレアン・ブルボンのキャバリエを務め話題になりました。

A子:エウラリアは「彼はダンスがとてもお上手」と楽しんで踊っていました。アルバートは控えめに振る舞い、デビュタントを引き立てるマナーに好感度大!

Y子:それは記憶に残るシーンになりそうですね。これまでに思い出深いデビュタントはいますか?

A子:リリー・コリンズの美しさは忘れられないですね。日本人では森 星さん。お仕度のときからスタッフ全員が「あの方は誰?」と注目する輝きがあって、森 英恵さんのお孫さんよと教えると納得していました。

Y子:私は、現ノルウェー国王の孫であるリア・ベーン。ロイヤル本流の方のデビュー姿を見られて感動しました。

G子:たまに登場する双子デビュタントも印象に残ります。色違いのドレスで登場すると相乗効果ですごく可愛い!

A子:そんな美しいシーンをデビュタントとともに形づくるのは家族たち。デビュタント経験者のテーブルでは同窓会のように温かな交流が紡がれます。ル・バルの中でさまざまな絆が強まるのです。

W子:次回のル・バルも楽しみですね!

夢の舞台はシャングリ・ラ パリ。 Hearst Owned
舞踏会にいざなう美しい階段。 Hearst Owned
デサンジュ・パリによるヘアスタイリング中のレディ・アラミンタ・スペンサー=チャーチル。 Hearst Owned
ル・バルは家族全員の晴れの場。イザベル・ドルレアンは両親と兄姉に囲まれて。 Alizée de Vanssay / Hearst Owned
集合写真の撮影へ向かうジョゼフィーヌ・ハス。 Hearst Owned
舞台裏では皆で写真の撮影会。 Hearst Owned
バックステージで弾むおしゃべり。ボブヘア&ドット柄ドレスのカロライナ・ベル・ランシングは、モードなスタイルで注目の的。左はアジアンビューティなアリス・シユン・ワン。 Hearst Owned
キャバリエたちもえりすぐりの御曹司揃い。前列左がアルバート・ウィンザー。中央はバル・マスターのステファン・ベルン。 Hearst Owned
バルの開始を告げる、栄誉あるファーストダンスに選ばれたブロンウィン・ヴァンス。 Hearst Owned
ファーストダンスを見守るデビュタントたち。 Hearst Owned
お披露目が終わり、ダンスタイムでははじけるカップルも。深夜まで舞踏会は続きます。 Hearst Owned



【心に残る歴代デビュタント】

リリー・コリンズ(2007年デビュー)

Masahiko TAKEDA

ロザーナ&ヴェロニカ・ミシウレヴィッチ (2007年デビュー)

Hearst Owned

森 星(2011年デビュー)

Hearst Owned

リア・ベーン(2022年デビュー)

Yunlingssary Fang,Studio Vanssary,Sylvie LeFort,Bestimage



The partners of le Bal :Shangri-La Paris, the hotel venue of le Bal V MUSE, the jeweler of le Bal Denza, the car of le Bal Laurent-Perrier, the champagne Dessange Paris, the hairdresser Château Giscours, the Grand Cru LuAnFu, the Silk Manufactory
The charities of le Bal :ARCFA, Maria Fareri Children's Hospital
Photos : Yunling Fang, Daniel Paik,Morgan Amsellem, Hubert Cecil,Studio Vanssay, Bestimage,MASAHIKO TAKEDA, Yunling Fang, Studio Vanssay, Sylvie LeFort, Bestimage
Realization : YUKO KAMIYAMA
Interview & Coordination : AYUMI SHIMODA
25ans(ヴァンサンカン)3月号掲載(2025年1月28日発売)

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