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シマエナガちゃんにも1年中会えるかも?北海道の自然がぎゅっと集合した鳥たちの楽園へ

  • 2026.3.4

牛や馬専門の 獣医師の経歴 を持ち、 アニマルセラピーにも詳しい ママライター「MERI」が、北海道各地の「動物とふれあえるおすすめスポット」とそのおすすめポイントを紹介する【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」。

今回ご紹介するのは、ウトナイ湖のほとりにある野生鳥獣保護センター。
決して広くはないその湖には、北海道の大自然を集約したかのごとく、たくさんの動植物たちが生息しています。

苫小牧の幹線道路から一歩奥に入った場所にあるためなかなか目に止まりにくく、気づかぬうちに素通りしてしまっている方も実は多いのではないでしょうか?

野生鳥獣保護センターは、自然環境が豊かなウトナイ湖を良好な状態で保全し、人間と野生生物の共生を図る目的で運営されています。

「保護センター」という名のとおり、ウトナイ湖とその周辺の苫小牧市を対象にケガを負ってしまった鳥獣の救護やリハビリも行っているとのこと。

ビジターセンターも兼ねているため展示がとっても魅力的で、子どもも一緒に楽しめる工夫がたくさん。毎月開催されているイベントも要チェックです!

それではさっそく、おすすめポイントをご紹介していきますね!

鳥博士になれるかも!?子どもも楽しめる展示がたくさん!

Sitakke
さすがにこんなに近くで本物は見れないので、じっくり観察できる機会は貴重!

展示ホールに入るとまず目に飛び込んでくるのが、たくさんの鳥たちの剥製。
ウトナイ湖周辺で見ることができる鳥たちが出迎えてくれます。その種類の多さに、きっとびっくりすることでしょう。

種類ごとに鳥の鳴き声が聞けるコーナーや羽根の標本まであり、じっくり見ていったら鳥博士になれそう!

随所に鳥クイズが掲示されているほかにも、こんな子ども向けのコーナーがありました!

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「オジロワシ」の野鳥ふくわらいに挑戦中

とってもかわいらしい、「野鳥ふくわらい」!
目、くちばし、足などのパーツを見本を見ながら並べていく単純なゲームなのですが、ちょっと目の間隔が違ったりくちばしの位置がずれたりすると、全然違う顔に見えておもしろい…!
5歳の息子はとても気に入ったらしく、4種類全部のふくわらいに挑戦していました。

湖の向こうに見えるかな?のぞいてみたい巨大望遠鏡!

Sitakke
子どもと同じくらい大きい望遠鏡!こんなに大きいの見たことなーい!

展示ホールからはウトナイ湖が一望できるのですが、窓際にはこんなものも…!

ウトナイ湖の反対岸までばっちり見えちゃう、でっかい望遠鏡!
こんなに大きい望遠鏡、なかなかのぞく機会はないですよね。

室内にいながら、ゆっくりじっくり鳥たちを観察できる望遠鏡、おすすめです。
訪れた際にはぜひのぞいて鳥たちを探してみてくださいね。

息子と一緒にのぞいたときは残念ながら鳥は見つけられませんでしたが、手前の木が幹のでこぼこまでしっかり観察できて驚きました。

「夏だったらカブトムシが観察できちゃうかもねー」なんて楽しみも広がりましたよ。

さらに、展示だけではなく、ちょっと休憩しながら学べちゃうスペースもあるんです。

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子ども向けの絵本がたくさん置いてある「こどもべや」!

2階に上がる階段の下にあり、靴を脱いでくつろげる小上がりになっていました。

置いてある絵本は動物関係のものがほとんどなので、動物好きなお子さまにおすすめ。
すぐ横にある休憩室には、大人向けの図鑑や書籍などもたくさん並んでいましたよー!

ガイドウォークや体験イベントも要チェック!

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動物の足跡クイズ。覚えておいたら良いことがあるかもね!

野生鳥獣保護センターでは、毎月季節に合わせたイベントを開催しています。
担当スタッフがウトナイ湖の自然を実際に案内してくれるガイドウォーク、生き物探し、野生鳥獣の救護室バックヤードツアー、そして工作体験まで…!

