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揚げ物にレモン、実は「理にかなっていた」! 皮ごと食べられる「国産レモン」の意外な栄養と活用法

  • 2026.2.6

国産レモンは冬から春が旬

秋は緑色のグリーンレモン、冬からイエローレモンが多く出回ります。
秋は緑色のグリーンレモン、冬からイエローレモンが多く出回ります。

一年中、スーパーで見かけるレモンですが、実は国産レモンの旬は晩秋から冬、春先にかけてです。

輸入レモンには防カビ剤入りのワックスが塗布されていることも多く、皮ごと料理に使いたい場合は国産レモンがおすすめです。

ビタミンCだけじゃない! 骨や疲労回復にも

柑橘類の中でトップクラスのビタミンCを含む、レモン。
柑橘類の中でトップクラスのビタミンCを含む、レモン。

レモンには、皆さんご存じの通りビタミンCが豊富に含まれています。

ビタミンCは肌をなめらかに整えるコラーゲンの合成を助ける重要な役割を担っています。コラーゲンは、肌だけでなく、骨の細胞の合成にも関与しています。つまり、ビタミンCの摂取は美肌を助けるだけでなく、骨粗しょう症予防にもつながるのです。

また、ビタミンCは免疫力を高める抗酸化ビタミンとしても知られ、風邪などのウイルス性の病気に気を付けたい冬こそ、積極的に取りたい栄養素の一つ。

レモン1個(種子とヘタを除いた正味重量の目安95グラム)に、かんきつ類の中でトップクラスとなる95ミリグラムのビタミンCが含まれ、15歳以上の男女1日の必要量(推奨量)100ミリグラムをほぼクリアできます(※)。

ただし、これは果皮を含む数値となり、皮ごと食べた場合の含有量となります。一度に取るのは現実的とは言えないので、少しずつこまめに料理や飲み物に取り入れるようにしてください。他にも、レモンの酸味にはクエン酸が多く含まれ、疲労回復やストレスを軽減する作用があるといわれています。

※参照:文部科学省『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』、厚生労働省『日本人の食事摂取基準2025年版』

果肉よりも「皮」に注目

紅茶に輪切りにしたレモンを添えて、リフレッシュ。国産レモンなら皮ごと食べても安心です。
紅茶に輪切りにしたレモンを添えて、リフレッシュ。国産レモンなら皮ごと食べても安心です。

レモンの果皮には毛細血管を強くするポリフェノールの「ルチン」が含まれ、動脈硬化の予防効果が期待されています。

また、爽やかな香りも皮に含まれる芳香成分「リモネン」によるもので、交感神経を刺激して新陳代謝を活発にし、眠気を覚まして頭をすっきりさせる効果があるとされます。

受験生のお子さんがいらっしゃる方、仕事中などにリフレッシュしたい方は、皮ごと輪切りにしたレモンを添えた紅茶や、レモンのハチミツ漬けなどを取り入れ、気分転換を図るのもおすすめです。

揚げ物に添えられたレモンは捨てないで!

カキフライにレモンをたっぷりかけて食べると、カキに含まれるコラーゲンの材料となるアミノ酸、鉄やカルシウムが吸収されやすくなります。
カキフライにレモンをたっぷりかけて食べると、カキに含まれるコラーゲンの材料となるアミノ酸、鉄やカルシウムが吸収されやすくなります。

飲食店で鶏のから揚げやカキフライを注文すると、よくレモンが添えられていますよね。

実は揚げ物料理にレモンをかけて食べると、レモンの香り効果でさっぱり食べられるという「味変(あじへん)」効果のほか、肉や魚介に含まれるミネラル吸収を助けるメリットがあります。レモンに含まれるクエン酸には「キレート作用」があり、コラーゲンの材料となるアミノ酸やビタミン、鉄やカルシウムなどのミネラルが吸収されやすくなるのです。

添えられたレモンの切り方にもよりますが、くし形に切ったレモンが添えられている場合は「皮を下にして」搾ると、皮に含まれるポリフェノールやリモネンの成分が加わりやすくなるでしょう。

(野村ゆき)

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