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2026年アカデミー賞候補から名作まで!勇気をくれる“闘うヒロイン”映画11選

  • 2026.1.30
Aflo / Getty Images

いよいよ2026年のアワードシーズンが到来! 2026年のアカデミー賞を賑わせる話題の最新作からアワード総なめの名作まで、自分の人生を自ら選び取る「闘うヒロイン」たちの映画を厳選。社会のルールや過去のトラウマ、そして自分自身の弱さと向き合う彼女たちの姿は、私たちに“一歩踏み出す勇気”をくれるはず。今のあなたに寄り添う、最高のミューズを見つけて!

『ハムネット』(2025)

『ノマドランド』(2021)のクロエ・ジャオ監督が、シェイクスピアの妻の視点から名作誕生の裏側を描く。薬草を愛し自然と共鳴するアニエスは、型にはめようとする社会や、最愛の息子の死という過酷な運命と闘う。

2026年アカデミー賞では作品賞や主演女優賞を含む8部門9ノミネートで、ジェシー・バックリーの渾身の演技は、深い喪失を再生へと変えるしなやかな強さを教えてくれる。日本では2026年4月10日(金)公開予定。

『アノーラ』(2024)

第77回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞した『アノーラ』。ニューヨークのストリッパーが富豪の息子と恋に落ちるも、一家から「結婚無効」を突きつけられる怒涛の物語。彼女が立ち向かうのは、富と権力で自分を消し去ろうとする理不尽な階級社会。

カンヌを制したショーン・ベイカー監督が描くのは、どんなに踏みにじられても自分を安売りせず、泥臭くサバイブする野性的なヒロイン像。2024~25年のアワードレースを席巻した、パンクで勇敢な作品のひとつ。

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025)

映画史を塗り替えてきたジェームズ・キャメロン監督が贈る最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』。今作でヒロインのネイティリが闘うのは、外敵だけでなく、自分のなかに渦巻く復讐心という心の闇。最愛の息子を失った“灰”の中から再び立ち上がり、憎しみを慈愛へと昇華させる不屈の守護者としての強さ。最新テクノロジーで描かれる彼女の精神的な進化は、見る者の心を激しく揺さぶる。

『ウィキッド 永遠の約束』(2026)

前作がアカデミー賞10部門ノミネートの快挙。今作『ウィキッド 永遠の約束』は、2026年1月のノミネート発表で惜しくも選外となりファンに衝撃を与えたが、世界中で記憶に残る名作として熱狂を呼んでいる。

ついに完結する「悪い魔女」エルファバ(シンシア・エリヴォ)の物語。彼女が挑むは、独裁的な権力者の嘘と、自分を“悪”と決めつける世界の偏見。たとえ誰からも理解されなくても、虐げられた者たちのために声を上げ、空高く飛び立つ彼女の強さは、まさに孤高のヒロイン。自分の正義を信じる強さが、見る人の魂を震わせる。

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)

第95回アカデミー賞作品賞・主演女優賞など最多7部門受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。破産寸前の主婦エヴリン(ミシェル・ヨー)は、人生の未練や虚無的な自分自身と闘う。オスカーを席巻した本作は、カオスな世界を“優しさ”という最強の武器で生き延びる新しい強さを提示した。平凡な毎日のなかにこそ、運命を変える魔法が隠されていることに気づかせてくれる。

『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)

グレタ・ガーウィグ監督が、古典的名作を現代の視点で再構築した『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。作家を夢見るジョーが闘うのは、女性の自立を拒む19世紀の社会。ペンを剣のように振るい、自分の人生を誰にも譲らず“自分の物語”として完結させる独立心だ。

シアーシャ・ローナン演じるジョーの熱量は、キャリアを切り拓こうとするすべての女性に、時代を超えた勇気を与え続けている。第92回アカデミー賞衣装デザイン賞受賞、主演女優賞ほか5部門ノミネート。

『バービー』(2023)

同じくグレタ・ガーウィグがメガホンを取った『バービー』は、第96回アカデミー賞歌曲賞受賞、作品賞ほか8部門ノミネート。ワーナー史上、世界興行収入No.1を記録し、社会現象に。

全人類のアイコンであるバービー(マーゴット・ロビー)が、完璧な世界を飛び出して“自分自身の意志”を探す旅へ。女性に完璧さを求める社会の呪縛と、変化への不安と闘う。理想の役を演じるのをやめ、不完全なひとりの人間として生きることを選ぶ彼女の決断は、全女性を肯定してくれる最高のエンパワーメント。

『TAR/ター』(2022)

天才指揮者としての頂点から転落していくリディア・ターの、圧倒的な心理サスペンス『TAR/ター』。彼女が立ち向かうのは、時代の変化と自分自身の傲慢なまでの才能。

決して“正しい”ヒロインではないけれど、すべてを失ってもなお芸術という神に仕え、タクトを振るい続けるプロフェッショナルとしての狂気的な強さが描かれる。ケイト・ブランシェットの怪演は、第79回ベネチア国際映画祭女優賞受賞、第95回アカデミー賞主演女優賞ノミネートされ、高く評価された。

『クルエラ』(2021)

『クルエラ』は、ディズニー史上最もファッショナブルで悪名高きヴィランの誕生秘話。彼女が立ち向かうのは、自分を型にはめようとする古い権威やトラウマ。悲劇さえもパンクな創造力に変え、自分自身を「クルエラ」として再定義する圧倒的なセルフプロデュース力が彼女の強さ。オスカーを受賞した豪華絢爛な衣装を武器に、反逆の旗を掲げる姿は最高にスタイリッシュ!

『スペンサー ダイアナの決意』(2021)

王室の伝統という檻の中で、ダイアナ元妃が下したあるクリスマスの決断を描く『スペンサー ダイアナの決意』。彼女は、個性を抹殺しようとする巨大なシステムと、壊れそうな自分自身の心と向き合う。王妃という称号よりも、自分自身であることの尊厳を選び取るその強さ。クリステン・スチュワートが演じるダイアナ元妃の“魂の逃走”は、自分を見失いそうな現代人に強烈なエールを送る。第94回アカデミー賞主演女優賞ノミネート。

『燃ゆる女の肖像』(2019)

第72回カンヌ国際映画祭脚本賞・クィア・パルム賞受賞した『燃ゆる女の肖像』は、18世紀を舞台に、望まない結婚を控えた貴族の娘と画家の鮮烈な恋と別れのストーリー。

彼女たちが闘うのは、女性が自由に生きることを許さない男性中心の社会と、避けられない運命。肉体は引き裂かれても、見つめ合った記憶を一生消えない芸術として心に刻む知的な強さ。セリーヌ・シアマ監督が描く、誰にも支配されない内面的な自由の美しさは、見る者の価値観を揺るがす。

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