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「クリニックも自宅も数億円」内科医夫とセレブ妻。保険診療の収入では辻褄が合わない『衝撃の裏側』とは

  • 2026.2.2

筆者の目撃したエピソードです。私の知人Pさんは高級住宅街に住み、1800万円の高級車を乗り回す内科医の妻。ブランド品に身を包み、ファーストクラスで海外旅行を楽しむ彼女の生活に、どこか不自然さを感じていました。保険診療中心のクリニックで、なぜそこまでの贅沢ができるのか。その疑問の答えとは……?

画像: 「クリニックも自宅も数億円」内科医夫とセレブ妻。保険診療の収入では辻褄が合わない『衝撃の裏側』とは

眩しすぎる生活

私の知人にPさんという女性がいます。

Pさんは内科医の奥様で、都内の高級住宅街に住んでいます。

一方、私はいたって普通の主婦。

ある日、ママ友の集まりでPさんと久しぶりに会いました。

彼女は相変わらず、ブランドバッグを持ち、高級ブランドの服に身を包んでいました。

「ねえ聞いて! うちの主人、新しい車買ったのよ。ベンツのゲレンデなんだけど、1800万円もしたの!」

周囲のママ友たちは「すごーい!」と歓声を上げましたが、私は内心、違和感を覚えていました。

Pさんの自宅は、都内でも有数の高級住宅街にあります。その豪邸は軽く数億円はするでしょう。

さらに彼女の夫が開業したクリニックも立派な建物。これもまた数億円規模の投資だと聞きました。

ここで疑問が湧きます。

Pさんの夫は、一般的な内科の開業医です。もちろん、経営手腕に優れた先生が正当な報酬を得ることは素晴らしいことですが、保険診療中心の内科で、短期間にここまで派手な生活ができるものなのだろうか、と。

そう思いつつも私は、疑問を心の奥にしまい込みました。

つのる疑問と口コミ

数ヶ月後、Pさんの生活はますます派手になっていきました。

「今度、海外旅行に行くのよ。ファーストクラスでヨーロッパ周遊! 最高でしょ?」

送られてきたメッセージには、高級ホテルや高級レストランでの写真が次々とアップされてきます。

私はどうしても気になって、医療業界に詳しい友人に「一般論として」相談してみました。

「ねえ、内科の保険診療で、ここまで豪華な生活を送るのって可能なのかな?」

と言うと、友人は慎重に言葉を選びながら答えました。

「真面目に診療に向き合っている先生ほど、経営のバランスには苦労されているのが現実だよ。数億円の豪邸に1800万円の車というのは、よほどの資産家でない限り、保険診療のみではなかなか難しいケースかもしれないね」

「じゃあ、どうやって?」

「うーん、……もし実態が伴っていないとしたら、どこかに無理が生じている可能性はあるけれど」

その言葉を聞いて、胸がざわつきました。

その後、ネット上でそのクリニックの評判を偶然目にしました。

「必要のない検査ばかりされている」

「毎回、高額な薬を処方される」

「同じ症状なのに、他の病院の倍以上請求された」

といった患者さんの不安な声がいくつも見つかったのです。

これだけで判断はできませんが、Pさんの話していた「華やかな成功」とは、少し温度差があるように感じました。

衝撃のニュース

そんなある日、何気なくニュースを見ていると、衝撃的な報道が流れました。

「都内の内科クリニック、保険診療の不正請求で摘発」

画面に映ったのは、見覚えのある建物でした。

何と、その建物はPさんの夫のクリニックでした。

ニュースによると、架空の診療計上や過剰な検査を繰り返し、多額の報酬を不正に得ていた疑いがあるというのです。

信頼して通っていた患者さんを裏切るような行為に、私はテレビの前で言葉を失いました。

消えた知人と教訓

その後、Pさんは姿を消しました。

噂によると、クリニックは閉鎖され、豪邸も車も手放したそうです。

Pさん一家は、都心を離れて静かに暮らしていると聞きました。

ママ友の一人から「ねえ、Pさんのこと、どう思う?」と聞かれて、私は答えました。

「正直、驚いたけど、どこかでずっと無理をしてたのかもね」

「そうだよね。身の丈に合った暮らしが、結局は一番安心できるのかも……」

私たちは、静かにため息をつきました。

私は普通の主婦ですが、家族と笑い合える今の暮らしを、これからも大切にしていきたいと思っています。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2023年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢佑菜
管理栄養士の資格を持つ、2人の自閉症男子のママ。自身の育児環境の変化をきっかけに、ライター活動をスタート。食と健康を軸に、ライフスタイル全般のコラムを得意とし、実体験に基づいたリアルな記事を執筆中。専門的な情報を「わかりやすく、すぐに日常に取り入れられる形」で伝えることが信条。読者の「知りたい」に寄り添い、暮らしを整えるヒントを発信しつづけている。

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