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「解約する前に絶対見てほしい」Netflix“週間国内映画”ランキングに再浮上!絶え間なく状況が変化していく【ノンストップ映画】

  • 2026.3.19
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左から細田佳央太、のん、草彅剛 (C)SANKEI

3年ぶりに開催されたWBC。今回はNetflixでの独占配信ということで、Netflixへの加入者が増加中だ。侍ジャパンは惜しくもベスト8に終わったが、Netflixを退会する前に映画やドラマを見ようという人が多いようだ。

新規加入者の増加はランキングにも表れている。日本国内映画ランキングでは、『This is I』や『超かぐや姫!』などの新作Netflixオリジナル映画に混じって2025年4月に配信された『新幹線大爆破』もランクイン。SNSでも、「解約する前に絶対見てほしい!」「インフラを支える社会人の活躍がいい」など、視聴を勧める声と実際に楽しんでいる声が上がっている。

※以下本文には放送内容が含まれます。

新幹線を舞台にした密室ノンストップアクション映画

『新幹線大爆破』を見ていると、時間があっという間に感じる。それほどの緊迫感に包まれたノンストップアクション映画だ。

舞台は、新青森発東京行き「はやぶさ60号」。新幹線の時速が100km以下になると爆発する仕組みの爆弾が、何者かによって仕掛けられている。車内には、修学旅行に向かう高校生や政治家、秘書、動画配信者など、さまざまな乗客が乗り合わせている。新幹線に乗り合わせなければ、出会うことのなかった乗客たちが、新幹線という爆弾が仕掛けられた動く密室に閉じ込められてしまう。密室でありながら、刻一刻と状況が変化するノンストップ映画なのだ。

そして、危機に晒されるのは乗客だけではない。新幹線の安全な運行を守るため、乗務している車掌の高市(草彅剛)や藤井(細田佳央太)、運転士の松本(のん)、新幹線総合指令所で働く笠置雄一(斎藤工)や警察や政府の担当者が団結して、危機に立ち向かう。

爆弾が仕掛けられた以上、必ずどこかに実行犯が存在する。命の危機に晒される乗客たち、安全な運行のために各所に連絡を取りながら対応する関係者たちの中に、犯人がいるかもしれない。本作は、ノンストップアクション映画でありながら、犯人は誰なのかを考えさせるサスペンス映画でもあるのだ。

パニック状態の人間の描写と鉄道人たちの矜持

新幹線に爆弾が仕掛けられていることが公表されれば、もちろん乗客はパニックに陥る。政治家と市民がぶつかり合い、肘打ちをされた車掌の藤井まで逆上するというカオス状態に。爆弾が爆発すれば、新幹線に乗っている多くの人が命を落としてしまう。常に緊張感がある状態だ。さらに、時速が100km以下になることを避けるための無理な運転に振り回される場面も。荷物が落ちたり、身体が壁に打ち付けられたりと、見ているだけで恐ろしくなる。

乗客たちはパニックに陥り、我先にと助けを求めるが、犯人が明らかになった終盤では、身を寄せ合って支え合う場面もある。命の危機を感じたときのパニック状態、自分だけでも助かりたいという欲を描きながらも、助かるために協力をする協調性も描かれ、人間の行動の二面性が見える。

そして、危機を乗り越えようと働く鉄道人の描写も魅力だ。乗客がパニックなのに比べ、働く人々は冷静沈着。乗務員や運転手、指令所の人々が状況を俯瞰して最善を尽くす姿には、大勢の命を運ぶ新幹線で働く者の矜持が感じられる。危機に瀕した人間のリアルと危機を乗り越える人間の働く姿の両面が楽しめる映画なのだ。

3月18日時点で、『新幹線大爆破』は週間国内映画ランキングで4位にランクインしている。WBCで緊張感を持ちながら日本戦を見ていた方は、次はぜひ爆弾が仕掛けられた新幹線の行く末を見届けて欲しい。


ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202