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【ネタバレあり解説】マジ、こういうの観たかったのよ! Netflix『ボーイフレンド シーズン2』Ep.13〜15

  • 2026.2.13

ちょっとした時間があるとき、未見の映画やドラマに手を出したいんだけど、分かんないから好きなのを繰り返し観ちゃう……という方。映画ライターよしひろまさみちが実際に観て偏愛する作品を、ネタバレ上等な私見&本音でおすすめしますよ〜。

よしひろさん、「きのう何観た?」 『ボーイフレンド シーズン2』Final

story 北海道釧路。グリーンルームに集まったボーイズたちが、コーヒートラックを営みながら約2カ月の共同生活を送り、恋と友情を育む恋愛リアリティショー。

出演:ボミ、ジョウブ、イザヤ、ヒロヤ、ウィリアム、カズユキ、フーウェイ、リュウキ、テホン、トモアキ(登場順)、MEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実(スタジオ)/現在、Netflixにて独占配信中
© Netflix

エピソード13〜15と総括も。マジ、こういうのが観たかったのよ

『ボーイフレンド』シーズン2、しつこくやってきましたが今回でラスト。総括もしちゃうから、観てない人はネタバレしかないから観てから読んでちょ!
 
シーズン2ってシーズン1にはなかったことが色々起きたよねー。たとえば嫉妬。ウィリアムをめぐって一歩リードのイザヤとグヌヌヌと下唇をかむジョウブ(かんでないけど)、フーウェイをめぐってこれまた一歩リードのボミと涼しい顔してけっこうなダメージのヒロヤなど。あまたある鬱蒼とした樹海のような恋リアですが、よもや清涼感ある森林を見せてくれるとは! となったシーズン1とはえらい違いのスタートダッシュだったのがシーズン2なんですよ。ところがです。イザウィルが早々に(といってもちょっと遅すぎたくらい)グリーンルーム卒業してからの流れは、一気にシーズン1の清涼感。令和ゲイにも昭和&平成ゲイと同じ悩みがあったのね〜的な家族へのカミングアウト問題や、中年ならではの「永続的なパートナーってなんだろ」と自身を振り返るカズユキの自問自答、そしてボイフレならではともいえる“恋もするけど友情が大事”。恋に恋することを楽しみながらも、結論「永続するのは信頼と友情」ということを描いているのがエピソード13〜15なわけです。いやー、よかった。マジ、こういうの観たかったのよ!

テホン先生と距離感のつかめなかったジョウブ。大事な人には素直になるのが大事よ。うふ!

で、最後の更新となった3エピソードでのポイントは、まずは恋パート。テホンがジョウブとイザヤのどっちを選ぶか、フーウェイが心の傷を乗り越えてボミに走れるか。いずれにしても、グリーンルームから3組卒業するかも、ってだけでもシーズン2の大きなポイントでございました。イザウィルが一抜けしたのはさておき、2組を最後まで引っ張るのね〜。そしてテホン先生とフーウェイの選択もお見事だしナイスタイミングでした。なんならもっと観たかったわ。
 

友情パート。こちらのキーマンはトモアキよ。GJとしかいいようがない。雰囲気出来上がってしまっていたグリーンルームに途中参加の陰キャ(愛を込めてこうよびます)というだけでもかなりな勇気でしたのに、最後の最後は完璧なムードメーカーになってたの、素晴らしかったわ。恋する余裕がないほどに自分を見つめる時間になっちゃったもんだから、この友情を大事に育みつつぜひとも幸せになっていただきたい。トモアキとヒロヤの口論からの仲直りは、シーズン2最大の見せ場になりましたぜ!
そしてシーズン2の大テーマとなったのは、家族へのカミングアウト問題よ。じつはこれ、最初からあったのよね。そもそも周囲はみんな知ってて祝福してくれてるイザヤやジョウブ、微妙に家族とは距離があるボミやリュウキなど、絶縁覚悟のカミングアウトを経験しているテホン先生などなど。それぞれの性格や行動パターンが、じつは「家族に受け入れられているか否か」でだいぶ違う、ということを浮き彫りにしていましたの。いや、カミングアウトが全てじゃないのよ? された側の世代にもよるし、受け入れる時間や経験値もそれぞれ違うし、ほんっとそれぞれ事情が違うからこそ「すればいいってもんじゃない」。でも、テホン先生がおっしゃったとおり「自分の人生だから」こそ、自分らしく生きるために超えないといけない壁でもあるのよね。する側、される側の立場双方に寄り添った問題の可視化をしてくれたのが、シーズン2最大のポイントでございました。
 

フーたん、結局好きになる人の条件が概念的でよく分からなかった……がしかし、それでいいのよ、恋って。

恒例となった最後の全員集合おめかしディナーは、不穏な空気だった序盤からは考えられないほどの美しさだし、最終話は全員それぞれが答えを出して卒業していく爽やかさだし。もう言うことなしの大団円。いやー、よかったよかった! シーズン3はもちろんやっていただきたいけど、カズユキ世代からソレ以上を集めたスピンオフも希望! だって、高齢化社会だもん! タイトルは「ラストボーイフレンド」でよろ!(ちなみにそこそこ年齢いってると経験値と知り合いの数が桁違いになるので、シーズンは作れないと思われ。スピンオフで結構です←誰目線!)

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