専門知識をもったスタッフの方に案内していただける機会はとっても貴重ですよね。
ただ見て回るよりも、もっともっと特別な体験ができそう!

一部、事前申込が必要なイベントもありますので、開催情報は野生鳥獣保護センターのホームページにある「ウトナイ湖通信」でご確認くださいね。

小さい湖とは思えない!?国指定ウトナイ湖鳥獣保護区は魅力がたっぷり

Sitakke
自然散策路でお散歩!夏になったらここで虫探しもしたいね

ウトナイ湖の面積は約275ヘクタールで、周囲は9キロメートルほど。
すぐ近くにある支笏湖の面積が約7840ヘクタールなので、大きさを比較してみるととても小さいことが分かります。

でも、こんなに小さくてもほかの湖に負けないくらいとっても自然が豊かなんです!

ウトナイ湖とその周囲の約510ヘクタールは国指定鳥獣保護区特別地区に定められており、渡り鳥をはじめ生息している野生鳥獣を保護・保全している特別なエリア。

どのくらい自然が豊かなのかというと…
ウトナイ湖で確認されている鳥類は、なんと270種以上!

鳥類だけで、ですよ!自然の豊かさ、伝わったでしょうか?

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もちろん、リス、シカ、キツネなどの野生動物たちもたくさん暮らしています。
ウトナイ湖はガン・カモ類やハクチョウなどの渡り鳥の重要な中継地となっており、集団渡来地として国際的に有名な場所のひとつなんです。

北海道の大自然を体感するにはぴったりの場所なので、バードウォッチングや自然散策なども人気です!
野生鳥獣保護センターの周りには自然散策路があるので、動物たちを探しながらお散歩を楽しむも良し。カメラ片手に写活を楽しむも良し。
時間を忘れて大自然に溶け込むような気持ちでゆったりと過ごしてみるのもおすすめですよー!

Sitakke

私たちも湖の周りを散策しながら、鳥の姿を探しましたが…
鳴き声は聞こえてもなかなか姿を捉えることはできませんでした!
まだまだ修行が足りない…笑
そんな私たちのような人向けに、野生鳥獣保護センターでは当日に参加できるガイドウォークもあるので、参加したらより充実した時間を過ごせるかもしれません。

すぐ隣にある「道の駅ウトナイ湖」では、ホッキカレーやほっき貝ちらしなど苫小牧ならではのB級グルメが楽しめるほか、ウトナイ湖を一望できる展望台があったり、シマエナガ写真展(〜3/31まで)が開催されていたりと、まさにウトナイ湖を丸ごと楽しめちゃいます。

ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

ウトナイ湖で北海道の大自然を丸ごと満喫しちゃおう!

Sitakke
シマエナガさんの標本を見たあとは、本物を探しに行こう!

今回は「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」をご紹介しました!
小さい湖とは思えないほど自然が豊かで、たくさんの動物たちにも出会えるとってもステキな場所。人気が高いシマエナガは通年見ることができるそうです!

自然環境の保全についても考えつつ、ぜひ四季折々のウトナイ湖をたっぷり楽しんでくださいね。

【ウトナイ湖野生鳥獣保護センター】
所在地:苫小牧市字植苗156番地26
公式HP:https://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shizen/sonotanoshisetsu/utonai/

〈入館料〉無料
〈開館時間〉午前9時~午後5時
〈休館日〉毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)/年末年始(12月29日~1月3日)
〈アクセス〉新千歳空港から車で約15分/札幌中心部から車で約60分/道南バス 千歳空港線30 バス停「ウトナイ湖」下車
〈駐車場〉あり

【連載】「こころ育む、動物ふれあいスポット」

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文:MERI
1991年生まれ、1児の母。東京都出身、2016年より北海道に移住し現在は安平町在住。
牛と馬の産業動物獣医師として勤務したのち、ライター&カメラマンに転身。動物やペットに関する記事を多数執筆。大学時代には馬の飼養管理を担当しながらアニマルセラピーの研究を行う。動物に関する豊富な知識と経験を生かし、動物とのふれあいを積極的に取り入れる子育てを実践中。

編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2026年2月)の情報に基づきます。

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