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「天国みたいだなぁ」北海道へ移住しフォロワー14万人超の『農家の嫁』に…きっかけは

  • 2026.2.14

玉ねぎの甘さがアクセントのスープ、レンジだけでパリッとおいしいさつまいもチップス、
刻んで混ぜるだけで一週間保存可能な万能ねぎダレ…。

Sitakke
@mariko_yasaiより

「おいしそう!」そして「私にもできそう!」
目が留まる料理を北海道からSNSで発信しているアカウントがあります。

「農家直伝のレシピ」を紹介している、真狩村の「農家の嫁・まりこさん」です。

羊蹄山のふもとの畑で育った自分の農園の野菜を使った、「農家の嫁」だからこそできるおいしい食べ方。

そんなレシピの数々が注目を集め、わずか1年半にも満たない期間でインスタグラムのフォロワーは14万人超え!(2月時点)。

実はまりこさん、北海道出身でもなければ農業にゆかりがあったわけでもありません。

どうして農家になったのか、そして発信する立場を選んだのか。

Sitakke

連載「師匠!私を弟子にしてください」で北海道を支える農業の現場にも何度も弟子入りしてきた私、HBCアナウンサー・東峰優華がインタビュー!

まりこさんの生き方から、その道を選んだきっかけを探ります。

Sitakke

連載|私のきっかけ

冬だから、北海道に行ってみよう!

まりこさんの出身は東京。

「北海道には特に何かの縁があったわけではないんです」と話します。

東京では、ディズニーリゾートのキャストから、箱根の旅館でのアルバイトまで。
やってみたいと思ったら、迷うことなく挑戦してきたといいます。

そんなまりこさんが次の仕事を探しているときにふと思いついたのが「北海道」。

「冬だから北海道に行ってみよう!って。『勢い』で北海道に移住することを決めました」
と笑顔で話します。

Sitakke
ニセコの雪景色に感動!

最初のきっかけは「勢い」。
この行動力がまりこさんの原動力です。

興味を持ったのが、パウダースノーが輝くニセコでのリゾートバイト。
レストランの調理を担当しました。

「元々スキーをするわけでもないし、英語も得意じゃないし…『なんで来たの?』ってよく言われてました」

それでもやっぱり感動したものが雪景色だったといいます。

Sitakke

「すごくきれい、とにかくきれい。すごくいい景色と一緒にお仕事できるから楽しかったのを覚えています」

農業が家業になった日

Sitakke

地元を離れてさみしい気持ちよりも、楽しい気持ちの方が勝り、充実した移住ライフをスタート。

しかし、ニセコでのリゾートバイトはスキー場が営業している冬がメインのお仕事。
夏になると、今度はじゃがいもやブロッコリーを作っている農家でアルバイトを始めたのです。
農業のお仕事と出会ったのはこのアルバイトがきっかけ。

こうして、北海道への縁と、農業への縁ができていったんですね。

「天国みたいだなぁ」

Sitakke

「勢い」で来た北海道でしたが、定住の地となったきっかけが「農家の嫁」になったことでした。

知り合いの紹介で1つ年上の後の夫となる農家さんと出会いました。

案内された真狩村の農園は、「蝦夷富士」羊蹄山をのぞむ広々東京ドーム7個分の大きさ!

「すごく大きいお家だし牛もいてびっくりしました」

野菜を育てるだけでなく、畜産業も行っていて、まりこさんは初めて本物の牛を間近でみてその大きさとにおいに圧倒されたといいます。

Sitakke

結婚を機にアルバイトではなく、「農業」はまりこさんにとって「家業」になりました。
そして、2人の女の子にも恵まれ、今は4歳と5歳のお母さんでもあります。

ジャガイモ、ナガイモ、ニンジン、ダイコン、サツマイモなどを育てながら過ごす日々。

Sitakke
毎日、羊蹄山を眺めながら…

「常に壮大な景色を見ながら働ける。羊蹄山が見えて、遠くで雲海と虹が見えることもあります。『天国みたいだなあ』なんて思いながら過ごしています」

農家の武器をきっかけに

Sitakke

これまで、やりたいこと、行きたい場所にまっすぐで「勢い」を大事にしてきたまりこさん。
次にみつけた「やりたいこと」は作ったおいしい野菜を発信することでした。

「どうせならやっぱり農家だから。農家の特権を生かしたい」と思ったといいます。

「私たちは野菜を一番近くでたくさん食べられる存在だから、おいしい食べ方とかおいしくするコツみたいなのを多分誰よりもわかるんじゃないかっていうのが発信を始めるきっかけでした」

その原点は幼少期にありました。

「小さいころから料理が好きで、母やおばあちゃんの手伝いをしたり、お友だちに作ってあげたりしていました。お菓子は全然作らなくて、お肉をいためたり、おかずのようなものを作って…」と話すまりこさん。

「おいしい!」と喜んでもらえるのがうれしくて、それが今のレシピ投稿につながっています。

「農家の嫁」だから伝えられるレシピ

Sitakke
@mariko_yasaiより

「農家の嫁」まりこさんだから伝えられるおいしいレシピたちを発信する。
舞台として選んだのはSNSでした。

動画を撮影したり編集したりするのもすべて初めての作業…。

SNSスクールに入って勉強もしましたが、さまざまなアカウントを見ては自分で研究し「コンセプトを決めて初投稿するまでは1か月かからなかったです!」というから驚き!

「やる!」と決めたらそこからの行動はとてもはやい!やはりここでも発揮されたのはまりこさんの「勢い」なんですね。

一番最初に作ってみたのは、「ニンジンのサラダ」。
インスタグラムでは、2025年9月7日に投稿されています!

ピーラーでスライスした色鮮やかなニンジンに、ツナやマヨネーズ、マスタードを和えるだけ!包丁を使わないのもマネしやすいポイントです。
ニンジン嫌いなお子さんも多いと思いますが…クセがなく食べやすいのもまりこさんおすすめだそう!

イチから勉強したとは思えないほど、最初からクオリティが高い投稿ですが、実は最初から多くの人の目にとまったわけではなく、数十通りほど投稿してもなかなかフォロワーや再生数は増えなかったのだそうです。

Sitakke

ただ、それでもぶれなかったのがまりこさんが決めた「コンセプト」。

「ただおいしいのではなくて、野菜そのものがおいしい食べ方であること。それと調味料なんかも家でそろっているものを使って本当に誰でも作れるものを意識することはずっと変わっていないんです」

そして「実は裏ターゲットがいるんです」と教えてくれました。
意外なターゲットと、前向きなまりこさんのSNSへの向き合い方、そして北海道での暮らしに今思うこと…後編の記事でお届けします!

◆取材協力
いんなみ農園 まりこさん

◆インタビュアー 連載|師匠!私を弟子にしてください HBCアナウンサー・東峰優華

連載|私のきっかけ

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文|HBCアナウンサー 東峰優華
苫小牧市出身。2024年HBC入社。HBCラジオ「いっちゃんおいしいラジオ」などを担当。趣味はサッカー観戦(コンサドーレサポーター)、耳掃除、散歩。特技はスケート、ザンギ作り。Instagramでも発信中。

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年12月)の情報に基づきます。

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