1. トップ
  2. 工夫して10秒で計算できる?「1421÷9」→暗算してみて!

工夫して10秒で計算できる?「1421÷9」→暗算してみて!

  • 2026.2.17
undefined

大きな数の割り算、つい筆算を書き始めたり、電卓を探したりしていませんか? 実は「9で割る計算」には、驚くほど簡単に答えを導き出せる魔法のような方法があるんです。

慣れればたった10秒で暗算も可能に。知っているだけで周りに自慢したくなる「インド式計算法」の世界を覗いてみましょう!

問題

この計算を10秒で解けますか?

1421÷9

※商は整数で求め、あまりも出してください。
普通に計算すると少し時間がかかりそうですが……まずは自力で挑戦してみましょう!

解説

正解は、「157あまり8」です。

この答え、実は「足し算」だけで導き出すことができるんです。 その驚きの手順を解説します。

【インド式計算法】
「9で割る計算」に利用できる方法ですが、割られる数のそれぞれの位の和が9以上になると、手順が少し複雑に…!

「1421÷9」の計算では「1+4+2+1=8」で9より小さいので、簡単な計算で求めることができます。
※9以上になる場合は、後述します

割られる数「1421」を、左から順に足していきます。

(左から1桁) 1
(左から2桁) 1+4 =5
(左から3桁) 1+4+2 =7
(左から4桁) 1+4+2+1 =8

あとは、この数字を並べるだけ。なんと、最後の数字が「あまり」になります。

  • 商:157
  • あまり:8

たったこれだけで「157あまり8」という正解にたどり着きました!

和が9以上になる場合はどうする?

先ほどの例は、各桁を足した合計がすべて9以下だったので非常にシンプルでした。
では、次の場合はどうでしょう。

(問題) 4735÷9

手順は同じですが、足し算の結果が2桁になる場合の処理に注目です。

(左から1桁) 4
(左から2桁) 4+7 =11
(左から3桁) 4+7+3 =14
(左から4桁) 4+7+3+5 =19

<仕上げの調整>

最後に出てきた「19」を9で割ります。
この9で割ったあまりが、元の計算のあまりです。
また、9で割ったとき商は一つ上の位(左から3桁の合計)に足します。

そして、足した結果の一の位がその桁の数となり、十の位はさらに上の位(左から2桁の合計)へ足すということを繰り返します。

undefined

これによって導き出された「526あまり1」が正解です。
少し練習すれば、筆算よりも圧倒的に早く解けるようになりますよ!

まとめ

「9で割る計算」を足し算に変換してしまうこの方法。
手順さえ覚えてしまえば、面倒な割り算がパズルのように楽しくなります。

当メディアでは、こうした「知っていると得をする」計算の工夫をたくさん紹介しています。ぜひ他の問題にも挑戦して、あなたの計算スピードを劇的にアップさせてみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」