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夫「次期社長の俺に逆らうなら解雇!」すぐ義実家を出た私「喜んで!」1カ月後…夫が出て行くことに!

  • 2026.3.13

夫の実家は小さな会社を経営しています。義両親は、夫に家業を継いでほしいと願っていましたが、夫は拒否、大学卒業後は別の会社に就職しました。
しかし夫は、なかなか仕事が続かず、転職を繰り返し、収入が不安定な生活を送っていました。そんな夫に不安は感じつつも、学生のころから交際していた私は、25歳のときに夫と結婚。結婚したら変わるかも? なんて期待もしていましたが、その期待は見事に裏切られ……。

結婚後も、夫は相変わらずだったのですが、結婚して5年ほどがたったある日、突然「実家に戻る」と言い出したのです。私は、それまで勤めていた会社で経理の実務経験があったため、義実家で義両親と同居し、夫と一緒に家業を手伝うことになりました。

浪費家で、経営のノウハウなどをまったく知らない夫。今まで一社員としても長続きしなかった夫が、果たして会社を背負っていけるのでしょうか。夫が家業を手伝うと告げたとき、義両親は期待よりも不安そうな表情をしていました。

夫から突然のクビ宣告

それから2年の月日がたちました。夫は社長の息子というだけで出世を約束されていると思い込み、仕事は部下に任せきり。義両親の期待に応えて会社を盛り立てようという気概はまったく感じられません。

それどころか、私的な飲み会の支払いまで「会社の経費で落とせ」と要求してくる始末。会社のルール違反であり、税務上の問題にもなりかねないため、経理を担当している私は強く拒否しました。

「次期社長の俺に逆らうなよ?」
「解雇してもいいんだぞ?」

なんて、夫はとんでもないことを言ってきましたが、私はひるみませんでした。

「喜んで!」

「え?」
私は、仕事に活かせる資格をいくつか持っており、これまでの実務経験もあるため、再就職には困りません。「仕事を辞めるなら離婚だ」と離婚届を突きつけられましたが、それもあっさり受け入れました。最近の夫の勤務態度やモラルの低さには、ますますついていけなくなっていたからです。仕事で自分のミスの尻拭いばかり押しつけてくることにも、限界を感じていました。

私の毅然とした態度を見て、夫は急に不安になったのか「社長になる俺を捨てて大丈夫なのか!? お前ひとりで生きていけるのか!?」と焦った様子で尋ねてきました。しかし、私は夫が社長になると、そもそも期待したことはありません。私は、その場で記入した離婚届を夫に突き返し、義実家を出ました。

私が家を出ると…

義両親も夫の不甲斐なさには、あきれていました。私が出て行けば、夫への風当たりが強くなるのは目に見えています。家を出るときに夫にそう告げると、夫は「お前がいないと会社が回らないとでも思ってるのか?」と、私は自分のことを過大評価していると、あざ笑いました。

私が家を出てほどなくして、夫が離婚届を提出。私たちは正式に関係を解消しました。しかし、それから1カ月もしないうちに、義母から連絡があり「あの子(元夫)に任せられる仕事があまりにも限られていて会社が回らない。経理の責任者として戻ってきてほしい」と頼まれたのです。

元夫はまったく知らなかったようですが、私は義実家の会社を手伝うようになって以来、手作業が多かった経理業務に新しい会計システムを導入して作業効率を上げたり、無駄な経費の見直しを提案したりと、実務面で会社に貢献してきました。また、社員たちの悩みを聞くなど、働きやすい環境づくりにも努めていたのです。そのため、現場を支えていた私にどうしても戻ってきてほしいと願われるのは、自然な流れでした。

一方、元夫は何の成果も出さず、周囲への態度も悪かったため、社長である義父から重要な仕事は一切教えられていませんでした。最初から後継ぎとは認められておらず、無条件で社長になれると思っていたのは元夫だけだったのです。

現実を突きつけられた元夫は逆ギレし、「あとで後悔しても遅いからな!」と言い残して、自ら義実家を出て行きました。

勘違い夫の末路

数カ月後、元夫から連絡が入りました。ひとり暮らしを始め、転職にも成功していたようですが、新しい職場でもうまくいかなかったのでしょう。私が後悔しているだろうと決めつけ、「謝るなら戻ってやってもいい」と上から目線。もちろん、もう元夫が戻る場所はありません。

実は元夫が出て行った少し後、修行として同業の他社で働いていた義弟が義実家に戻ってきたのです。こつこつと経験を積んできた義弟は、後継者として本格的に始動。いずれは家業を継ぐために外で力をつけたいと、義弟は自らの意思で目標を実現するために努力していたのです。

義弟の仕事ぶりは堅実で、持ち前のコミュニケーション能力を生かして、あっという間に社員や取引先からの信頼を得ました。まさに上に立つ者としての器を感じます。元夫とは雲泥の差でした。

これから会社を継ぐ義弟を、私は経理の要として支え、一緒に会社を守っていきたいと思っています。義弟が外で築いてきた人脈を生かし、新たな販路拡大にも取り組んでいく予定です。そのため、身勝手な元夫にかまっている暇などありません。

今、会社の雰囲気はとても良好です。義弟は長年付き合っていた女性と結婚することになり、義両親は初孫の誕生を心待ちにして喜んでいます。自分だけ疎外感を感じて苛立つ元夫は、再び私に甘えようと復縁を懇願してきましたが、きっぱりと拒絶しました。私は自分のスキルを頼りに、これからもこつこつと頑張るつもりです。

◇ ◇ ◇

何ごとも慢心せず、地道に努力を積み重ねることが信頼につながるのだと痛感します。自分の立場に甘えて周囲への思いやりを忘れてしまえば、いつか必ずしっぺ返しが来るものなのかもしれませんね。どんな環境においても驕ることなく、日々の仕事に誠実に向き合い、自らの手で確かな居場所を作っていきたいですね。

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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