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ふっくらしたお腹を抱えて雪原を駆け抜ける 北海道・十勝の冬の風物詩「馬追い運動」【写真12枚】

  • 2026.3.2

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、「馬追い運動」の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

十勝の冬の風物詩「馬追い運動」

北海道にはいろいろな冬の風物詩があります。
札幌の「さっぽろ雪まつり」、層雲峡の「氷瀑まつり」、オホーツク海沿岸にやってくる「流氷」など、考えるとたくさん浮かんできますね。

十勝平野にも、この時期ならではの冬の風物詩があります。
音更町にある、家畜改良センター十勝牧場で行われる「馬追い運動」です。

知っている方もたくさんいるかと思いますが、とにかく迫力がすごい!!
ニュース取材の撮影でも毎年行く、恒例の風物詩となっています。

今回は写真で「馬追い運動」の風景をお伝えしたいと思います。

※望遠レンズを使い、距離をとって柵外から撮影しています。

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/6.7
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

ドドドドドドッ!

遠くの景色から地鳴りが聞こえてきます。

職員が乗る馬に追われながら、馬達が雪原を駆け抜けていきます。

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/6.7
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

「大迫力」。この言葉が、馬が走ってくるのと同時に、撮影中の私の頭の中で行ったり来たりしていました。

直線のコースでは雪煙を上げ、まっすぐ自分に向かって走ってきます。

そしてこの馬の群れを一頭一頭よく見てみると、お腹がふっくらしているのです!

Sitakke

そう、この馬達は体重1トンを超える妊娠馬なのです。

夏場は牧場内の牧草地で過ごすことができますが、冬場は雪が降るため厩舎やパドックでの飼育になり、運動不足になりがちです。

冬季の健康を維持するため、一周800メートルのコースを約2〜3周します。

そしてこの運動が、妊娠馬達の難産防止にも役立ちます。

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/6.7
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/8000
・絞り f/6.7
・ISO 1600

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

毛色が茶色の馬が「ブルトン種」、白・黒・灰色が「ペルシュロン種」と分かれており、すべて重種馬です。

走りはじめの1月に撮影に行った時は、晴天のマイナス20度。
厳冬期の爽快な世界を走り抜けていました。

Sitakke

・撮影日:2026年1月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/2500
・絞り f/8.0
・ISO 800

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

どうしてももう一度撮影したく、2月に再度訪れてみました。

この時の天気は晴れだったのですが、馬たちが走ってくる頃、急に悪化し雪が降ってきました。

Sitakke

・撮影日:2026年2月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/2500
・絞り f/6.7
・ISO 500

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

雪が降ると、晴天の時の世界観からガラリと変わります。

Sitakke

・撮影日:2026年2月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/5000
・絞り f/8.0
・ISO 800

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

雪の中懸命に力強く地面を蹴り、前へ前へ進んでいく光景は、最初に見た時の「大迫力」を感じた雰囲気とはまた変わっていました。

「人間も馬も、お母さんは強い」
走る姿からそう感じました。

Sitakke

・撮影日:2026年2月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/5000
・絞り f/8.0
・ISO 800

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

Sitakke

・撮影日:2026年2月
・場所:音更町 十勝牧場

・シャッター速度 1/5000
・絞り f/8.0
・ISO 800

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

2月に入ると、早い妊娠馬から順次出産に入ります。

春先には、お母さん馬の隣に赤ちゃん馬がピタリとくっついて、パドックを歩く光景が見られるかと思います。
それを楽しみに、無事に赤ちゃん馬が産まれることを願っています!

Sitakke

この馬追い運動は、毎年1月中旬〜2月下旬までとなっています。
午前9時半から走り出すのですが、観光で見に来る方々がたくさんいて、駐車場もとても混み合います。

時間に余裕を持って行くことをおすすめします!
そしてとても寒いので、防寒もしっかりとしてくださいね。

Sitakke

※馬追い運動を見に行くにあたり、十勝牧場から来場時の注意事項がありますので、事前にホームページでご確認ください。2026年の一般公開は、2月20日(金)までで終了しています。

※望遠レンズを使い、距離をとって柵外から撮影しています。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」「クマと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2026年2月)の情報に基づきます

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